Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

「いよいよきたわ」

2008年07月21日 | 人生・幸せ・老い・お付き合い
先日、久し振りに友人Aと出会った。

「元気にしてる?」とお互いに言った後、それぞれの近況を話した。

友人Aは、「うちもついにきたわ。」
彼女の事情を知っている私にはそれが「親の介護が始まった」という意味だとすぐにわかった。

お父さんが入院されて、お母さんが毎日病院(病院は家から車で10分程度の所だそうな)へ通っていて、それを援助するために、7月の初めから娘と息子の嫁のうちの誰かが故郷の家に詰めているとのこと。(ご両親とも80歳を過ぎていらっしゃるらしい。お母さんも心許ないことだろう。)

しかし、お父さんが入院中の今よりも、退院されて家で介護するようになったときの方がお母さんの負担が大きいのでは‥。
つまりこれからずっと(ペースをつかむまでというならよいのだが)娘と息子の嫁のうちの誰かが詰める必要があるようになるのではないかなと思ってしまった。

これは決して他人事ではないわけで‥。

私の年代の友人はみんな、親の介護がいつわが身にのしかかってくるか‥ということを頭のどこかに置きながら日々生活している。

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