見事敗車復活のSPIDER
天候不順は決して購買意欲が涌くものではありません。
酷暑時に汗を流して展示場に行き、ドアを開けたらサウナ状態ですから、余程の理由が
なければ食指は動かないでしょう。
余程の理由があるとしたら、車検で買い換えたいとか、壊れたとかなのでしょうが、
レアーな固体であればこの限りではありません。
少々磨いたエンジン?
遠方よりのご来店は本気モードの証であります。
但し、出張のついでなんかは宛にならないので要注意ダス(笑)。
過去にジュリアを乗り継いだクライエント様故に少々緊張しましたが、なんとかご成約を
頂きました。
Drのドライブでの試乗、最後は奥様を横に乗せて走って欲しいというリクエストも
緊張のDrでありました。
多走行&長期在庫w 15万kmの最終156V6TI(6MT)
走行距離が少々多いのを除けば何の問題も無い156でした。
実はこの固体は例の
固体でありますw。
しかし、1オーナーディーラー整備と前歴のハッキリした固体でした。
許容範囲のインテリア
この最終FL型156のMT車は希少なのであります。(中期型も同じ)
クライエント様は以前からこの固体に目を付けられていて、今回は奥様の同意を得られての
ご成約でした。
現在お乗りの156AT(Q-SYS)から6MTへの乗り換えは全然走りが違いますから、他人ながら?
楽しみというところダス 。
以上、二台はかなりディスカウントさせていただきましたので、当初目論んでいた利益は
ありません。
しかし、この時期に買って戴けるには嬉しいと思いますし、良き嫁ぎ先が決まって
ウレシカルカル明治のカール状態のDrでありますw。
酷暑や梅雨時などは正直言って・・・
買い手市場でっせ~!(笑)。
もしかしたらV6?
すでに入庫済みですが、不具合があり鋭意修理中であります。
不具合はエアコンなのですが、ど~もヒーターが回っており冷気の邪魔をしているよう
です。
ヒータフラップ動作不調?
今時のクルマはヒータバルブが無くて、フラップで温風を制御する方式なんです。
つまり、お湯の流量は固定して、温風の流量を制御するということダス。
フラップのサーボモーターが怪しい
テスター診断の結果はこのモーターのエラーが記録されてましたが、絶対とは言えません。
ところで、このモデルは何かお判りでしょうか?(笑)。
画像からアルファというのは間違いありましぇんw。
ヒントは正規輸入されていたモデルですが、正規に無いヴァージョンです。
もし、一発回答かつワテが欲しいという方には特典があるかもしれませんよ 。
近日正式デビューしますのでご期待ください。
納車即UターンのGTV
納車直後にお客様から電話を頂くことがある。
納車直後と言うことは、早い話が帰り道である。
この日は地方の常連様が買って頂いたGTVを引き取りに来られたのだが、ものの30分後
くらいに電話が掛かって来た。
不吉な予感w
かのうようなことは正直稀にあることである。
チャージランプが点きました。
不吉な予感と言うのは当たるものであ~る。
場合によっては無理やり帰って貰う場合もあるのだが、家路は遠いうえに、大事に
至る予感ダス。
やむなくUターンしてショップに戻って来て貰うことにした。
予感は当たり、ショップの3km程手前で力尽きてエンジンストップした。
救援後に調べてみたら、やはりオルタネーターが崩御していた。
お客様にもよく言うのだが、電気系は読めないから、突然死はありうることだと。
お客様はよ~く理解されている方だったので、怒り狂うということは全然無くて、
むしろフレンドリーである。
結果論ながら、納車前に壊れていたら、ご迷惑は掛けることがなかったのだが、
やむを得ないと言えよう。
難儀な脱着作業
オルタを外すのにエキパイ、ドライブシャフト、メンバーと外す必要があるw。
かっての悪しきイタ車の整備性の見本のような固体だ。
崩御したオルタネーター BOSCHE製120A
通常は電装屋にO/H依頼すれば、比較的リーズナブルに直るのだが、最近はパーツが
異常に値上げされてるから、リビルト品を買うのと変わらないらしい。
BOSCHEはどうもリビルト品を売らんがための単品パーツ値上げらしい。
純正新品はなんと15万円と天文学的な価格である。
代替マレリーの新品
善後策として比較的お財布に易しいマレリー製(120A)をGETした。
組付け中の図
以上、作業はもちろんクレーム扱いというのは当然だ。
かって、関東の専門店で同じく帰路にタイミングベルトが切れてバルブクラッシュ
したお客様に・・
不運でしたね、修理代は○○十万円です。
・・・と平気で言う店主が居たが、そのショップは今はないw。
それはともかく、帰路のお客様からの電話は心臓に悪い。
かって、その対策を考えたことがある。
■電話に出ないw
■店仕舞いするw
以上の方策は一時しのぎに過ぎないし、信用を無くすだけだろう(笑)。
かのような、電気系の突発的なトラブルも、真摯に対処させていただくのは当然
であるが、何卒穏便にと、ご理解を頂きたい次第であります。
ピンクの155はお好きですか?w
常連様から下取りした155は初期型8Vであります。
155自体がすでに商品性が薄い上に8Vは更に薄いと言えなくもありましぇん。
16Vでさえ半数は廃棄解体処分ですから、この8Vは更に捨てられて、存在しません。
ズル剥けダスw
この年代のアルファレッドは色褪せがひどく、殆どの固体がかのようになります。
比較的良好なインテリア
パワーシートが装備されてますので、後期型の初期型(ややこしいw)ということに
なります。
7万kmしか走ってませんネ
エンジンは好調ダス
チェーン駆動のアルファ伝統の8Vツインスパークエンジンです。
しかし、マフラーが崩御しているようで、やたらバリバリうるさいダス 。
更に・・
完全崩御のブレーキ
サーボASSYが不良のようで、完全ノーブレーキ状態ダス。
JAFがご丁寧にもショップまで運んでくれましたw。
この固体を商品車デビューさせるにはNEWペイント+ブレーキ修理+マフラー交換
と、全て合算すればかなりお財布に優しくないコストとなります。
果たしてそこまで注ぎ込んで売れる代物なのか?。
捨てるには忍びないのも重々承知しておりますし可哀想ですネ。
唯一の希望的観測としては、将来的にアルファ伝統エンジンを積んだこの初期型
155が再び持て囃されることを期待するしかありません。
まあ、911ナローのようにはならないでしょうが、アルファのサルーンはいまいち
人気が出ないというマイナス要素もあります 。
たぶん大枚注ぎ込んでも即売というわけにはいかないでしょう。
ホンマに悩ましい155でありますネ。
04yBMW320i E46最終モデル 1オーナー 2.9万km
常連様からの指令はLHD(左H)が絶対条件で有りました。
その理由はガレージの出入りの関係で趣味性は二の次でありました。
一部のスポーツカーを除けば、LHD車は限りなく陰を潜めてしまいました。
つまり、買いたくても存在しないということなんダス 。
今回のリクエストは通勤メインの実用車ですから、尚更選択肢が限られます。
LHDダス!
BMWやMBにはLHDが供給されておりました。
他にも候補はありましたが、性能実用面からはBMWに敵わないというのが正直なところです。
Dr自身もかって、同型328(初期型)を衝動買いしたくらいですからネw。
BMW320(6発指定)は国境を越えて賛同したい車種でした。
果たしてAAでGETした320と昨日ご対面したDrはシビアな目で検証しました。
まさに緊張の瞬間であります。
基本的なコンディションは及第点ですが、ど~も前オーナーは乗りっぱなしで手入れは
しないタイプのようです 。
埃の被ったエンジンルームw
E46は結構頑丈で壊れませんから、エンジンルームを開けることも無かったのでしょう。
ちなみにチェーン駆動ですから、安心かつメンテ代はお財布に優しいのです。
ベタベタで見苦しいw
インテリアも薄汚れており、一部プラパーツはよろしくありましぇん。
全て見苦しくなるようで、OEMパーツまで供給されてるのは驚きです。
ギコギコガタガタw 閉じないモニター
案の定というか、恐れていた現象です。
ほぼ全てこのリトラクタブルのナビモニターは壊れちゃいますからネ。
その他アロイホイールのガリ傷等もバリ物に仕立て上げるのは悩ましいところダス。
走行3万kmなのはホンマかいなと思いたくなるDrでしたが、
とても綺麗なセレクターノブ
たぶん実走行と思われ、それなりの愛情を加えれば、バリ物復活は困難でもありません。
どこまで手入れするかはクライエント様と相談中であります。
最後に試走したらこのBMW320(2.2L)はやはり優れものでした。
バランシングに関しては量産車では世界最高峰のストレート6は快音かつトルキー
&スムーズとケチをつけようがありません。
このBWMで通勤するのは楽しみ以外の何物でもないでしょう。
渋滞しない高速道路をメインに通勤されるオーナー様がちょっと羨ましいですネ 。
なぜかエンジンルーム取付?
オートリレーとは正式にはオートカットリレーという言うべきだろう。
まさに前時代的な遺物というべきパーツだが、キャブ車にクーラーを付ける場合の
必須のアイテムと言える(個人的見解)。
このパーツの役目はエンジンに負担が掛かるアイドリング時にクーラーコンプレッサーを
OFFさせるというものであ~る。
MANモードはカットしない
そもそもキャブレターは熱に弱いものであ~る 。
アイドリング時にコンプレサーが負担を掛けるから、キャブが沸いたりして、アイドル不調
やオーバーヒートをする。
このオートカット装置はアイドル時にはコンプレッサーをOFFさせるから、エンジンに
負担を掛けないという優れ物であ~る。
但し、その代償として、当然アイドル時にクーラーは効かない。
1,500rpmにてクーラーON設定
コンプレッサーをカットする回転域は選択出来るから、出来る限り効かせたい場合は
低目のカット回転数が望ましい。
アイドル時には全く効かなくても、少々アクセルを煽ってやれば、クーラーはONする
からそれほど致命的ではないのであ~る。
Dr'sコレクション?
絶版品ゆえに入手は苦労するが、PFセンセと出入りの電装屋の協力の元にGET出来た。
懸案の我が33の夏場の実用化を目指してこのオートカット装置を取り付けた。
作業はDr自身が行ったが、4本の結線をするだけだから、特に難しくはない。
本来は室内に取り付けてリモートするのだが、AUTOモードしか使わないから、
敢えてエンジンルームに取り付けた。(手抜きモードw)
独立したACコントロール
33の純正ACは風量も十分で、冷え自体も悪くない。
問題はデリケートなツインキャブが機嫌を損なわないようにすることであ~る。
電動ファンが直撃の右キャブw
やはりアイドル時の負担は相当なもので、必ずアイドリングが乱れたり、かぶり現象が
強いられたが、このカット装置のおかげで全て解消を見たのであ~る!。
更に酷暑テスト中
クーラーは付けたいが、エンジンには負担を掛けたくないなら、このオートカットリレー
は必須のアイテムだ。
出来る限りクーラーを効かせたいなら、ギアを選んで設定の回転数を外さないように
すれば良い。
完全OFFの停車中はアクセルを煽るか、諦めることであ~る(笑)。
結局は薬局で、
オートカットリレーは神様ダス!。
・・・ということになる 。
ツルピカ1750GTV
現在陳列中の1750GTVのボディはとても綺麗です。
前オーナー様に聞いたら、ボディのレストア費用は並みの1750GTVが2台分買えるくらいの
コストを費やしたそうです!。
作業工程の画像も見せていただきましたが、確かに手を抜いていない作業で、パネルの
ラインなども綺麗に出ております。
このレストア費用(ボディのみ)を聞いて考えさせられました。
その費用が法外なのか、順当と言えるものなのか?。
同型車の車両価格相場から言えば、法外とも言えなくもないが、作業の手間隙から
言えば法外とも言えないというところでしょうか?。
ジュリア専門店でも一通りのレストアを依頼すれば、おおかた7桁万円に近い請求が
来るそうですw。
安すぎるDrの作品? 1750GTV後期
車両代を含めて並みの↑赤の1750GTVのレストア費用(ボディのみ)からずいぶんとお釣りが
くる価格でした。
それでも作業内容は、
■ボディパネル部分交換レストア&NEWペイント
■エンジン&ミッションフルO/H(by PF氏!)
■内装部分レストア
■その他
ウン百万円のレストアに較べたら、見劣りする部分はあるでしょう。
誰でも限りないコストと時間を掛ければ良い物が出来て当たり前です。
このコストでこの仕上がりであれば、ちょっと真似を出来るものではありましぇん。
もっとも、車両販売とセットであるからこそ出来た業であり、単品の作業依頼では
とてもこの価格では無理ですネ。
結局は薬局でジュリアの相場に関しては車両価格とレストア費用というのは本来別物
なんです。
つまり車両価格は相場があり、ジュリア1750GTVなら200万円くらいが基本となるでしょう。
しかし、レストア作業のコストは車両相場とは無関係に発生します。
業者目線からはお安いクルマほどたいしたレストアは出来ないことになります。
結果は外内装はツルピカでも、機関はズルガタという固体が蔓延るのはこういうこと
なんですネ!。
(Drのショップは機関までもやりまっせ~!)←自慢ダス
戴けないシート破れ 赤の1750
ボディが100点でも内装が30点では不釣合いな固体と言うことになります。
やむなく・・
シート表皮を着せ替えた
これで随分と見られるようになりました。
後は木目パネルその他をプチレストア予定です。
実はこの赤1750は現在委託で預かっております。
従って、勝手にコストを掛けることは出来ませんでした。
今回の作業はオーナー様に了承をとりました。
又、綺麗なったら、もう一度乗ろうかとも言われております(笑)。
模範的プチレストア? 白の1750GTV
今後ジュリア105の相場は必ず上がることが予測されます。
その理由は需要多しでもタマ不足(特に段付は無い)が最も大きな理由です。
一番人気のクーペ以外も需要が高まることも予測されます。
豊富に入手出来るリプロパーツでのレストアもジュリア人気に拍車を駆けているのは
間違いありませんが、肝心の固体が入手出来ないのはお話になりましぇん。
関連してレストア費用の増大も値上がり要因になるでしょう。
個人的に値上がりはむしろ好ましいことだと思います。
そのほうがまともなジュリアを製作できるからです。
外内装ツルピカで中身ズルガタは褒められらたものではありませんからネ。
04y AR147 1.6 Twinspark ツルピカ?
外観からはなんの不満も無く綺麗な147であります。
この固体は二年ほど前に販売して、今回下取り入庫と相成りました。
ちぃっとフツ~の147と違うのは・・
ガビ~ンw 走行19万kmダス
実は二年前にすでに17万kmでしたが、1オーナーのディーラー整備で、オドメーターさえ
見なければ決して卑下するような固体ではありませんでした。
新車のようなエンジンルーム?
今回は果たして、いわゆる過走行車が実用になる代物なのか検証してみたいと思います。
中古車ですから個体差が大きく、あくまでもこの固体での評価ということになることを
ご了承下さい。
インテリアは良好ダス
それなりの使用感はもちろんあるものの、特にシートの破れやヘタリもなく10万km以下の
固体と差は見受けられません。
初代オーナーの乗り方に加えて、147のシートは頑丈だと言えましょう。
シフトのグラグラ度判定
やはり結構グラグラしてますが、10万km以下の固体も全て同じようになりますから、
この19万kmの固体を攻めるのは可哀想というところダス。
ASSYは比較的お財布に優しいので、長く乗るなら交換しても良いでしょう。
しかし、このままでも実用には問題ありましぇん。
19万kmの実力判定
この固体はショップ常連様に試乗後に即決して頂きました。
近所を転がしてみて即決された理由がわかりました?!。
これは欲しくなってもおかしくない!。
即ち、1.6の美点である上限まで極めて軽くスムーズに吹き上がるエンジンなのですが、
この固体は過走行故か、アタリが付きまくってるのか、パンチと快音でファンツー
ドライブなのです。
過去例からも15~20万km走った個体はみんなそうなんです!。
最も、全てワンオーナでよくメンテされた固体であったことを付け加えましょう。
エンジンはもちろんノンO/Hで新車時からはなにも触っておりません。
サスペンションに関しては、それなりの使用感はあるものの、ズルガタということは
決してなくて、むしろダンパーは良く効いておりました。
特になにもしなくても、このまま乗れるでしょう。
AC実力判定の図
即決の常連様は「ACもよく効いてるネ」と言われました。
確かに測定しましたら、数字は正直ということでした。
この温度であれば、何の問題もないのですが、即決のお礼にクスリ?を入れておきました。
も~ビンビンダス
お客様は「後2,000kmくらいは乗れるかな?」と言われましたが、10万kmでも乗れるでしょう(笑)。
もちろんそれなりのメンテは必要ということにはなりますが、乗り方次第では過走行は
決して怖くないと言うことは間違いありましぇん。
2011y B-color フルOPT? 3.5万km 検26/6 予価325万円
しばし商品車日照りのショップでしたが、ここに来てボチボチと入庫してきました。
キセノン付
B-colorはブロンズサバンナ(のはずw)
このDELTAはDrも欲しいと思った旦那仕様のAT(トルコン)車ですが、装備が半端でなく
豊富であります。
高級PACK FRAU仕様
広いRrシート
ダッシュもPOLTERONA FRAU
Blue&Me+とシートヒーター
国産HDDナビをスペシャルモディファイ 地デジ付
かなりお財布に厳しいモディファイはお値打ちダス。
ジュリエッタQVのベースエンジン 200PS強力仕様
その他スカイドームやBOSEサウンドなどフル装備であります。
もちろんワンオーナー車ですが、走行距離が少々多いのは高速通勤されたからです。
価格は新車時の6割(OPT含)というところですから、お買い得と言えなくもありません。
外内装ともヒジョ~に綺麗な一級品ダス!。