Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

「望むようにならない」ということ

2022年08月28日 | 人生・幸せ・老い・お付き合い

コロナワクチン接種をしました。

今回は初モデルナです。

今までは、横になりたいと思うほど高い熱は出なかったのですが、今回は翌日38.1度の熱。

インフルエンザに罹患した時よりはずっとましでしたが、一日中ぐったりしていました。

 

食欲もなく、その日、口にしたのは、リンゴ、バナナ、水、茶。

 

脱水症状の怖さを知っている私は、ベッドから叫びます。

「水を持って来て! このままでは脱水状態になるかもしれない」

彼は、すぐに水を持ってきてくれました。

しかし、いつも私がお出かけの時に使っている真空の水筒です。

これでは横になったまま飲めません。

「ペットボトルに入れて来て」と再度頼みました。

 

私はせめてリンゴでも食べなくてはだめだと思い、「リンゴを剥いて」と頼みました。

すぐに剥いて、ベッドに持って来てくれました。

細かく刻んであります。

食べやすいようですが、これでは何度も器の中を確認してリンゴにフォークを突き刺さねばなりません。

つまり、横になったまま、何度も頭の向きを変え、フォークを動かさなくてはなりません。

それが嫌だから、私は以前から「こういう時には、1/4個のリンゴにフォークを突き刺して持って来てほしい」と、お願いしているのですが…。

 

些細なことが自分でできなくなるだけでも辛いものです。

そのひとつひとつに感謝の言葉を言わねば、「してあげているのに、『ありがとう』もない!」と言われます。

 

夕食は、起きて来てリビングで食べました。

ダイニングのイスよりも、床に座って食べる方が楽ちんだからです。

ソファに背中を支えてもらえますからね。

おかゆ、漬物、ゴーヤ佃煮、葛きりのデザート。

 

次の日の朝昼食は、リビングで、トースト、ヨーグルト、おかゆ、漬物、ゴーヤ佃煮、野菜ジュース、リンゴ、トマト、きゅうり。

夕食は、夫の作った冬瓜と鶏ひき肉の炊いたん、フライパン焼きかぼちゃ、卵焼きをダイニングで食べました。

でも、お酒を飲もうと思わないのがまだ本調子ではない証拠です、

 

そんな病み上がりの私に、夫は「たまにはお風呂、洗わない?」と言いました。


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