1983y アルファロメオ GTV6 2.5リッター ガンM 5MT
走行約13.5万km 車検R4/11 価格応談
以下は入庫時のコメントです。
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精悍なフロントマスクが二重丸!丸目4灯ヘッドライトは今では
なかなかないですね。やっぱりこの時代エッジィなデザインが秀逸。
不自然なボンネットのふくらみが迫力満点。エンジン上部が収まりきらないのです。
同型でGTV2.0DOHC4気筒は、ボンネットのふくらみがありません。
独創的、武骨な外観 1975~1984年頃までつくられていました。
このボディ色以外は、サイドモール下はグレー(マット)でツートンになっています。
アルフェッタ系のデヴュー当時、日本では1800ccツインキャブレター仕様で、その後2000cc
インジェクションになり、同時期にあたりから2500㏄も加わりました。
横から見るとAピラーに三角窓、開きません。次ドアガラス、これはパワーウインドウ、
Bピラー後ろはほぼ正方形の窓で開きますが、手動で回す物の形が変でロータリーのピストンみたいなんです。
それを回すのですがその回数と降りていくのが合っていません。ホントですよ。
次にCピラーの窓、開きません。冷静に見ると変わっていますね。
足回りは、Frトーションバー式、Rrスプリング式
V6はPCD98、5穴、4気筒はPCD98、4穴。デザインは同一。
前タイヤとフェンダーの間が広いので少しだけ調整してフロント
ドロップにした方がベストでしょう。
純正15インチアルミ。ほとんど隙間のないディッシュな感じ。
後タイヤとフェンダーの間は正常ですね。
好みはあると思いますが、ウッドのステアリング、シフトノブで統一しています。
純正レカロ製のシート、ネット式ヘッドレスト。
この頃の年式のクルマは、暖房冷房別タイプなのでエアコンではありません。
クーラーになります。
元々ステアリングは革巻きなのですが、2000㏄はウッドハンドル、ウッドシフトノブなのです。
初期型はこの組み合わせでした。
ダッシュボードは少しだけクラックが入っていますが、軽傷です。
今は、ダッシュボードのリペアも可能になりました。
4人乗りですね。
木製を強調しますが、やはり旧車には似合う気がします。
でも夏熱く、冬冷たいという短所も・・
見た目重視であれば良いかもです。
アルフェッタ初期からテールレンズが変換されています。
テールパイプは、古き良き時代にいろいろな車種に装着されて
いたANSAが付いています。
リアゲートバンパーは他に類を見ない変わった仕組みになっています。
これもこだわりかもしれません。
タテ置きトランスアクスル方式(駆動)V6 SOHC 2500cc
アルファロメオ史上(キャブを除く)一番良い音を奏でるクルマだと思います。
(あくまで個人の感想です。他のアルファロメオにお乗りの方には失礼します。)
3万kmほど前にエンジンO/H済みと記録簿に記載されています。
他にもいろいろ整備記録あります。
ご存じかなと思いますが、ジュリア系とトランスアクスルの大きな違いがあり、
ジュリア系はエンジン前、ミッション前、デフ後ろに対して、トランスアクスル方式は
エンジン前、ミッション後ろ、デフ後ろの配置です。よってミッションが後ろに
位置していますので前後重量配分が良いのです。
これも好みがあって、「やっぱり正統派FR(ジュリア系)だ!」と仰る方々が多いと思います。
最近はクルマのイベントも中止になったりしていますね。以前までは、1年通して各地で
催されていてアルファロメオでも区分され、このトランスアクスルだけのイベントも
盛んだとお聞きします。アルフェッタ系、75系、SZ、RZ等を乗っていらっしゃる方々の
イベント、オフ会、SNSで乗り物、クルマ、イタ車、アルファロメオが少しずつでも
広がっていくと私どもクルマを売る立場のものもウレシイです。
僕は幼いころからおしゃべりが好きで、血気盛んな時期から加速して現在に至るまで話が好きです。
見知らぬ人と会話するのが楽しくてしょうがないのです。
来店された方も、これから来店される方もお越しの際には僕のおしゃべりにお付き合いください。
よろしくお願いします。
by ナースkr
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古くからのお客さまに買っていただき大変感謝しております。
お買い上げいただきありがとうございました!