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   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

イタリアへの旅(その17:7日目 ローマ3→大阪)

2014年05月12日 | 
7日目 ローマ3→大阪

空港へ向かうために集合するまで数時間がありましたので、国立絵画館(バルベリーニ宮殿)へ行くことにしました。







サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂  






オペラ座  

   

              

ナツィオナーレ通り、デプレティス通り、クアットロ・ファンターネ通りを歩きました。







イタリアで見かける手書きの数字は、「1」と「4」が特徴的です。
          



交差点にある4つの噴水  

        


テヴェレ川、アルノ川、ダイアナ、ユノを表し、通りの名『クァットロ・フォンターネ』は「4つの噴水」を意味するそうです。



帰国して読んだ『歩いてみつけた イタリア都市のバロック感覚』(陣内秀信著)で、この峠の四つ角にあるのが、ボッロミーニの傑作「サン・カルロ・アッレ・クァット・フォンターネ聖堂」だと知りました。

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「二層からなる湾曲したファサードは、下層と上層でエンタブラチュアのそれぞれ異なる鋭いうねりを示し、揺さぶるような壁面の動きで眼前に迫ってくる。聖堂の内部に入ると、幻想的な雰囲気に満ちた空間全体の統一性に心を打たれる。縦長の楕円形…」

          『歩いてみつけた イタリア都市のバロック感覚』より引用

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四隅に人物やヤシの彫刻で飾られた噴水があるのには気がつきましたが、聖堂は認識していません。

次回ローマに行くことがあれば、この教会をじっくりと眺めてみたいと思います。





国立絵画館(バルベリーニ宮殿)はまだオープンしていないので、バルベリーニ広場へ向かいました。



       



トリトーネの噴水  

         

バルベリーニ広場の真ん中で、ホラ貝から水を力強く吹き上げる海神トリトン。4頭のイルカが支える貝殻に座っています。

ヴェネト通りを歩きました。

蜂の噴水   

            バリベリーニ家の紋章の3匹の蜂

サンタ・マリア・デッラ・コンチェツィオーネ教会(通称骸骨寺)

    

             

             

地下にはカプチン派の修道士4,000人分の遺骨が5つの堂に納められていて、天井のシャンデリアや壁一面が人骨で飾られているそうです。

死の匂いに満ちた空間とはどんなものかしら…と思い、見学してみたかったのですが、相方が「トイレに行きたい」と言い出しましたので、急いでトイレのある国立絵画館へ戻ることになってしまいました。

国立絵画館    

    バリベリーニ家の紋章の3匹の蜂  

現在国立絵画館となっている建物は、バリベリーニ家出身の法王ウルバヌス8世の私邸として1633年に建てられたバロック様式の宮殿で、完成までに9年かかったそうです。


ファサード右側のらせん階段はボッロミーニの設計  

             

印象に残ったのは…

『ラ・フォルナリーナ』ラファエロ

『聖母子』フィリッポ・リッピ

『ヘンリー8世の肖像』ホルバイン

『ホロフェルネスの首を切るユーディット』カラヴァッジョ

2階の大サロン天井画『神の摂理の勝利』



国立絵画館の裏側です  




集合場所の三越へ向かいます。

赤や黄色の2階建てオープンバスが走っていました  

ピザ屋さんの前で    ミニトマトが本物っぽい感じでした

モディリアニ展があるようですね  

集合場所ローマ三越に到着  




みんなでゾロゾロと歩いてバスへ向かいます。

テルミニ駅正面の先、ディオクレティアヌスの浴場跡の遺構は、ローマ国立博物館の一部になっているそうです。





バスに乗車しました。



ローマ国立博物館の左に回ると広場に面してミケランジェロにより再構築された教会「サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会」が建っています。



サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会は、古代ローマの遺跡ディオクレティアヌス帝の浴場跡の大浴場部分に、1562年ミケランジェロの設計で建てられた教会です。











城壁の外側  

テヴェレ川  


ローマ空港  





機内食  

             







関西空港  

AZ792便はずいぶん遅れて到着しましたが、無事帰国!!です。 




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