テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

『白文鳥』が待っている。

2015-08-12 21:07:58 | ミュゼ
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
 ……なんだかァ~、じみィ~!」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!華がない!)

 こんにちは、ネーさです。
 ええ、本日は読書をサボって
 展覧会情報をお送りする日、なんですが、
 ↓いくらなんでも、これ、地味すぎやしませんこと?
 と思ったら、いいえ、大間違いでしたよ。
 さあ、あらためて、こちらを、どうぞ~!

  



            ―― 近代日本彫刻展 ――



 東京都小平市の武蔵野美術大学 美術館・図書館展示室5にて、
 会期は2015年5月25日~8月16日(日曜祝日休館、ただし8/16は特別開館)、
 『A Study of Modern Japanese Sculpture』と英語題名が付されています。

 テディちゃ、虎くん、地味だ何だと言ってる場合じゃないわ!
 ↓これを見てー!

  

「おォッ? これはッ!」
「ぐるる!」(←訳:文鳥だ!)

 そうよ!
 どよ~んとした灰色のチラシ(フライヤー)を裏返してみて、
 私ネーさ、息を呑んだわ!

 『白文鳥』!

 高村光太郎さん畢生の作!
 光太郎さんと智恵子さん夫妻の象徴ともいえる
 番(つがい)の文鳥像よ!

 光太郎さんの全集や作品集にはよく取り上げられている、
 この『白文鳥』(1931年頃制作)――
 有名な割には実物を拝見したことがなくて、
 どこの美術館が所蔵しているのかなぁ?と思っていたんですけど。
 
 なるほど、個人蔵なのね?

「ことりさんッ、きゃわゆいィでスねッ♪」
「がるるる~!」(←訳:愛らしい~!)

  

 展覧会には、
 やはり光太郎さんの代表作『手』も展示されて……いたんですが、
 展示期間は6月中旬まで、とのことで
 現在、『手』は観賞できないようです
 (『手』は東京国立近代美術館蔵)。

 また、森川杜園さん、佐藤朝山さん、横田七郎さん、
 橋本平八さんの作品も展示されています。
 朝山さんの作品もね、私だ~い好きなのですよ♪

  

 この展覧会は、
 ロンドン大学スレード校大学院教授エドワード・アーリントンさん協力のもと、
 ヘンリー・ムーア・インスティテュートによって企画されました。

 なぜ日本の彫刻家たちは動物や鳥、
 エビ、魚の干物、石までもかたちづくるのだろう?

 なせ普通に置けば見ることのできない作品の底面まで、
 かれらはかたちをしっかりと刻みこむのだろう?

 そんな疑問から生まれたこの企画展、
 出品点数は多くありませんし(約10点!)、
 開催期間は今週末まで!と
 差し迫っておりますが、
 アート好き&木彫好きな御方は、
 武蔵野美術大学へ、ぜひ~♪

「ぶんちょうゥ、いるかなッ?」
「ぐるるがるる!」(←訳:いるといいな!)





    では、オマケ画像もここらで。
   
   『大麦工房ロア』さんの
   ダクワーズ菓子とグラノーラサンド♪
   
   「ももあじィだくわーずゥ!」
   「がるるる~♪」(←訳:美味しい~♪)
   桃の焼き菓子を堪能したいところですが、
   私ネーさ、やっちまいました……
   夏バテなのか熱中症なのか、
   今日はどーんと発熱中でございます。
   週末に『白文鳥』を見にゆこうか、
   ニャンコの写真&物販展《ねこ休み展》に行こうかと
   考えておりましたのに……(滝涙)。

   「みなさまはァ、きちんとォ、たいちょうかんりィしてッ!」
   「がるるぐるるがるるるぐるるる!」(←訳:楽しい休暇を過ごして下さいね!)


コメント
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