アルファのキーデザイン系譜(イモビ以前) 全て当てたらあなたはアルファ通です(笑)
今回は販売店ならではの苦労話です。
新車には最初からスペアキーが付属していますし中古車で有っても当社のような
優良販売店は必ずスペキーをお付けしております。
しかし・・・
それでも紛失することはあります。
上記画像は昔のアルファのキー一覧です。
下段左よりジュリア105~155~164 上段は116アルファッタです。
この時代のスペアキーはベースさえ有れば鍵屋で切って貰えばことなきを得ました。
ベースも気の利いた店なら輸入車用も置いています。
時代は変わりイモビライザーという盗難防止装置がキーに組み込まれました。
おおよそ1995年くらいから世界的に普及したようです。
車両保険もこの装置付きはいくぶん割引があるのはご存じでしょう。
それでこのイモビライザー(盗難防止装置)とはなんだんネン?。
・・と疑問をお待ちの読者もいらっしゃるでしょう。
一応Drが簡単に説明します。
Drの泥棒編 昔のクルマは取りあえずキーシリンダーを破壊して回せばよかったザンス
現代のイモビ付きはシリンダーを破壊して回してもキー側に仕掛けられた暗証コードと車体側の暗証コードが合致しないとエンジンが始動出来ない仕組みになっているわけです。
Drはなかなか物知りでしょう(苦笑)。
だからいくらキーを複製してもクルマは盗めないという画期的システムなんです。
アルファの初期のイモビライザー付き三点セット
アルファも例外なくイモビが付きました。
画像右端のキーはマスタキーなるもので普段は使用せずにコンピューターとの
交信やスペアキー複製にも使うアイテムです。
ちなみにこれを紛失するといざという時はコンピューターも交換しなければ
ならずえらい出費となったんです(悲惨)。
この初期のシステムは通称CODE 1と呼ばれ実際は暗証コード複製装置のある鍵屋では複製が出来たのでありました。(相場約¥10,000)
更にこのCODE 1はCODE 2に進化して複製が不可能になりました。
左から2種はCODE2で三番目は1と2があり右端はCODE1
複製が不可能なのは良いことですが複製出来ないと言うのは複製したいときに
困るんだなヤッパシ。←意味不明
キーが一本しかなくスペアキーを作っておきたい時にどうするネンという
ことになります。
もちろん救済策はあり手順は下記となります。
FAJ(フィアットオートジャパン)ディーラーに自車の車体番号とCODEカード記載の暗証番号を伝えると待つこと約一ヶ月で予めカットされたキーが届きます。
ほな、誰かのアルファの車体番号とCODEを知れば盗めるやんということになりますね?!。
ご心配無用です・・・?
キーは回ってもエンジンは始動出来ないのですよ川崎さん???。
次なる儀式?が必要となります。
エグザミナー(専用テスター)で車両にCODE登録するの図
現在のキーコードを一旦テスターで車体のコンピューターに記憶させた後に
新しい生キーを差込んで生キーにコードを記憶されるんです。
スペアキー一本で結構面倒くさいことになりました(泣)。
ここで問題なのがコードカードを紛失し暗証番号不明なときです。
事は更にやっかいなことになり先ずコードカードを再発行という手順を踏まなければいけません。
こちらも本国からの発送になります。
ちなみに当社のような優良親切ショップは販売した全てのクルマのコードをコピー
して保存しております。
万一の複製時には紛失しても大丈夫なんザンス。
しかし・・
もしかしてDrならコード知ってるから知らぬ間にキーを複製して盗む可能性があるやんという疑念があるかも・・。
それは充分考えれます?!
特に不景気で仕入れ資金が無いときなんかはこの方法がベストかも?(笑)。
それは冗談です(笑)。
信じる物は救われますから要らぬことは考えない方が良いです(苦笑)。
最新のキーデザイン リモコンロック付きでMBのように折り畳めます
最後に並行輸入車のキーをFAJでは受注不可なんですよ。
以前は大丈夫だったんですがもしかしたら嫌がらせかもしれません。
そんな時はDrにお任せ下さい。
なんとかしまっせ~!。
今日のブログは支離滅裂も
ボソッ