Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
個別連絡は075-934-0282までお願いします。

燃料装置3

2020-12-31 10:38:21 | 目指せ3級整備士?

燃料装置2の続きです。

図1.全出力系統 国際文化カレッジ 自動車講座 転載許可 以下同

 

全出力・全負荷で運転するときは、最も激しく燃料を燃焼させるために、理論混合比よりもやや濃い混合気が要求される。

混合比とは、空気とガソリンの混合割合(mixture ratioミクスチャー・レシオ)のことで、通常重量比で表す。

ガソリン1kgを完全燃焼させるのに必要な空気の量は、理論上15kgとされており、

このとき混合比は1:15となり、これを理論混合比という。

 

運転状態によって、要求される混合比は異なる。

例えば

最大出力を得るための混合比は、約1:12~13くらい(理論混合比よりやや濃い)

燃料消費の少ない経済的な運転のための混合比は、約1:16~17( 〃 やや薄い)

冷えたエンジンの始動時には始動性をよくするために、約1:8くらい( 〃 かなり濃い)

 

ガソリンの燃焼範囲は、混合比でだいたい1:8~20の間

 

混合気は濃すぎても、薄すぎてもエンジンに悪影響を及ぼす。

 

1.混合気が濃すぎる場合

1)空気が不足して不完全燃焼し、有害な一酸化炭素を多量に発生し、またガソリンの消費が増える。

2)燃焼室内に、不完全燃焼によるカーボンが堆積する。

3)燃焼が緩慢になるので、シリンダー内はいつまでも高温の状態が続き、エンジンのオーバー・ヒートを招く。

4)生ガスがエンジン・オイルを薄め、潤滑能力を低下させる。

 

2.混合気が薄すぎる場合

1)ガソリンが不足してエンジンの始動が困難になり、また出力が出なくなる。

2)濃すぎる場合と同様に燃焼が緩慢になるので、エンジンのオーバー・ヒートを招き逆火(※)の原因となる。

逆火(back fireバック・ファイア)とは、インレット・バルブが開いたとき、まだ燃焼室でガスが燃えていて

キャブレターの方に火を吹き返す現象

3)低速回転が困難となり、また、高速回転時に失火(※)の原因となる。

失火(mis-fireミス・ファイア)とは、点火不良によって混合気が燃焼しないこと

逆火も失火もエンジンの円滑な回転を妨げる。そのほかに、後火(after fire、アフター・ファイア)といい

失火によってシリンダー内をそのまま通り過ぎた混合気が、他のシリンダーなどからの熱によってエキゾースト・パイプや

マフラーの中で爆発することがある。

 

<混合比の説明が長くなりましたが、全出力系統の説明に戻ります。>

やや濃い混合気が求められるものの、図1.でメーン・ジェットの口径は、一般に

経済混合気を保つような大きさになっているので、対応できない。

そこで、メーン・ジェットとは別にパワー・ジェットが設けられ、これにパワー・バルブ(power valve)

という装置が取り付けられている。これにより、全出力時に多量のガソリンを供給できる。

パワー・バルブの開閉はスロットル・バルブと連動して行う機械式とインレット・マニホールド内の

負圧を利用して行う負圧式の2種類がある。

 

 

加速系統

図2.加速系統

 

エンジンを加速しようとしてスロットル・バルブを急速的に開くと、一時的に混合気が薄くなってしまう。

加速するときは濃い混合気が求められるのに、混合気が薄いとエンジンが息切れを起こしてしまう。

混合気が薄くなってしまう原因は、急激にスロットル・バルブが開かれるため、

ベンチュリーを通過する空気の流速がすぐには上がらず、ガソリンを吸い出すだけの十分な負圧が

できないためであり、また、ガソリンの比重が空気より大きいので、空気の流速が

増加してもガソリンの流速がすみやかに上がらず、メーン・ノズルから吸い出されるまでに

時間的な遅れが生じるからである。

加速系統は、このようなときに、瞬間的に多量のガソリンを供給して、エンジンが息切れしないように

する装置で、図2.のような構成となっている。

リンク機構はスロットル・バルブと連結され、アクセル・ペダルを急に踏み込むと

スロットル・バルブが急速に開かれ、これと連動して加速ポンプ・ピストンが

押し下げられる。そして、ポンプ内のガソリンがアウトレット・バルブを押し下げて

加速ノズルから噴射される。こうして加速に必要な量のガソリンが一時的に

供給される。

 

始動系統

図3.始動系統

 

ガソリンは温度が低いと気化しにくい性質があり、そのため寒冷時に始動するときは、

濃い混合気をつくる必要がある。始動系統はこのようなときに作動する装置で、

チョーク系統(choke system)とも呼ばれている。

始動系統の作動は運転席のチョーク・ボタンを引いて、チョーク・バルブを閉じ、

この状態でスターターを回転させると、チョーク・バルブの下側に大きな負圧が

発生するので高速系統から多量のガソリンが吸い出され、濃い混合気がシリンダー

に供給される。(図3.参照)

 

あとがき

キャブレターは構造や仕組みは複雑ですね。これでもテキストからはかなり省略しているのですが・・

このあともツイン・チョーク・キャブレターなどの内容もあったのですが、さらにフ・ク・ザ・ツ

ワタクシの頭の中はまさにDrのいう頭カイワレ大根状態です・・

 

ちなみにカイワレは特別好きということはないですが、大根はおろしにしてよく使いますネ。

大根おろし入りお吸い物 

麺つゆを使うだけ・・大根おろしは少し多めが美味しいかと 具材はお好みで

ワタクシは油揚げがかかせませんが・・

味噌汁にも大根おろしをよく入れます。これに半熟の落とし卵をいれるとさらに幸せな気分になること間違いなし・・

 

とにかく大根おろしがポイントなんです・・

(是非、一度やってみてください)

おー、(そこが)ミソなんやな・・と突っ込んでください。

おー、(そこが)ミソか

 

そうなのです。今日は大晦日(

(なぜかキャブレターからお吸い物の話題になりましたが・・)

ということで、当ブログも今年はこれが最後となりました。

Drから引き継いだブログでしたが、内容乏しくも引き続き読んでいただいている方には

本当にありがとうございます。

日々精進してまいりますので、来年も引き続きご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。(ペコリ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリジナル革小物は如何でしょう?

2020-12-30 18:43:55 | 雑記帳

 

「Cogocoro」さんの旧市街にあるショップの入り口(前回ブログの店舗は工房を兼ねたショップ)

 

帆布と革のコンビネーションが素敵なトートバッグ 女性に人気だとか・・

 

キーホルダーやマスク用ポーチ

 

 

 

こちらはスマートキー用ケース

 

小銭入れを兼ねたタイプもあります。

 

 

写真データなどがあればオリジナルな(レーザー)彫刻などができます。

 

上のキーホルダーはイタリアンレザーを使った作品

革製品には手書きのイラストやメッセージがとてもマッチしてイイ感じです・・

 

こちらは少しシックなデザイン 藍鉄色(あいてついろ)を緑に変えて赤をアクセントに加えれば

イタリアカラーのバッグが完成?なにかコラボ企画をしようかしらん

 

 

キーホルダーには名入れもできます。

 

予約すれば工房での手作り体験もできるようです。

HP https://cogocoro.com/

facebook https://www.facebook.com/cogocoro/posts/4158142964214146←手作り作品の紹介はこちらにも

 

「Cogocoro」さんは近江八幡市にあります。(htrからは高速を使って1時間)

コロナの影響で旅行客も少なく今は厳しいとのことでしたが、レトロモダン?な建築物も多く

周辺を闊歩して、ちょっぴり非日常な気分を味わえました。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SNAKE MOTORS K-16 【番外編】

2020-12-29 19:03:17 | お車拝見

SNAKE MOTORS K-16 Sportモデルをボバースタイルにカスタマイズした世界でひとつのモデル

125cc  マフラーはボルケーノ製(ポルシェのマフラーメーカー)

 

 

 

ワタクシは全く知らなかったのですが、このバイクはある雑誌の企画から生まれたモデルが

実際に市販量販車(いまは活動停止中?)となり、いまやストリートの人気マシンとなっているそうです。

詳しくは・・ 「所ジョージの世田谷ベース」から生まれたモーターブランド =SNAKE MOTOERS

 

動画もアップ

 

あとがき

実は、以前より一度訪問しようと思っていた帆布製鞄と革小物のショップ「cogocoro」さん

訪れてみるとなにやら見慣れないバイクが前に置いてありました。

 

 

オーナーのTさん

 

キーホルダーの企画の相談にきて、ついでに革小物などについて取材させてもらってブログにも

載せようかなという魂胆だったのですが、急遽このバイクネタに変更しました。

いやー、でもカッコいいですね。欲しくなりました。ちなみにお値段はカスタム費用込み50万エンだとか・・

 

「cogocoro」さんのショップの様子は次回にまた・・

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

営業最終日

2020-12-27 21:41:45 | 雑記帳

今日は本年最後の営業日でした。

お預かりしているクルマも何台かはお返しできて、

ショップの駐車場はかなり空きました。

クルマの出入りは一部しか撮れていないのですが・・

ルノー・クリオはトランスミッション交換

 

GTV6はデリケートな異音の原因が特定できず、しばらく様子を見ていただくことに・・

ご期待に添えずにスミマセン

 

アバルト・プントエヴォは納車

 

【番外編】珍しい?軽トラダンプを撮影

 

今年最後の営業日ということで、なぜかショップの様子を撮りたくなりました・・

 

 

 

年末年始休業の案内も貼り出しました・・

 

かなり空いたショップの駐車場 ちょっと寂しい図・・?

 

ということで、今年1年当ショップをご愛顧賜り本当に有難うございました。

右も左もわからぬまま、ここまでやってこられたのもひとえに皆様のご愛顧と

ご支援によるものと深く感謝しております。

来年も引き続きご贔屓を賜りますようお願い申しあげます。

 

ご来店をお待ちしておりまーす!

 

(大晦日までに、ひとつふたつはブログを書こうと思っているので年末のご挨拶は

改めて・・)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週末の出入り

2020-12-26 23:01:25 | 雑記帳

年の瀬が迫る中、今日は土曜日らしい忙しい1日でした。

ワタクシもいろいろ駆り出されて、納車に同行したり駅までお客様をお送りしたりと

少しだけ活躍?しました。

成約も2件あり、車両販売も好調です。(うれしーい

 

今日1日の主な出入りです。

 

GTV 3.2V6は下回り異音点検の修理出庫

 

GTV 2.0TSはオイル&フィルタ交換

 

156 V6はワイパーブレード交換

 

アバルト500は車検入庫

 

ルノーメガーヌは、オイル&フィルタ交換

 

スパイダーは車検出庫

 

ジムニーでのご来店 ゴルフを成約いただきました。(成約御礼は改めて)

N様、A様有難うございました!

 

暗くなってからの入庫 MiToはクラッチ不良 

 

あとがき

今日だけではありませんが、お客様からまたおみやげをいただきました。

こちらの落ち度だと思われるのに、クレーマーみたいだからと気遣っていただいたり、

わざわざ焼きたてをお店に特別に頼んで持ってきていただいたりと、

本当にお心遣いありがとうございます!

 

今年の営業もあと1日です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

優良グラプン入庫中 成約御礼

2020-12-24 22:36:50 | 成約御礼

2007y FIAT grande punt 1.4デュアロジック 6.5万km 車検受け渡し 28万円

 

以下は入庫時のコメントです。

----------------------------------------------------------------------------------------------------

以前に販売したグラプンが下取り入庫しました。

当時はかなり秀逸なコンディションでしたが今でもさほど傷んでないかと思います。

 

尚、価格は値引き対応しますのでお申し出ください 

----------------------------------------------------------------------------------------------------

K様お買い上げいただき有難うございました!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

燃料装置2

2020-12-23 21:51:14 | 目指せ3級整備士?

前回の続きです。

図1.キャブレターの基本構造(再掲)国際文化カレッジ 自動車講座 転載許可 以下同

 

図1と異なり、実際のキャブレターにはいろいろな補正装置が設けられている。

補正装置は、エンジンの低速(低負荷)運転、高速(中負荷)運転、加速運転、始動の

各段階に対応して作動するようになっている。(これらの補正装置をキャブレターの系統と呼ぶ)

1.低速系統

図2.低速系統の作用(1)

図1.にはない”アイドル・ポート”や”スロー・ポート”が下のほうに描かれています。

 

この低速系統はエンジンのアイドリング状態、始動時や制動時の低速回転状態のときにガソリンを供給する。

a)アイドリング状態のとき

アイドリング状態は、スロットル・バルブがほとんど閉じられた状態なので、

ベンチュリー内を通過する空気の流速が遅く、メーン・ノズルからガソリンを吸い出す

十分な負圧もないので、スロットル・バルブの開度に関係なくエンジン側の負圧に

作用するアイドル・ポート(idle port)という噴出口が設けられている。

このアイドル・ポートから噴出されるガソリンは、スロー・ジェット流量が計算され、

またスロットル・バルブが閉じられているために空気量が少ないので、エア・ブリード(air bleed)

から空気を混入させて、微粒化を促進させている。

 

b)始動時および制動時の低速回転状態

図3.低速系統の作用(2)

図2.にはないスロー・ポートからのガソリンの噴出が描かれていますネ・・

 

低速回転(アイドリングも含めて)では、メーン・ノズルからガソリンを

吸い出すだけの負圧がなく、逆にメーン・ノズルから噴出させるほどのガソリンを必要としない。

しかし始動時や制動時の低速運転では、アイドル・ポートからの燃料だけでは

不足するので、アイドル・ポートのさらに上部にスロー・ポート(slowport)

が設けられ、噴出量が増えるようになっている。

図3.のようにバルブがやや開いてスロー・ポートが開かれると、

この部分にも負圧が作用し、ガソリンが噴出する。したがって吸入負圧は

アイドル・ポートとスロー・ポートに作用して両方からガソリンを噴出する。

このように、スロー・ポートは、スロットル・バルブの開度が小さくなったとき、

エンジンの回転を保ち、またメーン・ノズルからガソリンが十分に噴出されるまでの、

いわば「つなぎ」の役目をしている。

 

2.高速系統

図4.高速系統

 

高速系統は、エンジンが高速・中負荷運転の状態で、チョーク・バルブを全開にし、

スロットル・バルブは1/3~1/2くらいに開いているときに作動して、混合比を一定に保つはたらきをしている。

高速系統では、フロート・チャンバーから流出するガソリンは、メーン・ジェットで計量され、

メーン・ノズルから噴出するが、エンジンの回転速度を上げるためにスロットル・バルブの

開度を増していくと、ベンチュリーに生ずる負圧が大きくなってガソリンの流出量がふえ、

混合気は次第に濃くなってしまう。

そこで、この傾向を補正して混合比を一定に保つためには空気を余分に

供給する流路を設ければよいわけで、そのため高速系統では図4.に示してあるように、

メーン・ノズルの手前にメーン・エア・ブリードが設けられている。

 

あと系統の説明は

3.全出力系統

4.加速系統

5.始動系統

と続きますが、長くなりそうなので次回にします。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

燃料装置

2020-12-21 22:04:49 | 目指せ3級整備士?

3級整備士自動車講座の今回は燃料装置のお勉強です。

燃料装置の中でもっとも重要な学習ポイントはキャブレターの基本構造としくみを理解することだとか・・

 

キャブレターって最近のクルマにはついていないのでは思い、テキストを繰ってみると

次項にちゃんと”電子制御式燃料噴射装置”がありました。

 

図1.燃料装置の主要部 国際文化カレッジ 自動車講座 転載許可 以下同

燃料装置(fuel feed system)は、ガソリンを貯えておくフューエル・タンク、フューエル・フィルター、

ガソリンをキャブレターに送るフューエル・ポンプ、キャブレター、これらを連結するフューエル・パイプ

などから成り立っている。

 

(1)フューエル・タンク

図2.フューエル・タンク

 

フューエル・タンクは鋼板で成形され、内面にはさび止めのために亜鉛メッキがされている。

そして、内部には数枚のセパレータが(仕切板)が溶接されていて、走行中、ガソリンの急激な

流動を防ぐとともに、タンクの補強の役目も兼ねている。

また、ブリーザー(breather、換気装置)が設けられ、タンク内を常に大気圧に保ち、液面が

流動してタンク内の圧力が低くなった際に、ガソリンがキャブレターに送られなくなったり

内部圧力の上昇により燃料が漏れやすくなるのを防いでいる。

 

(2)フューエル・フィルター

図3・フューエル・フィルター (b)は分解できないカートリッジ式

 

ガソリンには、外部から混入したごみや水分が含まれていて、これがキャブレターに入ると

ジェット(噴出口)や通路をつまらせてエンジンが不調になる。

フューエル・フィルター(fuel filter、燃料ろ過装置)は、これらのごみや水分を取り除く装置。

 

(3)フューエル・ポンプ

フューエル・ポンプ(fuel pump、燃料ポンプ)は、フューエル・タンクからガソリンを吸い上げ、

フューエル・フィルターを通してキャブレターに送る装置。

機械式と電気式の2種類ある。

図4.フューエル・ポンプ

 

機械式フューエル・ポンプには、一般にダイヤフラム・ポンプ(diaphram pump、膜型ポンプ)が

広く用いられている。

図5.ダイヤフラム・ポンプの作動

カム・シャフトと連動して作用するんですネ・・

 

作用方向が逆になっている2個のチェック・バルブ(check valve、ガソリンの一方向だけの

流通を許し、逆流を阻止する逆止め弁)のついたポンプ室があり、ダイヤフラムの往復運動に

よってポンプ室の容積を増減させ、それによってガソリンを送る作用をする。

 

キャブレターの役割と基本原理

キャブレターは、ガソリンを微粒化して気化しやすい状態にするとともに、エンジンの運転状態に

応じた適切な混合気をつくってエンジンに供給する役割をもっており、燃料装置の中でもっとも

重要な働きをしている。

図6.キャブレターの原理

 

図7.吸入負圧による吸い込み

 

キャブレターの原理は霧吹きとほぼ同じであるが、霧吹きが空気を吹き込むのに対して

キャブレターはエンジンの吸入工程のときにシリンダー内で生じる負圧によって空気を

吸い込んでいる

 

図8.キャブレターの基本構造

 

上図は出来るだけカンタンにした図であって、実際はエンジンのアイドリング時や、最大出力時

などにより、ガソリンと空気の求められる混合比が変わるので、キャブレターの構造の実際は

もっと複雑で、理解するのがなかなか難しーい(久々財津一郎調)

なので次回にまた続きまーす。

 

あとがき

ここまでのところの理解が一気に進む?動画をご紹介します。

キャブレターの種類もわかります。(バイク編ですが・・)

変なおじさんが登場しますがわかりやすいし、時々笑わせてくれます。

 

キャブレターの種類と仕組み【バタフライ・VM・CVとは?】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末年始休業のお知らせ

2020-12-20 00:15:06 | 雑記帳

誠に勝手ながら12月28日(月)~1月5日(火)まで年末年始の営業を休業させていただきます。

来年1月6日(水)より通常どおり営業いたします。

ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週末の出入り

2020-12-19 22:41:15 | 雑記帳

ついこの間”今週末の出入り”を書いたと思ったら

もう週末が来てしまいました。1周間が早い!

今日1日は平均的な土曜日らしい忙しさでした。

 

今週末の出入りです。

フィアットパンダは車検出庫 オーナー様は女性です。

 

アバルト500も車検出庫

 

147も車検出庫

 

ムルちゃんは車検入庫 不思議ですね~。ムルティプラは最初見たときは奇怪とも言える

なんて変わったデザインなのだと思っていましたが、いまや愛らしい、可愛らしいと思えるようになってきました。

Drがムルちゃんと称したのもわかるし、ワタクシの場合、なぜかウーパールーパーを連想しちゃいます。

 

ランチャイプシロンは下取り車との入れ替え出庫

 

パンダはマフラー破れ?

 

バルケッタはオーナー様のもう1台の愛車テージスのECUを持ってきてくださいました。

長期入庫でご迷惑をおかけしていますが、なんとかECUによる修復が無事成功することを願っています。

 

トゥインゴは車検出庫

 

ジュリエッタは車検入庫 暗くなるのが早い~。冬至も近いデスね・・

 

あとがき

お客様のご協力もあり入庫を制限したり、年明けまでの持ち越し修理を

了解いただいたりして、ショップはようやく落ち着いてきた感じです。

このあとのブログで年末年始の休業日を案内させていただきます。

よろしくお願いします。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする