最近のメカは壊れない?! アルファ147の2,0TSエンジン
前回のレクチャーで以下のような命題を書きました。
1. 定期点検を工場で受ける(調子に関わらず)
2. 不調の時だけ工場に依頼する
3. 壊れるまで放置する(笑)
以上、おおまかに1~3の手法が考えられますがあなたはどのタイプですか?。
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更にもう1パターン付け加えましょう。
4. 整備は基本的に車検だけで後は壊れたときにスポットで修理する。
よく考えますと意外と多いのがこのパターンじゃないでしょうか?。
それは一昔前のようにクルマ(メカ)が壊れないようになったからというのが大きな要因だと考えられます。
後はDrのショプでもそうですが敢えて定期点検をPRしていないと言うのも一因かもしれません。
しかし・・・
クルマが売れない不況なので今後は定期点検もPRしようと企んでおります(苦笑)。
話がそれました。
それでは皆様は車検以外に本当の故障でどれだけショップに依頼されましたかということになります。
全くナシというのも含めて数回程度というのが多いのじゃないでしょうか?。
35年前のアルファ2000GTVのエンジン
この年代のクルマは定期的なメンテナンスが必要でした。
それはメカニズムが乗りっぱなしだと必ず不調を来すような仕組みだっったからに他なりません。
旧式なコンタクトポイントによる点火システムにキャブレター調整と経験的に5.000kmくらいのインターバルで整備を強いられました。
放置しておくとエンジンは掛かりずらくなりアイドリングも不安定になったりやがて走らなくなります。
しかしフルトランジスター点火にインジェクションシステムが次第に導入され調整箇所もなくなり現在ではバッテリーさえ生きていればはいつまでも好調に走るのが普通になりました。
イタ車と言えども壊れない!? 車検整備中のAR156GTA
結局は薬局で何が言いたいかと言いますとクルマがここ30年ほどで大幅に進化してメンテナンスフリー化と品質の向上も含めて以前のようにメンテを必要としなくなったことですね!。
不思議であるのは消耗パーツまで長持ちするようになったのです。
以前のようにブレーキパッドやマフラーが腐食して頻繁に交換することはありません。
その証拠?に部品屋と町工場の売利上げは激減してるのです。
これは一般ユーザーには喜ばしいことであります。
以上の時代の変化を考慮してメンテを再考したいと思います。
付け加えるならあなたがクルマを使用される頻度です。
即ち年間の走行距離が問われます。
水とオイルのチェックだけでも大丈夫?
かなりの距離を乗られる場合はやはり一年間に一度は(つまり車検+一回)は定期点検を受けられるのが良いでしょう。
もちろん走行が少なくても点検を受けて悪い理由はありません。
これは対コストの問題といわば保険ですね。
ケチるなら車検だけで後は不調時のみショップのお世話になるのでも構わないでしょう。
最もDrはクルマ販売が全国的に不調ですから絶対に定期点検は受けるべきにかわるかもしれませんが・・(笑)。←自己中心的かも
今日はココまでザンス???←疲れた
次回はなぜメンテが必要かというチェックポイントをレクチャーしますネ。
乞うご期待ザンス(苦笑)。