惰眠を貪るUターン141パンダ(売約済)
現状でお財布に優しい価格で常連様に買って貰った最終141パンダです。
14.5万kmにとても見えない外内装は誰が見ても綺麗だと言ってくれました。
美し過ぎる室内
Drのセールポイントの謳い文句は・・
前オーナーさんは日常の足に使っておられましたし、とても好調でこのまま乗れますよ!。
現状でも安心!
ところが、納車したらエンジンチェックランプが点灯して再入庫しました。
よくあることで、ラムダセンサー交換で事なきを得ました。
しかし、今度はエンジンが掛かりにくいというか、始動不能にもなり、レッカー救援されました。
ショップに戻ると、果たしてエンジンは始動できて、原因が不明です。
怪しいECU(エンジンコンピューター)
どうも、このECUに原因があることが判明しました。
カプラー揺すると変化が
バラしてもわかりません
このECUはもはや生産中止で入手不可ですが、世界中探して一個見つけました。
半田不良の可能性もありますが、過去例では専門の修理屋に出しても、埒が明かないことが多いです。
実は、かのような前オーナー使用時に全くNPであった個体が、ショップに戻り数ヶ月も陳列放置状態で、
いつのまにか壊れてる事象が頻発しております。
目出度く新オーナー様が見つかり、納車整備で発覚したり、納車後に症状が出ることもあります。
それは、オルタネーターが崩御していたとかなんです。
ブレーキが固着とかなら普通ですが、電気系や電子部品も崩御してるのです。
たぶん、放置でなく乗っていれば壊れなかったんじゃないかと思うのです。
旧車のヒューズボックスの接触不良は、放置で必ずと言っていいくらい接触不良になります。
もし、電気が通電していたら、症状は出ないと思われますから。
一般ユーザーならともかく、ショップ在庫は動かすことは無く、売れるまでは惰眠を貪ります。
そして、いつのまにか壊れてるという、摩訶不思議なことになります。
クルマは置いておくだけで壊れるもんなんです 。
もちろん、乗っていても壊れますが、置いておくだけで壊れるのは納得できません。
復活は、全てショップ負担になりますから、結構被害額は甚大になってるのです。
誰に矛先を向けられるものでもなく、早く売らないオマエが悪いということでしょうか。
Drの心境は、
結局は薬局で、これしかありません 。