Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

平成6年

2019年04月23日 | 人生・幸せ・老い・お付き合い
部屋の片付けをしていました。

箱の中から、平成6年の年賀状がたくさん出てきました。

1枚ずつ見ていると、宛名はほとんどすべて手書きです。
まだPCが一般家庭に普及していなかったということでしょう。
「ああ、あの人はこんな字を書くんだったなぁ…」と、懐かしく、1枚ずつにその人の呼吸が感じられます。

私も最近は年賀状に宛名シールを貼るようになってしまいました。
便利さと引き換えに失う物の大きさ多さ重さを思います。

二十数年前がよい時代だったと言えるかもしれません。

古いはがきや手紙は、「ああ、こんな時代が確かにあったなぁ…」と思い出されて、いいものです。
故人の手はなおのこと、いとおしく思えます。
しばし私の前を通り過ぎて行ってしまった人たちのことを偲びました。
生きている限り私信は捨てずにおくものだと思いました。



未使用のはがきと書き損じたはがきもありました。

1994年、はがきは41円だったのですね。
     
今は62円。もうすぐ63円になるそうな。

なんとかわいい犬  




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする