Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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マセラティ初のハイブリッド車は如何に ~ギブリGT グランスポーツ~

2022-11-11 19:23:06 | 成約御礼

2021y Maserati Ghibli Hybrid GranSport 

8AT 外装ビアンコ 内装レッド/ブラック 走行8,500km

成約済みのお車でございますことをご了承ください。

 

マセラティ初

マイルドハイブリッド(2.0リッターターボ+48Vハイブリッドシステム)を

搭載したレアなイタリアンプレミアムをご納車させて頂きました。

 

グランスポーツはスポーティグレードの意となります。

 

昨年2021年にデビューしたてのモデルということもあり、

2022年11月現在で広告媒体には14台しか出ておりませんでした

(業者オークションにも出品無し)。

そのほとんどが認定中古車(ディーラーさんからの販売)ということで、

仕入れは難航しましたが

オーナーさまの(とホリイトレーディングの??)コネクションのおかげで、

なんとか入手に至りました。

 

関係者の皆様のご厚意に感謝致します。

 

マセラティ2021年モデル(ギブリ・レヴァンテ・クアトロポルテ)の

中ではエントリーモデルにあたるギブリGTですが

新車プライスはなんと 1106万円 のプレミアムカー!

それに加えこの車両はメーカーオプションてんこ盛りということで嬉しいパッケージです。

リセールも悪くないでしょう

 

オーナー様につきましてはご成約を頂き、誠にありがとうございました。

 

気になる詳細を見ていきましょう!

 

 

 

<外装>

 

全長4971×全幅1945×全高1461mm ホイールベース2998mm

フロントはダブルウィッシュボーン式、リアはマルチリンク式 

 

 

ノーマルギブリとの外観の違いは何処に?

 

 

Cピラーのマセラティエンブレムや

Fフェンダーの三連エアベントが、ブルーで彩られています。(このあたりのみでしか見分けがつきません)

さりげないアクセントなのです。

 

外観以外では、音を聴くか、

エンジンルームやトランクルーム(ハイブリッドシステムが底に収められています)を

覗かないとわかりません。

 

 

オプションの21インチTITANO(チターノ)ホイル

 

タイヤはピレリのP ZERO

(フロント)245/35R21(リア)285/30R21

FR車らしく後輪に太いタイヤを履きます。

 

走ると多少ダイレクトに路面情報が伝わりますが、

エアサスの恩恵か、これだけ大径ホイールでも、乗り心地面は問題ないです。

 

「グランスポーツ」の標準サイズは

(フロント)245/40R20 /(リア)285/35R20  

 

ベースグレードのギブリは18 インチだったはずなので、かなりのインチアップですが

さすがの迫力ボディなので21インチを履きこなしています。

 

 

キャリパーはGTでは(先ほどのエンブレムの例のごとく?)ブルーが標準のようですが、

グランスポーツではレッドキャリパーとなっております。

内装レザーカラーと統一感があり◎

 

リアビューを見ていきましょう

さりげないブーメランテール 

4本出しマフラー

 

 

ちらッ

 

エンドで2本ずつになっていますね。

スポーツモードで排気音が変わるので、

このあたりのバルブで排気経路を変えているものと思われます。

(参考画像)たまにこのような4本出しもありますので

 

 

17万円のオプション、パワーサンルーフも付いています。

 

 

ガラスコーティングもしましたので、

このあたりの汚れやすいディティールも綺麗です。

 

 

<内装>

 

ビアンコ(白)で落ち着いたボディに

このロッソ(赤)でアクセントがあり色気のあるインテリア、好印象です!

ロールキャベツ男子的?

 

フルプレミアムレザー(オプション26万円)

シートの他、ダッシュボードやドア内張もレザー。高級家具でしょうか。

 

ちなみに4枚のドアには半ドアでも自動で閉める「ソフトクローズドア」なるものが付いていました。

※グランスポーツは標準装備

 

国産車のパワースライドドア以外で初めて見ました。

 

剛性があり重量のあるドアなので、閉める時も乗り込むときも、結構役立ちそうです。

 

 

harman/kardon社 プレミアム・サウンド・システム(オプション13万5000円)

車内に10個スピーカー配置されているとのこと。

BMWやメルセデスのドイツ勢のオプションによく採用されているイメージでしたが

現行ジュリアやステルヴィオにも採用されていますね。

 

ギブリ後期仕様の内装

 

 

左:後期 右:前期

(初期型レヴァンテ左ハンドルですが比較のため並べてみました)

 

ディスプレイが10インチ超と大きくなり、よりタブレットのように使い易くなりました。

セレクターレバーのデザインも変更されていますね。

タッチパネルのシステムが使いやすくなった他、

従来は有線でしか対応していなかった Apple CarPlay が

無線(Bluetooth)に対応した点が、個人的高評価ポイントです。

 

 

360°カメラ(トップビュー)も、全長5m弱の大柄ボディでは重宝します。

 

 

 

ステアリングスポーク右

メーター部ディスプレイの表示切替や、音声コントロールのスイッチ

(音声コントロールはそこまで賢くなく出番は少なそう)

 

左右のスポーク「裏」には音楽のボリューム調整、

スキップ、バックのスイッチが付いています〇

 

ステアリングスポーク左

「ハイウェイアシストシステム」のスイッチ

 

アクセルブレーキの他、操舵(レーンキーピング)もアシストしますので

「自動運転レベル2」相当のシステムです。

 

(ユーザー様向けになりますが)

スイッチが多く取っ付きにく印象ですが、簡単には

①上段中央のスイッチでスタンバイ

②下段左のダイヤルを下(SET)

で、自動運転スタートです。

 

十分実用レベルに仕上がっている自動運転

慣れると、遠距離や渋滞の際、手放せなくなりそうです。

 

一定時間ステアリング操作が認められないと(ドライバが手を離しきっていると)

警告の後、自動運転が終了しますのでご安心を。

 

 

 

ディティール

 

ZF製8AT

性格上指紋が気になるが、美しいピアノブラックのパネル

隠れていますが、セレクターレバーの上にハザードスイッチがあり押しづらいw

スカイフックサスも付いております(グランスポーツ標準)

※パーキングスイッチの上のスイッチ

 

「スポーツモード」では排気音がやや大きくなり、アクセルレスポンスの向上が体感できました。

※スカイフックサスの上のスイッチ

スカイフックサスもスポーツモードになり締まった足になります。(ガチガチではない)

 

芸が細かいシリコン素材のキーカバー。

ディーラーさんが用意したものでしょうか?

 

 

ワイヤレスチャージシステムなるもの。(スマホのワイヤレス充電)

 

私のスマホ(iPhone11Pro)では走行中動いてしまい充電できなくなることもしばしば、

レイアウト的にスマホが熱くなる点も気になりました。

急ぐ場合は右にある従来の有線ポートでするのが吉!

 

写真で分かりづらいですが、ルーフライニングはアルカンターラ

 

  

リアシートに座ってみたの図(運転席は中間くらい)

足回り、頭上の高さも快適です。

 

500Lのラゲッジスペース

 

この車両、ツーリングパッケージなるものも装備しており、

トランクがキックアクションで自動開閉します。感度も〇

両手が塞がっているときに重宝。

「ツーリングパッケージ」内容:

フロント・シート・ヒーター/イージー・エントリー・システム/電動トランク・リッド/電動調節式ステアリング・コラム

 

 

 

<機関>

いよいよハイブリッドシステムの御開帳です。

トランク下をめくってみると、、

48V電気システム(48Vバッテリ、DCコンバータ等)が搭載されてるようです!

※右の黒いバッテリーは、通常の補器類用12Vバッテリー

重量バランスの為、

重いハイブリッド用の48Vバッテリーはあえて

トランクルーム内に持ってきたものと思われます。

 

パンク修理キットもさりげなく収まっていました。

 

 

エンジンは 2.0リッター直列4気筒DOHCターボ 

ベースエンジンはアルファロメオ ジュリア ヴェローチェと同じとか。

 

「2.0リッターMHV(マイルドハイブリッド)のマセラティって大丈夫そう?」

 

2tある大柄ボディに、2.0リッターは厳しいのではと思ったのですが

十二分なパワー(330馬力)を発生します。(330ps/450Nm)

普通に速かった(笑)

 

(参考)レヴァンテベースグレードの3.0リッターV6エンジン(350PS/500Nm)

 

いくらモーターのアシストがあるとはいえ2.0Lダウンサイジングターボエンジンで

330馬力はどうやって出しているのだろうか?

 

同じ48Vシステム+ BSG を搭載した

メルセデスのE300アバンギャルド(2.0L直4ターボ BSG搭載)でも

十分なパワーですが 250馬力 ほどです。

 

※《BSG(ベルト駆動のスタータージェネレーター)》

このモーターで発進時や加速時にアシストする。

画像はイメージ

 

調べてみると、ギブリGTには48V+BSGに加え「eBooster」なるものが搭載されていた。

《電動コンプレッサ「eBooster」》

※48Vで稼働する電動スーパーチャージャーのようなもの

 

これがBSGに加え、

過給機としてさらに強力に発進時、加速時にアシストを入れているということらしい!

 

すごいのは、実際走ってみてもモーターやeBoosterの介入はあまり分からないので

あくまで自然なパワー感です。

言われなかったらMHVとは気づかないで、きっとNAの3.0Lくらいの車と思います(^^;)

シフトアップダウン時のショックも殆ど感じません。

 

<総括>

ギブリ ハイブリッド

MHVにはV型エンジンの官能的なサウンドは無いものの、

十二分なパワーで、CG代表 加藤哲也さんの言葉を借りると、

 

「社会性を持って運転できるので、非常に大人っぽいしありがたい感じ」

 

スマートな大人の選択肢の一つになるであろう、ラグジュアリーサルーンでした。

 

この度はご成約、誠にありがとうございました。

 

by インターンN


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