
お腹を満たしていざ出陣!
入庫したてのモデルに乗れるのは役得かもしれません。
売約済みのクルマを転がすのは気を使いますが、調子を見るのも大事です。
個人的には出来映えを評価するのが楽しみで、Drはこの時とばかり評論家に変身
しちゃいます(笑)。

土手を快走の図
実は乗るまでは期待半分、失望半分なんて思っておりました。
しかし、意外にも全てがバランスよくまとまっており、近代のアルファはだんだん良くなる法華の太鼓です。
余り大きな声で言えませんが、ことイタ車に関してはモデルチェジごとにある面は進化するものの、大事なところが
取り残されていたりとか、下手すりゃ後退してる部分があったりしたわけです。
それが、このジュリエッタに関してはこれと言った欠点がなく上出来です。

フィーリング良し!
世界の潮流であるダウンサイジングされた1.4ターボエンジンは低速、中速トルクとも
問題なく、高回転もスムーズに回ってくれます。
気がかりであった、そのフィールも悪くありましぇん。
さすが、
エンジンオブイヤーの栄冠は伊達ではなかったというところダス

。

パワースイッチ
従来のMitoなどではノーマルとダイナミックモードに差がありすぎました。
つまり、ノーマルではトロく、ダイナミックでは速すぎみたいなジレンマでした。
それが、このジュリエッタでは差が少なくなり、通常はノーマルで全然大丈夫です。
従来は燃費を考えると、かなり後ろめたさがあったというのが正直なところでしたから。
6速のシフトはアルファの美点を踏襲しており、軽く正確に決まります。

なんと18インチ! 225/40-18
こちらはOpt扱いですが、意外にもサイズはマッチしております。
扁平嫌いのDrもこれなら良いかと思いました。
試乗車はピレリPゼロrossoでしたが、過去の経験でRossoは良いタイヤだと思います。
一番感激させたのは乗り心地がしなやかになったことです!。
まさに「ジュリエッタよ良くやった!」と言いたいくらいです

。
最も、最新のモデルはほぼそういう改善が常識ですから、むしろやっと追い付いたと
言うべきかもしれません。
以上、簡単ですが、NEWジュリエッタにはイタ車にありがちなこれと言った欠点が見当たりませんでした。
ちょっと重箱の隅をつついてみましょうか?!。

規格外のオーディオ
デザイン重視なら良いのでしょうが、これは頂けません。
やはり1DINの規格にして自由度を尊重して欲しいと思います。(並行輸入車は特に)
アタッチメントが出ることを祈りましょう。
インパネの意匠は斬新かつ個性的で、さすがイタリアンデザインです。
但し、使い勝手が良いかは知りましぇん(笑)。

助手席は鍵穴ナシ
ECの潮流なんでしょうネ。
知る限りMBが最初だったと思います。
これは盗難防止の為でしょうか?。

よく見る光景?
決して悪くはありませんが、ドイツ車なんかとも共通のデザインですから、影響を受けてるんでしょうネ。

この裏に鍵穴が?
Rrハッチを開けたかったのですが、リリースが見当たりませんでした。
従来のアルファだとアルファマークがスライドします。
久しぶりに一句浮かびました。
ジュリエッタのRrハッチオープナーと掛けて、
象印エアポットと解く、
その心は?
押すだけ
(座布団一枚は貰えますよネ?)
次いきましょう(笑)。
実はRrハッチのオープナーは159と同じになりました。(
最初から言えw)
従来のキーを抜いたり、車内のボタンを探したりと、アクロバットを演じる必要は
ありませんから大きな改善と言いたいです。

Optのアルミペダル
こちらも、パックスポーツを選択すると付いてきます。
この約10万円のパックスポーツは盛りだくさんで、かなりお買い得感が大きいです。
以上、若干支離滅裂になりましたが、大筋では間違っていないと思うDrの試乗記ダス。
少々気になるとしたら短時間であったことでしょう。
操縦性に関しても評価出来るほど試せなかったのが残念ですが、特に違和感はありませんでした。
走る性能もさることながら、圧倒的な質感の向上を見逃せません。
少なくとも、147よりもより上級車種に見えます。
又、ライバルたるドイツ物にも引けをとらないでしょう。
Drは商売抜きで、アルファの全体の質が向上したことが嬉しく思います

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