
ファリーナ作の格好良いボディ

ショップとしては初グランーリズモになりますが、今回はご縁があり入庫しました。
マセが好きであろうと無かろうと、一目置くに値するデザインでしょう。
この格好良いボディにフェラーリエンジンですから、予算があれば一度は味わっても悪くありません。
ちょっと気になるのは、格好良い外観と中身が比例するのかというところですが、これに関しては後述します。

2008y 6AT RHD 走行1.1万km! 検査29/3
7年落ちですが、走行僅か1.1万kmの素晴らしいコンディションです。
ボディカラーもレアーなワインメタリックで、白黒人気から言うと外れてるかもしれませんが、むしろ有りふ
てない綺麗なカラーだと思います。
あのナローポルシェで言えば、まさにバーガンディということになりますから玄人向けかもしれません


標準の19AW付

マフラーはノンオリジナル

レアーなRHD

乗れる後席
従来、日本市場での輸入車のRHDは一部で蔑視されておりました。
特にスポーツカーでは尚更でした。
しかし、近年RHDは日本でも市民権を得たようで、AA相場でもRHDがLHDより高いという逆転現象が起きました。
最も、これは一般的なサルーンの場合で、生粋のスポーツカーではそこまでには到りません。
それでも、その差は縮まってるようで、このマセにしても徐々に相場は近づいてるようです。
個人的に、MTならともかくATであれば特にペダル配置やブレーキフィールに問題がなければNPでしょう。
クルマ屋オヤジでもRHDのほうが便利で良いという人もいるくらいです(汗)。

ピレリPゼロは交換済

泣く子も黙るクライスジーク付 出口はチタン

純正マフラー積み

見えないエンジンw 4,244cc、405PS/7,100rpm、47.0kgm/4,750rpm

インパネデザインはGOOD

早速乗ってみた 町内
結論から言いますと、このG・ツーリズモは立派なドライバーズカーに仕立て上げられてました

特に乗せられ感のある(MBのように)同系4ポルテと較べると、一線を画すものでした。
それは決して、4ポルテのクーペ版ではなく、別物と言っても良いでしょう。
全体的に乗り易く、パワーも緩急自在というところです。
ハンドリングは理想的なニュートラルに近い弱アンダーで、乗り後心地もしなやかと言えるものでした。
クライスジークマフラーはアイドリングではおとなしい音色ながら、吹かすと吼える今風セッティングです。
Drのインプレッションを検証すべく、ネットで調べたらCGのK村さんという方が的を得た記事を書いてました。

click!
この方は、さすがCG編集部員のようで、おクルマをよく理解されてるようです。
ちなみに、DrもCG編集部員になる予定がありましたが、夢は敵わずクルマ屋オヤジになりました

話を戻すと、このG・ツーリズモは予算(重要)が許せば、一度は乗っても良い作品でしょう。
高価であるのが難点ですが、むしろ高価だからこそ値打ちがあるのではないでしょうか。
予算不足の方は、今からG・ツーリズモ貯金をすることをお奨めします
