納車整備も佳境の75V6エヴォ仕様
少々ややこしいイタ車の修理は、そう簡単ではありません。
それはスキルよりもパーツ集めから荷が重いのです。
ズルガタのファンモーター軸受
軸受がガタガタでシロッコファンがケースに当たるという由々しき症状でした。
同じ75でもV6とTSでは異なるパーツですから困りました。
新品モーターをGET!
探せばBOSCHEから比較的お財布に優しい価格で供給されていました。
これは、パーツさえ有れば特に難しくはありませんが、75(ミラノ)に関しては欠品パーツが多いので色々と苦労します。
古めのジュリアスーパー
ミッションからのオイル漏れがひどく、過去にもO/Hしております。
シーリングだけでは完治しないミッションケースまで交換を強いられました。
二度目のO/H?
今回は、いわゆるギア鳴きなどのお決まりのO/H依頼でした。
通常であれば、シンクロやスリーブを交換すればNPですが・・
ギアやフォークも駄目
こちらはストックのミッションから部品取りをして凌げました。
そう簡単には入手出来ないパーツです。
パンダ100HPのデフが壊れた
ドライブシャフト付け根からのオイル漏れで、当然のごとくシールを疑いましたがNPでした、
シャフトが偏心して回るという、これまた由々しき事態でデフをバラすることを強いられました。
B/Gが崩御
更に・・
ケースまで被害が
ケース交換は非現実的な修理です。
調べたら、セレミッションと互換性があるようで、ストックのセレミッションをバラして使う予定です。
GETした2,000エンジン(腰下のみ)
PF氏に作業依頼している2,000GTVのエンジンのブロックが良くないのでした。
誤魔化して使うのが通常かもしれませんが、やはりせっかくのファインチューニングには、完璧にしたいところ
でした。
最終型ジュリア2,000エンジン!
いわゆる115SPIDERのエンジンでノルド4気筒では最も新しいことになります。
綺麗なブロック
画像判定では、PF氏の合格サインを頂きました。
現物は、輸送中ですが、ちょっと肩の荷が下りたDrです。
パーツ集めはDrの担当です。
かなりのネットワークがあると自負しておりますが、頭貝割れ大根は必須になります 。
手間取るパーツ探しの時間は修理代に反映出来るものでもありません。
トータルすると部品探しと手間取る作業で、かなりの時間を費やしております。
もう少し工賃を頂いてもバチが当たらないのではないでしょうか!?。
・・と日記に書いておきましょう(笑)。