
ツルツルピカピカ
変身前のDUETTO
ご契約からなんと二年の歳月を必要としましたが何とか完成出来ました。
時間の掛かった大きな理由は、やはりボディがらみであったことが大きいです。

お尻がチャーミングダス
旧車のボディワークは鈑金屋も嫌がる傾向があります。
その理由は手間隙がかかる割りに請求がしにくいからです。
メカは基本的には自社ですが、こちらも日常の車検や一般修理の合間となりますので、
勢い後手に回ります。
今回は一度たりとも催促されなかったクライエント様に感謝する次第であります。
DUETTOレストアのコンセプトはやはりオリジナルに忠実は当然なのですが、プラスαの
魅力も求めました。

当時物新品のテールランプ

こちらも当時物新品

こちらはリプロ品w

さりげなくリニューアル
一応、シートやドアトリム等は純正仕様にてリニューアルしました。
ステアリングも当然オリジナルで雰囲気をアップさせました。
本当はもっと手を入れたい箇所もありますが、パーツの入手難もあり、今回はこの辺り
でご勘弁をというところです。

シリーズ最強の1750エンジンに換装 リザーバーはノンオリジナル
オリジナルは1,600でしたが、よりプラスαを求めて好バランスの1,750をPF氏にフルOH
&ファインチューニングして貰いました。
フルバランス済みのエンジンは驚異的に静粛かつスムーズに回ります。
車体ベースはUS仕様ですが、全てEC仕様にモディファイしました。
冷却水リザーバーの位置には本来分割式エアクリーナーが付くのですが、筒型純正に
変更した為に、空いたスペースにリザーバーを付けました。
違和感は無いと思いますし、実用的にはbetterであります。

デフもOH調整(by PF) ダンパーはKONI赤を新調
本来はダンロップ製のブレーキですが、全てATEに変更してます。
デフも2,000のノンスリ付きに交換しました。
実はパーツ一式調達のためにSPIDER2,000USを部品取車に一台買い込みましたw。
その他メカはTM、クラッチ、サスペンション等全てOH済みです。
TMは社外シンクロの具合が悪くて、二度もOHする羽目になりましたが、おかげで完調に
なりました(作業byPF氏)

もちろん快調!
エンジンチョイ掛け移動でも決してプラグがかぶるようなことはありません。
いつでも、安定したアイドリングから上限までストレス無しに吹き上がります。
運転席ではアイドル時はエンストしたかと錯覚するような静粛なエンジンです。
今回の目玉はやはりこのエンジンでDUETTOにプラスαを求めたことです。
今回はクライエント様から特に予算制限がなかったので、比較的自由に作業をやらせて
頂きました。
しかし、法外な請求も出来ないので、常識内での出来る限りリーズナブルな請求を
するべく頭貝割れ大根状態で孤軍奮闘中ですw。
どちらかいうと作業は単品で複数回をこなすよりは、まとめて一度のほうがお徳です。
今回も車両利益は絶対的に確保したいところですが、その他の付加作業はオマケみたい
なものになるのが通例です

。
但し、まとめて作業はど~しても高額になるので、ご予算に応じて一つずつも、それはそれで
良いかなと思うDrであります。(←どっちやネンw)
■総括(オマケw)
企画制作;Dr
全般作業&構造変更;自社
ボディワーク;テクニカルオート
内装作業;開原工作所
E/G、M/T、デフ担当;PF氏
最終調教;PF氏
クライエント様;常連様
以上、皆々様ホントにお疲れ様でした!
。