予備検査を取得
思えば長い道のりでした?!。
と言いたいところですが、それほど長くはありませんでした 。
居座った時間は確かに長いのですが、その理由は日々の作業の合間にしか手を付けられなかったからです。
作業の大半はメカ部分で、ボディはほぼ手つかずでしたから、通常のレストア作業に較べるとラクチンでした。
フューエルタンク&ラインは一新
しばらく放置してあった旧車にはお決まりの要改善箇所です。
取りナマズちゃんと動いて止まるという機能が大前提となります。
ブレーキもやはり要改善箇所で、ホイールシリンダーにホースなどは一新しました。
想定外はブレーキパイプの腐食でしたが、一品製作で特に問題はありませんでした。
インテリアも最小限? シートベルトも装着
こちらはシートを張り替えたくらいです。
基本的にオリジナル度も高く、このままでも及第点を貰います(笑)。←無理矢理w
参考までにこの年式ではシートベルトが無くても車検はパス出来ますが、オーナー様の意向で取り付けました。
好調なエンジン
こちらも特にたいそうな整備はしなくても大丈夫でした。
陸運支局までも自走しましたが、最高
今回の作業で特筆すべきは、お買いあげの顧客様が自身でパーツを取り寄せて愛情を加えて下さったことです。
更に、
日伊混合ナンバーステー?
なんとお客様のが自身で製作されました。
オリジナルのイタリア仕様のナンバーステーを残しつつ、日本のナンバーを装着するという
イタリアステーは撤去なら、穴が開くので一石二鳥と言えましょう。
こんな感じダス
前も残ってまっせ~!(笑)
これで、見る者が見ればこの500はイタリアを走ってたクルマやと思うでしょう。
レトロなイタリア製後付ミラー
車検用に付けたのですが、今となってはこのタイプのミラーはマニアックです。
Drのワンポイントレッスン番外編
この場に及んで何をレッスンしまんねんという疑問もあるかと思います。
本来なら、あの人生幸路師匠のごとく、
まあみなさん聞いておくれやす
といきたいところでありますw。
前置きが長いですが、Drが皆様の疑問にお答えします。
FIAT500(type110)はなぜ軽自動車登録出来ないのかという素朴な疑問があるかと思います。
すいぶんと後にデビューした126は軽登録可能でしたからネ。
ちなみにエンジンは126も同じでありました。
126より小さくてエンジンも同じなのに、軽登録出来ないのはあまりに理不尽やと思いませんか?。
やむなく登場してもらいましょう?!。
久しぶりの登場ダスw
人生航幸路師匠には申し訳ないのですが、軽登録不可の理由は意外でありました。
当時の軽自動車の規格と合致してなかったということです。
即ち、500の現役時代は軽は360ccだったからですネ。
126の場合は全てが軽登録は出来ずに、最後の方の軽の規格が変更なった年式のみが軽登録出来たのです。
これで、みんな一つ賢くなったでしょう。