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1972y Giulia Super1300 LHD 準オリジナル?
創業当時はホンマにノルド専門店でありましたが時代は変わり店頭には殆ど並ばないようになりました
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Drが特段毛嫌いしているわけではありません。
(そういう時期もありましたが
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早い話がタマは無いというか流通しなくなった訳であります。
今回はDrも若干以前より目を付けていたジュリアスーパーが目出度く入庫したのでご紹介しましょう。
なかなかイケてる個体であります
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カレロのランプもバッチシ決まったフロントはオリジナルです?!
巻頭に「準オリジナル」と記したのは訳があります。
見た目はどう見てもオリジナルなんですが見えないところがノンオリジナルです。
塗色はどうみても純正ネイビーなんですが元色じゃないようです?!。
但しE/gルームからトランクルームと全てネイビーですから塗り替えたかは判別出来ません。
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シート、ダッシュ、木目共良好なインテリア LHDは吊り下げペダルになる
内装色もネイビーと合っておりますからノープロブレムです。
純正ステアリングはオリジナル派には必須のアイテムです!。
ボディ内装とも優秀な部類でこのまま手つかずで大丈夫ですね。
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全てオリジナルに見えるがE/gは2,000に換装してある
この2,000E/gに換装してあるのをどう評価するかですが少なくとも見た目はわかりませんネ(苦笑)。
賛否両論あるかと思いますが拘らなければ乗りやすいのは間違い事実です。
以上、Drが準オリジナルと記した理由ですが評価したいのは「見た目」はオリジナルを保っていることですネ!。
Dr的に作者?は秀逸と言っても良いのじゃないでしょうか?。
羊の皮を被った狼がコンセプトだったのかな~んて邪推してしまいます
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もしかしたら塗色はオリジナルかもしれませんネ??(苦笑)。
実はこのジュリアスーパーのウリはそんなことではありません!?。
何を隠そうこの個体は某アルファのメカニックの愛車で自身が精魂込めてメカを仕上げたことんなんです。
E/gはフルO/Hで全てバランス取りしてありMT/クラッチも全てO/Hしてあります。
WeberもO/H済みでアイドリングから高回転域までバッチシ決まってます。
デフも1,300のままでなく2,000用に換装しあり違和感はありません。
サス系もノープロブレムでO/Hしていると思われました。
O/H後1,000kmも走ってなくていわば慣らし中ですが走りは非常にスムーズかつ静粛でありました。
見かけだけ仕上げた旧車が多い中で中身をここまでリビルトしてあるのは特筆出来ます。
前オーナー氏にDrは敬意を表したい気分であります。
一点Drの気に入らなかったのはホイールがやや汚かったのでレストアしました。
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早速外してリペイントしました
4本のホイールの内2本はなぜかチューブドタイアにしてありスティールホイールが腐食してエアー漏れしていからですね。
手持ちのホイールに交換して全輪チューブレスに復活です。
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足下決まれば全て良しの図ダス! センターマークが無いですが
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最初の方の画像はホイールレストア前ですから念のため。
結論としては細部をもう少し手を入れる余地はありますがこれだけ基本的なところにコストと時間を費やしてあるからそれは本当に取るに足らないことです。
メカはホンマに新車並と言ったら言い過ぎでしょうがDrも知らない新車時のジュリアスーパーはこんなんじゃなかろうかと思わす一品であります。
こんなん二度と出ませんで~!
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