キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ???
来たのは間違いありませんが、いつもの光景とは少々違います。
この場合は、トラックはどうでも良くて、積荷に焦点を当てるべきですネ
。
デタ━━━゚(∀)゚━━━!!
整備機器と思われます。
泣く子も黙る新型ヘッドライトテスター 右は従来使用旧型
実は、車検のヘッドライトの測定基準が今年の6月1日より変更されました。
・前照灯=ヘッドライト
・すれ違い用前照灯=ロービーム
・走行用前照灯=ハイビーム
簡単に言うと、従来はヘッドライトの光軸はハイビーム測定でした。
それが、いきなりロービーム測定に変更されたのです。
ここで、大きな問題は、大半の整備工場のヘッドライトテスターはハイビームオンリーのテスターです。
早い話が、ロービーム測定は不可能ですから、車検をパス出来ないクルマが続出しました
。
27年にも暫定的にこの変更がされましたが、不合格車続出で、陸運局は大混乱の結果今まで暫定処置(ハイビーム
測定可能)が取られたましたが、今回はいよいよロービーム測定に変更されたのです。
一般ユーザーには、寝耳に水かもしれませんが、我々認定工場にとっては死活問題にもなる変更処置なんです。
車検がパス出来ないのですから、商売上がったりになるわけなんですネ。
この局面を打開するには、ロービーム測定可能な新型テスターを導入するしかありません。
ただでさえ、昨年はタイヤバランサーやコンプレッサーの整備機器が崩御して、出費を強いられましたから
まさに泣きっ面に蜂のショップです
。
ロービーム測定の図
導入業者よりラッスン中の図
考えてみたら、ハイビームでの光軸測定では、ロービーム(すれ違い前照灯)がどこを照らそうが関係なく
対向車は眩しかろうが車検パスしてしまうのです。
昨今の、HIDやLED仕様では、対向車が眩しい目をすることになりました。
これを是正するための変更かと思われます。
平成10年9月1日以前の製造車に限り、例外で従来のハイビーム測定が許されます。
尚、後付のHIDやLEDは従来どおり光軸が出ないので、パス出来ない可能性が高いので要注意です。
新型テスターは高価な物では六桁万円もします。
その分を車検代に転嫁できないのは辛いところですが、パス出来ない車検整備は論外となりますから、
背に腹は変えられないと言うところです
。