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   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

ドラッグストアで(その3)

2018年10月03日 | 雑文
ドラッグストアから出て、駐車場へ行くと、車のドアの開閉部に寄りかかるような感じで80歳ぐらいの女性が立っていました。

気分が悪いのかしらと思っていると、女性が車にやってきて、無言でドアのロックを解除。

老女は、レジを済ませて戻ってくる運転手(多分息子の嫁)を待っていただけのようです。


数分間立って待つということが、年齢が高くなった人にとっては大変なことなんだと、しみじみ思った出来事でした。

これが「その歳にならないとわからない」ということですね。


それでも、ドラッグストアに行って商品を選ぶだけの元気があること、連れてきてくれる運転手がいることは大いなる幸いです。

これが「大いなる幸いである」ということをその老女は自覚しているでしょうか。

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