テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

判じて、にっこり♪

2015-08-15 21:40:50 | ミュゼ
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
 まいにちィ、にゅうどうゥぐもォ!」
「がるる!ぐるがるっ?」(←訳:虎です!夕立かなっ?)

 こんにちは、ネーさです。
 夏雲がまぶしいお盆休みの週末は、
 読書をサボり、
 東京からちょっと離れた都市での展覧会情報を、どうぞ~♪

  



              ―― 判じ絵 ――



 群馬県高崎市の高崎市タワー美術館にて、
 会期は2015年7月4日~9月6日(月曜休館、ただし月曜が祝日の場合は開館し翌日休館)、
 『江戸のなぞなぞに挑戦!』と副題が付されています。

「むほほッ♪ なぞなぞォ~♪」
「ぐぅるがぅるるる!」(←訳:よぉしチャレンジ!)

  

「……えッとォ? これはァ~…?」
「がるる?」(←訳:何だろ?)

 判じ絵(はんじえ)とは、
 江戸時代に庶民の間で流行した
 《ことば遊び》の一種です。

 ↑上の画像でいうと、

 面長の顔→馬に似ている→うまににて→うま煮!

「……あうゥ~??」
「ぐっるるるっ!」(←訳:くっ苦しいっ!)

 そうね、駄ジャレとしては相当苦しいっていうか、
 ギリギリっていうか、
 でもまあ遊びですから。
 あんまりハイレベル過ぎて
 誰にも答えが分からなくなっちゃうのも困りますし。

 ↑上と比べると、
 ↓こちらの判じ絵は、
 もうちょっと可愛げがあるかしらね。

  

 鈴に目がある→すずにめ→すずめ!

 鮫が酔っぱらっている→酔う鮫→ようさめ→よいさめ→酔覚め!

「くうゥッ、こっちもォ~!」
「がるぐる!」(←訳:微妙です!)

 いいんです。
 かつて、映画の中でオーソン・ウエルズさんは言っていたわ。

  ボルジア家の圧政はルネサンスの芸術を生み出したが、
  永世中立国スイスの長い平和は何を生み出した?
  鳩時計だけじゃないか!

 ……そうかなあ?
 少なくとも日本の江戸時代、
 大飢饉が何度もあって、
 災害も毎年のように起こって、
 格差や人権侵害なんて現代の比じゃなくて、
 そりゃもうひどいことだらけだったけれど、
 何万人もが亡くなる規模の戦争は、
 それだけは確かに無かった時代に、
 多色刷りの版画絵が生まれ、
 浮世絵という花を咲かせて
 そして欧米世界を魅了するに到ったんじゃない?
 それは、平和がもたらした美の花でしょう?
 
「これからもォ、へいわなァせかいィでッ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:判じ絵で笑おう!)

 笑う門に、平和の福来たる

 ――であるようにと、祈りつつ。

 
 
 
    さて、今回のオマケ画像は……
   
    やってきました、《シロクマ》の国へ!
    「ひんやりィ~!」
    「がるる!」(←訳:苺入り!)
    良いです!発熱に効きます《シロクマ》!
    熱中症の後遺症でつらい思いをしている御方は
    いちど試してみてくださいね。
    私ネーさには効果ありましたよ!
    ひと匙ずつ食べてゆくうちに身体が冷えて
    気分が良くなってきたんです♪
    う~ん、コンビニものではなくて
    本物の、本場・九州の《シロクマ》を食べたいわ!!

    「どなたかァ、かしてくださァ~いッ!」
    「ぐるるるがる!」(→訳:どこでもドア!)


コメント
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