Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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Multipla 1.9JTD (サブタイトル ディーゼルは嫌いですか?)

2005-10-29 20:01:23 | 試乗記
個人的に自動車先進国である欧州に較べて日本が遅れてると思うのはディーゼルエンジンが普及してないことです。

ほとんどの人がディーゼルに偏見を持っているのではないでしょうか?

何を隠そう?このワタクシメもそうでありました(^^;。
やはりディーゼルは「ガラガラやかましい、回らない、およそ趣味の対象外・・
で興味なし」・・てなところでしょう。

それは現在のディーゼルエンジンを体験してないからに他なりません。
欧州ではガソリン車よりもディーゼル車の方が圧倒的に売れてるようです。

走りも遜色なし!
事実欧州で例えばアルファのJTDなんかに乗った人は口を揃えて「良く走る」
と言います。曰く「160km/hくらいで巡航してもストレスが無い!」

私自身もいすずビッグホーンD(1997年式3.1Lターボ)をたまに愛用しており
その気になれば発進時にホイールスピンするパワーがありノイズも少なく
ガソリン車でなくてもノープロブレムと思ってた矢先です。
(本当にツインカムなみに吹き上がりまっせ~!)

前置きが長くなりましたがタイムリーにもFIATムルティの1.9JTDが入庫しましたので簡単にレポートします。

比較の対象となる1.6G(ガソリン)車とのスペック上の差はあまり有りません。
1.6Gは103PS/5,750rpmで1.9JTDは105ps/4,000rpmです。
最大トルクは14.7kgm/4,000rpmに対して20.4kgm/1,500rpm!と1.9JTDに軍配が
上がります。 特にその低回転での最大トルク値に注目ですね。

さて、実際に乗ったフィーリングはどうでしょう?

1.6Gも結構良く走りますしトルク感も悪くありません。
対する1.9JTDもこれに負けずに良く走ります。
本当にカタログ値は正直というか絶対的なパワーはほぼ互角という感覚です。
特筆すべきは1.9JTDの吹き上がりの良さでしょう。

全く(一般的に)ガソリン車に遜色はありませんしこれよりとろいガソリン車
もたくさん有ります。

絶対的にはやはり1.6Gが静粛かつスムーズです。
しかし1.9JTDもガソリン車とは異質の音質ながら少なくともノイジーだとは
思いませんしその力強さはむしろ1.6Gよりトルクの分軍配が上がります。
どちらが景気良く走るかと言えばむしろJTDですね。

考えてみて下さい?!

ガソリン車だからと言って全てが出来の良いE/gでしょうか?
本当にスムーズかつトルクフルで五感に訴えるようなE/gは少ないですね。
それに較べてディーゼルは当たり外れが少ない気がします。
ディーゼル+ターボは基本的にマッチングよしですし低速トルクはみな豊富
ですし実用車には特に好適です。

注目の燃費自体はは1.9JTDが1.6Gより2割ほど優れています。
(安い軽油であることをを考慮すると更が差がつきます!)
走りが同じで燃費が良いのですからもう買うしかないのです(苦笑)。
だから欧州ではディーゼルが主流なのでしょう。

もう一つディーゼルの大きなメリットは点火系がないことから故障が少なく
一旦回りだしたら止まる気がしない信頼性です!(個人的見解)

ガソリン高騰の折からもっと日本でもディーゼル車が普及することを
望みます。

皆様も機会があればぜひ最新のディーゼル車を体験してみて下さい。
きっと考えが変わりますよ!


2001y Fiat Multipla 1.9JTD ボディカラーは#524Giallo Chic インテリアBlue#524

 
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クルマ屋への道 その1

2005-10-27 19:51:04 | クルマ屋への道
クルマ好きなら誰しも一度くらいクルマ屋になりたいと思うでしょう。
何たって色々なクルマを見て触れて乗れるんですから!

私自身も夢はCGの編集部員かクルマ屋が理想だなんて嘯いていた口ですね(^^;。

クルマ屋になりたいからと言って誰しもなりません?!
どちらかいうとクルマ屋ってヤクザな商売ですね(苦笑)。

私自身も決して漠然とクルマ屋に対する憧れはあったもののあえて計画性が
あった訳でもなく、ましては脱サラで一旗揚げようと言う気もさらさらありませんでした。

どちらかいうとヒョンなことからクルマ屋になってしまったという極めて
不純な?動機かもしれません。

Drの生い立ちを少し書きます。

昭和○X年京都の右京区太秦で生まれました。
太秦と言えばあの映画村が有名です。

当時、クルマは全く一般家庭には普及してなく医者かタクシーか商用車くらい
しか走ってない時代でした。

医者が往診に自家用車で我が家に来ると「乗せて~」とダダを捏ねて一周乗せて
貰いました(笑)。

小さいながら商売をしていたので店で中古のトラックを買いました。
たとえ中古トラックと言えどもクルマには違いありませんから私(幼少)にと
ってはそれでも嬉しくて仕方ありません。
朝の6時頃から起き出しトラックの運転席に座りやれワイパー動かしたりミッション、クラッチ等のお勉強をしこたまやったものでした(苦笑)。

又、店の運転手が配達に行くときは必ず同行?します。
出入りの運送屋のトラックでも平気で乗り込みました(^^;。
たまに高級乗用車が来ると目の色が変わります(苦笑)。
運送屋のオヤジが黒セドリックに乗って来たときは急に運送屋の子になります(笑)

当時まだ名神高速道路は未開通の時代でした。
日本のモーターリゼーションは全く遠い頃でそれからずいぶんしてからマイカー
ブームなるものが始まりました。

今から思えば当時クルマを所有出来た人はとても幸せだと思います。
道路は未整備ながらガラガラですしある意味で本当に移動手段としてのクルマの
価値が発揮出来たと思います。

輸入車なんか本当に鎖国の時代で高い関税をかけられ一部のハイヤーくらいで
まずお目にかかれませんでした。

思い起こせば当時はクルマならなんでもよかったのです?!
トラックでもオート三輪でも・・・
そんな時代だったのですね!

当時の私は自動車大好き少年で雑誌の付録の「自動車手帳」なるものと毎日睨めっこですから国産車ならボディやインパネの一部を見ただけで「これはクラウン!」
とか当てられるまでにオタクでした(苦笑)。

この太秦時代はクルマ以外の学校の成績なども比較的優秀で末は博士か大臣かとまでは言われませんでしたが(笑)、夢は科学技術者でした。

しかし家庭の事情で転校を余儀なくされ比較的環境の良かった太秦から柄の悪い?
某地区(近所には五番町夕霧廊があります)に引っ越してからDrの苦難は始まるのでした・・                         

                                続く

上の画像は若いときののDr
下の画像は創設時のH.T.C

右の6畳一間のスズキハウスが事務所で社員はDr一人でありました(^^;

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147 1.6TS試乗記

2005-10-25 19:59:05 | 試乗記
アルファのベストセラー147の中でも最廉価モデルの1.6TSに乗ってみました。
147は本国でもデビュー当時は2.0が無く1.6でスタートしました。

国内では正式に輸入されたのは2.0からですが並行輸入ではすでに当初より1.6を
販売しておりました。かって当社でも1.6を販売したのですが私も真剣に乗った記憶がありません(^^;。

なぜ今までFAJで1.6を販売しなかったのは不明ですが2年くらい前から正式に導入されました。そこで今回、正規物1.6が商品として入庫しましたのでちょっと真剣に乗ってみました。

やはり2.0より非力じゃないかというのが心配でした。
しかしそれは杞憂に終わったようで知らない人が乗れば2.0だと騙されるかも
しれません。 2.0に乗り慣れた人であれば発進時のトルクがやや細いのが
わかるでしょう。 しかし一旦クラッチをつないでしまえばノープロブレム
で本当に結構よく走ります! 2.0より優れているのは最大トルク域まで
簡単にE/gが回ることです。 ですから小排気量車特有の「回して楽しむ」
の図式がバッチグ~です(^^)v。

もう一つの恩恵は15インチアロイ+タイアがもたらす乗り心地の「しなやかさ」
ですね。世の中ナンでもインチアップ至上主義です。私は個人的にこの流行?を
好みません。 インチアップは百害合って一理ナシといえば言い過ぎかも
しれませんがどちらかいうと世の中スタイル重視に走りすぎています。
もっとも過度のインチアアップは決してスタイルのバランスが良いとは言えませんが。

この147の15インチでもハンドリングは全く損なわれません。
2.0の過度とも言えるシャープさが幾分マイルドになり乗りやすく、しかも
コーナーも軽々と軽快にクリアーします。 本当にベストバランスと言って
も良いでしょう。

そんな訳で結構気に入って私の足にしてみようかなんて考えましたが走行ゼロ
Kmに近い個体が足にすると当然増えますし商売上そんな贅沢は許されません(泣)。多くの借金をかかえる身故に急に貧乏臭くなったりします(笑)。

結論的に言えば2.0との価格差を考慮するとかなりBestバリューと言えるでしょう。

ディーラーさん曰くマイチェン前に1.6はかって完売した実績があるそうです。
ニュータイプの人気は定かでありませんが少なくとも中身は同じです。

商売抜きにしても日本で売れて欲しいアルファです。
小排気量故にエンジンの最大トルク付近を活用して予想以上に活発に走る
クルマというのはなんでも大きくしたら性能アップという現在の主流への
アンチテーゼになれば小エネかつFun to driveで私も含め忘れていたもの
への復活になれば嬉しいですね。
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DrとJaguar

2005-10-22 17:16:47 | 雑記帳
イタリア車以外にも好きなクルマが有ります。

Jaguarも昔思い入れの大きい一台でした。若かりし日に英国のJaguar社に手紙を書いたこともあります。

ショップを始めた当初Jaguar XJ6に乗って自動車電話を持つのが夢でした。それは比較的短期間に実現しました。シルバーのSr3を手に入れたときはそれはもう嬉しくて嬉しくて仕方なかったもんです(苦笑)。

当時のエピソードは出入りしていたクルマにはおおよそ関心がなさそうな行政書士のお爺さん(失礼)が私のXJ6を見て・「堀井さんこれよろしいな!」と言い室内に乗り込んで30分は降りて来なかったこと! 

当時のJaguarはクルマに興味ない人にでも好かれるんだなんて思いました。

そんな訳?で好きなクルマなら売るのにも力が入るということでイタ車ショップではあるもののJaguarもそれなりに販売実績があります。

前述の私のSr3を当時売りに出したら買ってくれたお客様がいらっしゃいました。私と同じようにJaguarが好きで好きでというタイプの方なんですが私と違うのは「Jaguar以外はダメ!」というところです。(私はもっと気が多いですね)

それから何台もJaguarを買って頂きました。 XJ6のSr2~Sr3が数台に430も買っていただきました。 この日は比較的最近売りましたディムラーW6を又W6に?乗り換えて頂き、滋賀県の陸運事務所で登録後に納車致しました。(上の画像)

氏のJaguarへの思い入れは強く敬服します。 思い起こせば私もあんな時があったんだなと回顧してしまいます。

時代は変わり当時は欲しいクルマが一杯あったけど今は全てがインターナショナル?になり個性が消えました。

それにしてもどこから見ても隙の無いデザインです。
インテリアも文句なし! テールの絞り込んだスタイルは特に綺麗です。
(隙があったらかかって来んかい?!)

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今年もツバメが・・・

2005-10-20 17:59:32 | 雑記帳

もう10年にはなるでしょうか? 

いつのまにか当社ショールームの天井片隅にツバメの巣が出来てしまいました。 毎年GW頃になると親ツバメがやってきて生まれたばかりの子ツバメの養育が始まります。 親ツバメはせっせっと子ツバメのために餌をどこからとなく仕入れて来ます。

ツバメは縁起が良いというので私をはじめスタッフ一同暖かく見守っております。

そして夏が過ぎ(といっても残暑厳しいですが)9月頃になると親子共々巣立っていきます。

このツバメの来るタイミングは年によって微妙でGWを過ぎても来ないときがあり逆に私はやきもきしたります(苦笑)。なぜなら毎年ツバメがやって来て商売もなんとか無事に過ごせてんだなんて思ったりしますので・・・.。

しかしツバメの弊害が全く無いわけではありません。先ず、夜間と定休日はシャッターを締めてしまいますので親ツバメの出入りが出来ません。そこで苦肉の策として換気扇を外して出入りが出来るようにしました。又、SECOMのセンサーが夜間かかるので右往左往と飛び回るツバメがセンサーにかかり異常信号が伝達され警備会社が泥棒と間違えて夜中にやって来て迷惑をかけます。しかたなくセンサーを交換してツバメ対策をしました(^^;
後は糞が展示車に落ちることくらいでしょうか?

この季節にご来店頂くとツバメが当社ショールームを縦横無尽に飛び回り156のルーフアンテナに留まって羽を休めてるなんて光景が見れますよ。

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