【現在、アメリカ旅行中】
2日からアメリカに旅行しており、今はユタ州のブライスキャニオン国立公園内のロッジに戻ってきたところです。
ラスベガスを基点に今日から4泊5日で、ザイオン、ブライスキャニオン、キャピトルリーフ、アーチーズ、モニュメントバレー、アンテロープ、そしてグランドキャニオンなどを回る、いわゆる“グランドサークル”のコースです。
そんな事情で情報が全く取れていませんし、時間も十分にはありません。(普段より更)不正確な記述になることをご了承ください。
【先ほどTV討論会終了 国民の判定は?】
アメリカは大統領選挙の只中で、その勝敗に大きく影響すると言われるオバマ、ロムニー両氏のテレビ討論会が行われました。
****米大統領選:浮動票狙い正念場…テレビ討論会*****
米大統領選(11月6日投開票)に向けた民主、共和両党の大統領候補による初のテレビ討論会が3日夜(日本時間4日午前)、デンバーで行われる。支持率でリードする民主党のオバマ大統領(51)に、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が逆転をかける正念場になる。初回は内政課題がテーマで、厳しい経済情勢を受けオバマ大統領が守勢に立たされる展開も想定される。
オバマ氏は9月30日、ネバダ州ラスベガスの集会で「(討論会では)国家を成長させるために何をすべきか、安心をどう回復するか、真剣な議論をしたい」と強調。一方、ロムニー氏は1日のデンバーでの集会で「討論会の勝ち負けは気にしない。大事なのは、双方が米国の進むべき道筋を示すということだ」と語った。
討論会は、まだ投票先を決めていない無党派層などの浮動票の行方に影響を与える。22日まで計3回の討論会は全米中継を通じて6000万人が視聴するといわれるだけに、両候補とも万全の準備で臨む。
オバマ氏はラスベガス近郊で、04年の大統領候補、ケリー上院議員をロムニー氏の代役に立て討論会のリハーサルを実施。ロムニー氏も、ポートマン上院議員に大統領役を依頼し、同様の訓練を何度も行ってきた。
各種支持率の平均値を調べている調査機関リアル・クリア・ポリティクスによると、1日現在でオバマ氏がロムニー氏を約3ポイント上回っている。とくに勝敗の行方を決するフロリダやバージニアなど激戦8州の支持率では、ノースカロライナ州を除く7州でオバマ氏がリードしている。
9月中旬、ロムニー氏が「連邦所得税を支払っていない(米国民の)47%のことは気にしていない」などと「弱者切り捨て」と受け止められかねない発言をしたビデオが暴露され、オバマ氏への流れを一気に加速した。
劣勢のロムニー氏を応援するニュージャージー州のクリスティー知事(共和)は「3日の討論会でロムニー氏が将来像を語れば、優劣が入れ替わっているはずだ」と期待を示した。選挙直前には現職候補に不利な事件が起きたり、情報が流れる「10月の奇襲」(オクトーバー・サプライズ)との表現もあり、土壇場の逆転を狙う。
ただし、よっぽどの失態がない限り、オバマ氏リードの情勢を覆すのは難しそうだ。米紙ワシントン・ポストの調査では、65%が討論会でオバマ氏が「勝利する」と予想。「ロムニー氏勝利」は31%にとどまった。【10月3日】
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実は、ネットでこのニュースを見て、「今夜じゃないか!」と、あわててTVをつけたのですが、ちょうど討論会が終わったところで、その解説をやっていました。
残念ながら、私の貧しい英語力では何を言っているのかさっぱりわかりませんが、「討論会でどちらが勝ったと思うか?」というグラフで、オバマ22%、ロムニー46%、どちらとも言えない32%という数字が並んでいました。
これが、どういう者を対象にどれほどの規模で行ったどういう調査か全くわかりませんが、仮に討論会直後のアンケート結果であれば、討論上手と言われるオバマ大統領に対し、ロムシー氏が結構健闘したということでしょうか。きちんとした反響はこれからでしょう。
もっとも、今日は内政課題ということで、当然に高い失業率が続く経済が主要課題となります。
成功した企業家として経済に強いことを“売り”にしているロムニーとしては、高い失業率を改善できていないオバマ大統領を攻める絶好の機会です。
これで好印象を得られないなら、ロムニー氏に勝ち目はありません。
【デスパレートなロムニー氏に「10月の奇襲」は?】
周知のように、これまでの選挙戦は高失業率にもかかわらず、オバマ大統領が有利に進めてきています。
なかなか魅力をアピールできないロムニー氏の弱さに助けられているとも言えます。
特に、「連邦所得税を支払っていない(米国民の)47%のことは気にしていない」などのビデオ発言が暴露されたロムニー氏は非常に苦しい立場に立たされています。
****米大統領選 激戦州、軒並みオバマ氏優勢 ロムニー氏 失言ダメージ大きく****
11月6日の投開票日まで1カ月あまりとなった米大統領選は、再選を目指す民主党のオバマ大統領(51)が優勢となっている。大票田のカリフォルニア州などを固めたほか、勝敗の行方を大きく左右する主な激戦州で共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)をリードしている。
選挙に詳しい政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、オバマ氏は、西部カリフォルニアや北東部のニューヨーク、中西部イリノイの各州など大票田を中心に10州を固め、選挙人142人を確保した。優位に選挙戦を進めている州で逃げ切った場合、勝利に必要な過半数270人まであと5人という265人に迫る勢いだ。
ロムニー氏は、アラバマ州やアーカンソー州など南部や中西部を中心に13州を固めたが、オバマ氏の固めた選挙人の約半数にとどまる76人を確保しただけ。優位な州を含めても選挙人は191人で、オバマ氏に大きく水をあけられている。
選挙戦を左右する激戦州をみると、中西部オハイオでオバマ氏49・3%、ロムニー氏43・9%。南部フロリダでオバマ氏49・3%、ロムニー氏46・1%、最初の討論会が開かれる西部コロラドで、オバマ氏48・7%、ロムニー氏45・8%と、いずれもオバマ氏が数ポイントリードしている。
9月26日発表のキニピアック大の世論調査結果だと、オバマ氏がオハイオ州で10ポイント、フロリダ州で9ポイントのリード。同調査で過去最大の差をつけた。
両州は民主、共和両党の勢力が伯仲する“激戦州の中の激戦州”で大票田。ロムニー陣営にとって気になるのは、第二次大戦後、両州のどちらかでも落として当選した候補は共和党にいないというジンクスだ。
反格差運動「ウォール街を占拠せよ」は国民の1%にあたる高額所得者を批判したが、ロムニー氏の資産家ぶりは「1%の高額所得者が99%に見えてくるほどだ」と揶揄(やゆ)されたこともある。最近では「米国民の47%を占める非納税者の面倒はみない」との発言が報じられ、庶民に冷たいとのイメージを払拭できず、好感度を上げられずにいる。
10月には大統領候補同士のテレビ討論会が3回予定されている。ロムニー氏は、オバマ氏との直接対決の場で少しでも好感度を上げ、形勢逆転を狙う構えだ。【10月1日 産経】
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勝敗を実質的決する激戦州の状況については、【10月1日 AFP】によれば、オハイオ、フロリダ、ペンシルベニアの各州で、9~12ポイント差でオバマ大統領がリードしているとの数字になっています。
ロムニー氏にとっては“厳しい”を超えた状況でもあります。
ロムニー陣営の選挙対策責任者が「見切りをつけた」とも評される事態も報じられています。
****ロムニー選対トップが辞任=劣勢で見切り?―米大統領選****
米共和党のロムニー大統領候補陣営は20日、共同選挙対策委員長を務めるポーレンティー前ミネソタ州知事が辞任したと発表した。ロムニー氏はこのところオバマ大統領に支持率でじりじり後れを取っている。11月6日に投開票日が迫る異例のタイミングの辞任だけに「見切りを付けた」との臆測が広がりそうだ。
ポーレンティー氏は党の候補者争いに名乗りを上げたが、昨年8月に早々と撤退。その後、いち早くロムニー氏支持に回り、副大統領候補の一人として最終選考に残った。共和党に政権が移れば要職に起用されるとの見方も出ていた。【9月21日 時事】
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一方、オバマ大統領には海外からも応援が届いています。オバマ大統領にはありがた迷惑でしょうが。
*****「私が米国民ならオバマ氏に投票する」、チャベス大統領****
もし自分が米国民なら、11月の米大統領選ではバラク・オバマ大統領に投票するだろう――ベネズエラのウゴ・チャベス大統領が9月30日、所有するテレビ局の番組でこのような発言をした。
自身も7日に大統領選を控え、野党統一候補エンリケ・カプリレス氏と接戦を繰り広げているチャベス大統領。「もし私が米国民なら、オバマ氏に1票と投じる」と述べ、仮にオバマ氏がベネズエラの首都カラカスの労働者階級出身だったなら、チャベス氏に一票を投じるに違いない、と続けた。
さらに「オバマ大統領は最近、非常に理性的で正しいコメントをした。ベネズエラは米国の利益にとって脅威ではないと述べたのだ」「オバマ氏はナイスガイだな」などと語った。
一方、米共和党のミット・ロムニー候補の政策については「極右的」「全く理不尽」と一蹴(いっしゅう)した。【10月1日 AFP】
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このところ影の薄いロシアのメドベージェフ首相も、オバマ勝利を冗談半分に語っています。
もっとも、メドベージェフ首相について言えば、やや“軽すぎる”言動のような感はありますが。
*****「フォロワー多いオバマ氏再選」FB創始者にロシア首相****
世界最大の交流サイトを運営する米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が1日、モスクワを訪れ、ロシアのメドベージェフ首相と会談した。
地元メディアによると、首相は「米国の大統領選はオバマ大統領が勝つという理解でいいね。だって、ツイッターのフォロワーはロムニー氏よりも多いからね」と冗談を飛ばした。ザッカーバーグ氏は「ソーシャルメディアがまさか政治を左右する要因になるとは想像もしなかった」と応じたという。首相は会談後、早速自身のフェイスブックのページにザッカーバーグ氏との会談の写真を投稿した。
ザッカーバーグ氏はロシアの優秀なプログラマーの勧誘や、ロシアでのフェイスブック関連事務所の開設などを検討するためにモスクワを訪問したという。【10月2日 朝日】
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ロムニー氏が追い込まれつつあるなかでの、今夜のTV討論会。
「10月の奇襲」(オクトーバー・サプライズ)に向けての足がかりとなったのでしょうか。
明日の旅行準備をしないといけないので、今日はこれまで。
2日からアメリカに旅行しており、今はユタ州のブライスキャニオン国立公園内のロッジに戻ってきたところです。
ラスベガスを基点に今日から4泊5日で、ザイオン、ブライスキャニオン、キャピトルリーフ、アーチーズ、モニュメントバレー、アンテロープ、そしてグランドキャニオンなどを回る、いわゆる“グランドサークル”のコースです。
そんな事情で情報が全く取れていませんし、時間も十分にはありません。(普段より更)不正確な記述になることをご了承ください。
【先ほどTV討論会終了 国民の判定は?】
アメリカは大統領選挙の只中で、その勝敗に大きく影響すると言われるオバマ、ロムニー両氏のテレビ討論会が行われました。
****米大統領選:浮動票狙い正念場…テレビ討論会*****
米大統領選(11月6日投開票)に向けた民主、共和両党の大統領候補による初のテレビ討論会が3日夜(日本時間4日午前)、デンバーで行われる。支持率でリードする民主党のオバマ大統領(51)に、共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)が逆転をかける正念場になる。初回は内政課題がテーマで、厳しい経済情勢を受けオバマ大統領が守勢に立たされる展開も想定される。
オバマ氏は9月30日、ネバダ州ラスベガスの集会で「(討論会では)国家を成長させるために何をすべきか、安心をどう回復するか、真剣な議論をしたい」と強調。一方、ロムニー氏は1日のデンバーでの集会で「討論会の勝ち負けは気にしない。大事なのは、双方が米国の進むべき道筋を示すということだ」と語った。
討論会は、まだ投票先を決めていない無党派層などの浮動票の行方に影響を与える。22日まで計3回の討論会は全米中継を通じて6000万人が視聴するといわれるだけに、両候補とも万全の準備で臨む。
オバマ氏はラスベガス近郊で、04年の大統領候補、ケリー上院議員をロムニー氏の代役に立て討論会のリハーサルを実施。ロムニー氏も、ポートマン上院議員に大統領役を依頼し、同様の訓練を何度も行ってきた。
各種支持率の平均値を調べている調査機関リアル・クリア・ポリティクスによると、1日現在でオバマ氏がロムニー氏を約3ポイント上回っている。とくに勝敗の行方を決するフロリダやバージニアなど激戦8州の支持率では、ノースカロライナ州を除く7州でオバマ氏がリードしている。
9月中旬、ロムニー氏が「連邦所得税を支払っていない(米国民の)47%のことは気にしていない」などと「弱者切り捨て」と受け止められかねない発言をしたビデオが暴露され、オバマ氏への流れを一気に加速した。
劣勢のロムニー氏を応援するニュージャージー州のクリスティー知事(共和)は「3日の討論会でロムニー氏が将来像を語れば、優劣が入れ替わっているはずだ」と期待を示した。選挙直前には現職候補に不利な事件が起きたり、情報が流れる「10月の奇襲」(オクトーバー・サプライズ)との表現もあり、土壇場の逆転を狙う。
ただし、よっぽどの失態がない限り、オバマ氏リードの情勢を覆すのは難しそうだ。米紙ワシントン・ポストの調査では、65%が討論会でオバマ氏が「勝利する」と予想。「ロムニー氏勝利」は31%にとどまった。【10月3日】
******************
実は、ネットでこのニュースを見て、「今夜じゃないか!」と、あわててTVをつけたのですが、ちょうど討論会が終わったところで、その解説をやっていました。
残念ながら、私の貧しい英語力では何を言っているのかさっぱりわかりませんが、「討論会でどちらが勝ったと思うか?」というグラフで、オバマ22%、ロムニー46%、どちらとも言えない32%という数字が並んでいました。
これが、どういう者を対象にどれほどの規模で行ったどういう調査か全くわかりませんが、仮に討論会直後のアンケート結果であれば、討論上手と言われるオバマ大統領に対し、ロムシー氏が結構健闘したということでしょうか。きちんとした反響はこれからでしょう。
もっとも、今日は内政課題ということで、当然に高い失業率が続く経済が主要課題となります。
成功した企業家として経済に強いことを“売り”にしているロムニーとしては、高い失業率を改善できていないオバマ大統領を攻める絶好の機会です。
これで好印象を得られないなら、ロムニー氏に勝ち目はありません。
【デスパレートなロムニー氏に「10月の奇襲」は?】
周知のように、これまでの選挙戦は高失業率にもかかわらず、オバマ大統領が有利に進めてきています。
なかなか魅力をアピールできないロムニー氏の弱さに助けられているとも言えます。
特に、「連邦所得税を支払っていない(米国民の)47%のことは気にしていない」などのビデオ発言が暴露されたロムニー氏は非常に苦しい立場に立たされています。
****米大統領選 激戦州、軒並みオバマ氏優勢 ロムニー氏 失言ダメージ大きく****
11月6日の投開票日まで1カ月あまりとなった米大統領選は、再選を目指す民主党のオバマ大統領(51)が優勢となっている。大票田のカリフォルニア州などを固めたほか、勝敗の行方を大きく左右する主な激戦州で共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)をリードしている。
選挙に詳しい政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、オバマ氏は、西部カリフォルニアや北東部のニューヨーク、中西部イリノイの各州など大票田を中心に10州を固め、選挙人142人を確保した。優位に選挙戦を進めている州で逃げ切った場合、勝利に必要な過半数270人まであと5人という265人に迫る勢いだ。
ロムニー氏は、アラバマ州やアーカンソー州など南部や中西部を中心に13州を固めたが、オバマ氏の固めた選挙人の約半数にとどまる76人を確保しただけ。優位な州を含めても選挙人は191人で、オバマ氏に大きく水をあけられている。
選挙戦を左右する激戦州をみると、中西部オハイオでオバマ氏49・3%、ロムニー氏43・9%。南部フロリダでオバマ氏49・3%、ロムニー氏46・1%、最初の討論会が開かれる西部コロラドで、オバマ氏48・7%、ロムニー氏45・8%と、いずれもオバマ氏が数ポイントリードしている。
9月26日発表のキニピアック大の世論調査結果だと、オバマ氏がオハイオ州で10ポイント、フロリダ州で9ポイントのリード。同調査で過去最大の差をつけた。
両州は民主、共和両党の勢力が伯仲する“激戦州の中の激戦州”で大票田。ロムニー陣営にとって気になるのは、第二次大戦後、両州のどちらかでも落として当選した候補は共和党にいないというジンクスだ。
反格差運動「ウォール街を占拠せよ」は国民の1%にあたる高額所得者を批判したが、ロムニー氏の資産家ぶりは「1%の高額所得者が99%に見えてくるほどだ」と揶揄(やゆ)されたこともある。最近では「米国民の47%を占める非納税者の面倒はみない」との発言が報じられ、庶民に冷たいとのイメージを払拭できず、好感度を上げられずにいる。
10月には大統領候補同士のテレビ討論会が3回予定されている。ロムニー氏は、オバマ氏との直接対決の場で少しでも好感度を上げ、形勢逆転を狙う構えだ。【10月1日 産経】
*******************
勝敗を実質的決する激戦州の状況については、【10月1日 AFP】によれば、オハイオ、フロリダ、ペンシルベニアの各州で、9~12ポイント差でオバマ大統領がリードしているとの数字になっています。
ロムニー氏にとっては“厳しい”を超えた状況でもあります。
ロムニー陣営の選挙対策責任者が「見切りをつけた」とも評される事態も報じられています。
****ロムニー選対トップが辞任=劣勢で見切り?―米大統領選****
米共和党のロムニー大統領候補陣営は20日、共同選挙対策委員長を務めるポーレンティー前ミネソタ州知事が辞任したと発表した。ロムニー氏はこのところオバマ大統領に支持率でじりじり後れを取っている。11月6日に投開票日が迫る異例のタイミングの辞任だけに「見切りを付けた」との臆測が広がりそうだ。
ポーレンティー氏は党の候補者争いに名乗りを上げたが、昨年8月に早々と撤退。その後、いち早くロムニー氏支持に回り、副大統領候補の一人として最終選考に残った。共和党に政権が移れば要職に起用されるとの見方も出ていた。【9月21日 時事】
****************
一方、オバマ大統領には海外からも応援が届いています。オバマ大統領にはありがた迷惑でしょうが。
*****「私が米国民ならオバマ氏に投票する」、チャベス大統領****
もし自分が米国民なら、11月の米大統領選ではバラク・オバマ大統領に投票するだろう――ベネズエラのウゴ・チャベス大統領が9月30日、所有するテレビ局の番組でこのような発言をした。
自身も7日に大統領選を控え、野党統一候補エンリケ・カプリレス氏と接戦を繰り広げているチャベス大統領。「もし私が米国民なら、オバマ氏に1票と投じる」と述べ、仮にオバマ氏がベネズエラの首都カラカスの労働者階級出身だったなら、チャベス氏に一票を投じるに違いない、と続けた。
さらに「オバマ大統領は最近、非常に理性的で正しいコメントをした。ベネズエラは米国の利益にとって脅威ではないと述べたのだ」「オバマ氏はナイスガイだな」などと語った。
一方、米共和党のミット・ロムニー候補の政策については「極右的」「全く理不尽」と一蹴(いっしゅう)した。【10月1日 AFP】
***************
このところ影の薄いロシアのメドベージェフ首相も、オバマ勝利を冗談半分に語っています。
もっとも、メドベージェフ首相について言えば、やや“軽すぎる”言動のような感はありますが。
*****「フォロワー多いオバマ氏再選」FB創始者にロシア首相****
世界最大の交流サイトを運営する米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が1日、モスクワを訪れ、ロシアのメドベージェフ首相と会談した。
地元メディアによると、首相は「米国の大統領選はオバマ大統領が勝つという理解でいいね。だって、ツイッターのフォロワーはロムニー氏よりも多いからね」と冗談を飛ばした。ザッカーバーグ氏は「ソーシャルメディアがまさか政治を左右する要因になるとは想像もしなかった」と応じたという。首相は会談後、早速自身のフェイスブックのページにザッカーバーグ氏との会談の写真を投稿した。
ザッカーバーグ氏はロシアの優秀なプログラマーの勧誘や、ロシアでのフェイスブック関連事務所の開設などを検討するためにモスクワを訪問したという。【10月2日 朝日】
***************
ロムニー氏が追い込まれつつあるなかでの、今夜のTV討論会。
「10月の奇襲」(オクトーバー・サプライズ)に向けての足がかりとなったのでしょうか。
明日の旅行準備をしないといけないので、今日はこれまで。
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