「こんにちわァ、テディちゃでス!
やッとォ、なつやすみィ~!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!大人も夏休み!)
こんにちは、ネーさです。
《お盆休み》週間がやってきました。
待望のお休みだ!という御方、
お盆週間も仕事よ!という御方も、
ヒマを見つけては、さあ、読書タイム!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
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―― 日本怪獣侵略伝 ――
企画・キャラクター原案は寒川江弘さん、
著者は収録順に、村井さだゆきさん、小中千昭さん、中野貴雄さん、會川昇さん、
井口昇さん、上原正三さん、2015年4月に発行されました。
『――ご当地怪獣異聞集――』と副題が付されています。
「ほぺッ? ごとうちィかいじゅうゥ~??」
「ぐるがるるっ」(←訳:ゆるキャラですかっ)
いいじゃありませんか、都道府県や市町村ごとに
公認や非公認のキャラクターちゃんたちが存在するのなら、
怪獣さんたちに出身地があり、
日本を元気にしてくれるご当地怪獣がいても。
けれど、なぜいま怪獣なのか?というと――
御本の冒頭には、
企画者の寒川さんによる
《今、日本に怪獣が足りない!》論が掲げられています。
その一部をちょっと拝借させていただきましょう。
書店に並ぶ怪獣の研究本、
怪獣フィギュアなどは
すべて過去の遺産の食いつぶしだ!
日曜朝の番組にも怪獣は居ない。
輸入品のKAIJUで君は満足か?
新しい国産怪獣映画をもい待っていられない!
ならフィギュアから先にドンドン作ってやれ!
映画があってそこからフィギュアが作られる、
その流れを逆にしてやれ!
いつかそれが映画へと繋がるように……。
「わほうゥ! あつきィこころざしィでス!」
「がるるぐる!」(←訳:怪獣愛だね!)
そんな想いから始まった『ご当地怪獣プロジェクト』。
先ずは第一歩。
フィギュアから小説に進化した!
新しい国産怪獣誕生の瞬間を見逃すな!
という経緯があり、
この御本は編まれました。
6人の作家さんによる6編の怪獣物語は、それぞれ、
新潟県、東京都、大阪府、
千葉県、神奈川県、沖縄県、
を舞台にしています。
「かながわけんとォ、とうきょうとォ!」
「ぐっるがる!」(←訳:メッカだよ!)
ええ、ゴジラの上陸以来、
東京都と神奈川県は怪獣発生率で
常に他道府県を一歩リードしてきました。
けれど、東京と神奈川のお隣り、
千葉県を忘れてはいけません。
會川昇さん著『伝奇怪獣 バッケンドン登場』では、
ゴジラよりも古くその起源をさかのぼる?
とある怪獣が牙を剥くのです。
すなわち、
《南総怪異八犬獣》。
「はッけんでんッ? ッていうとォ?」
「がるぐるるー!」(←訳:馬琴さんだー!)
江戸時代も煮詰まった文政四年(1821年)、
ひそかに囁かれる噂がありました。
近ごろ、巷で大評判の『八犬伝』を読んでは、
安房国へ“八犬伝詣で”をする者の多いこと。
しかし……
“八犬伝詣で”をすると、
無事に帰れない……?
山中で、行方知れずになる……
いや、怪獣に食われるのだそうな……
「ひょえええェッ!」
「ぐるがるるるる!」(←訳:それ有り得そう!)
噂の真偽を確かめんと、安房国富山(とみさん)山中に分け入る、
いわくありげな男たち。
彼らがそこで目にしたものは――
「わうううゥッ、これはッ!」
「がるるぐるぐる!」(←訳:助けて馬琴先生!)
古典と伝奇ミステリが混然となって怪異の雄叫びに揺れる
秀逸な怪獣ファンタジー、
時代小説好きな活字マニアさんにおすすめですよ♪
いやー、他の作品も詳しく御紹介したいのですが、
題名だけでネタばらしになっちゃいそうなものもあり、
挿絵の愉しさについては、
これはもう御自身の眼で見ていただかないとー!
「さしえッ、ちゅうもくゥでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:どれも超力作!)
怪獣を愛する皆さま、
ぜひ一読してくださいね~♪
やッとォ、なつやすみィ~!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!大人も夏休み!)
こんにちは、ネーさです。
《お盆休み》週間がやってきました。
待望のお休みだ!という御方、
お盆週間も仕事よ!という御方も、
ヒマを見つけては、さあ、読書タイム!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 日本怪獣侵略伝 ――
企画・キャラクター原案は寒川江弘さん、
著者は収録順に、村井さだゆきさん、小中千昭さん、中野貴雄さん、會川昇さん、
井口昇さん、上原正三さん、2015年4月に発行されました。
『――ご当地怪獣異聞集――』と副題が付されています。
「ほぺッ? ごとうちィかいじゅうゥ~??」
「ぐるがるるっ」(←訳:ゆるキャラですかっ)
いいじゃありませんか、都道府県や市町村ごとに
公認や非公認のキャラクターちゃんたちが存在するのなら、
怪獣さんたちに出身地があり、
日本を元気にしてくれるご当地怪獣がいても。
けれど、なぜいま怪獣なのか?というと――
御本の冒頭には、
企画者の寒川さんによる
《今、日本に怪獣が足りない!》論が掲げられています。
その一部をちょっと拝借させていただきましょう。
書店に並ぶ怪獣の研究本、
怪獣フィギュアなどは
すべて過去の遺産の食いつぶしだ!
日曜朝の番組にも怪獣は居ない。
輸入品のKAIJUで君は満足か?
新しい国産怪獣映画をもい待っていられない!
ならフィギュアから先にドンドン作ってやれ!
映画があってそこからフィギュアが作られる、
その流れを逆にしてやれ!
いつかそれが映画へと繋がるように……。
「わほうゥ! あつきィこころざしィでス!」
「がるるぐる!」(←訳:怪獣愛だね!)
そんな想いから始まった『ご当地怪獣プロジェクト』。
先ずは第一歩。
フィギュアから小説に進化した!
新しい国産怪獣誕生の瞬間を見逃すな!
という経緯があり、
この御本は編まれました。
6人の作家さんによる6編の怪獣物語は、それぞれ、
新潟県、東京都、大阪府、
千葉県、神奈川県、沖縄県、
を舞台にしています。
「かながわけんとォ、とうきょうとォ!」
「ぐっるがる!」(←訳:メッカだよ!)
ええ、ゴジラの上陸以来、
東京都と神奈川県は怪獣発生率で
常に他道府県を一歩リードしてきました。
けれど、東京と神奈川のお隣り、
千葉県を忘れてはいけません。
會川昇さん著『伝奇怪獣 バッケンドン登場』では、
ゴジラよりも古くその起源をさかのぼる?
とある怪獣が牙を剥くのです。
すなわち、
《南総怪異八犬獣》。
「はッけんでんッ? ッていうとォ?」
「がるぐるるー!」(←訳:馬琴さんだー!)
江戸時代も煮詰まった文政四年(1821年)、
ひそかに囁かれる噂がありました。
近ごろ、巷で大評判の『八犬伝』を読んでは、
安房国へ“八犬伝詣で”をする者の多いこと。
しかし……
“八犬伝詣で”をすると、
無事に帰れない……?
山中で、行方知れずになる……
いや、怪獣に食われるのだそうな……
「ひょえええェッ!」
「ぐるがるるるる!」(←訳:それ有り得そう!)
噂の真偽を確かめんと、安房国富山(とみさん)山中に分け入る、
いわくありげな男たち。
彼らがそこで目にしたものは――
「わうううゥッ、これはッ!」
「がるるぐるぐる!」(←訳:助けて馬琴先生!)
古典と伝奇ミステリが混然となって怪異の雄叫びに揺れる
秀逸な怪獣ファンタジー、
時代小説好きな活字マニアさんにおすすめですよ♪
いやー、他の作品も詳しく御紹介したいのですが、
題名だけでネタばらしになっちゃいそうなものもあり、
挿絵の愉しさについては、
これはもう御自身の眼で見ていただかないとー!
「さしえッ、ちゅうもくゥでス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:どれも超力作!)
怪獣を愛する皆さま、
ぜひ一読してくださいね~♪