「こんにちわッ、テディちゃでス!
はちがつもォ、こうはんせんッでスよゥ!」
「がるる!ぐるるがるぐるるるる~…」(←訳:虎です!夏バテ回避したいなら~…)
こんにちは、ネーさです。
疲れもピーク?の8月半ば、
元気が欲しいときには元気をくれる御本をチョイス!
本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!
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―― 特命指揮官 ――
著者は梶永正史(かじなが・まさし)さん、2014年1月に発行されました。
『Female Mission Commander』と英語題名が、
『警視庁捜査二課・郷間彩香』と副題が付されたこの作品は
第12回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品です。
「あはァ! ということはァ~」
「ぐるるがる!」(←訳:折り紙つき!)
人気作家さんがズラリ!の『このミス』受賞作。
では、著者・梶永さんが満を持してコンペティションへ送り込んだ
『特命指揮官』とは……
電卓マニア。
「ふァ??」
「がるっ?」
あっと、電卓マニアではないんでしょうね、たぶん。
でも、電卓の取り扱いに慣れていることは事実です。
自分は『電卓女』と呼ばれてるんだって、
郷間彩香(ごうま・あやか)さんは知っています。
むしろ、そう呼ばれるのもごもっとも、と
彼女自身考えているようです。
警察に於いて、
捜査二課とは贈収賄・詐欺・横領などの
知能犯罪を担当する部署なんですから、
数字に手掛かりを求めて
電卓を叩くのは当然のこと。
「ふァィッ、ただしいィありかたァでス!」
「ぐるるがるるるぐる!」(←訳:気魄の数理追及だね!)
電卓云々からもお分かりのように、
郷間さんたち捜査二課のお仕事は
デスクワーク中心で、
捜査一課の刑事さんたちのように、
犯人を追って街を走る!
といった状況とは遠いはず、なんですが……。
なぜか、いま、郷間さんがいるのは
大事件の現場。
それも、渋谷です。
ええ、スクランブル交差点はすぐそこ、という立地で。
銀行立てこもり事件の、
指揮官・交渉役に任命されてしまったので。
「うわッ、てれびィかめらッ、きてるでス!」
「がるるぐるがるるるー!」(←訳:ライブ実況されてるー!)
こんなの、二課の仕事じゃないでしょ。
と思いつつ、
疑惑は大きくなるばかり。
犯人たちは、なぜわざわざ、あたしを交渉役に指名したの?
一課じゃなく、
二課のあたしを?
そこに、この事件を解明する鍵がある?
「なるほどォ、ではァそこでッ」
「ぐるがるるる?」(←訳:次に打つ手は?)
ええ、そこで……と、お喋りを続けたいところですが、
ミステリ作品です、これ以上の粗筋は明かせませんよ。
しかし、警部補である郷間さんの走りっぷり、
とてもテンポがよくて、
読み手に時間を忘れさせるものがあります。
警察小説と、本格ミステリ。
サスペンスとスリル。
ややハードボイルドな噛み応えも加えて、
エンタ度高し!
「わきやくさんもォ、ゆかいィでス!」
「がるぐぅるがっるる!」(←訳:いいキャラいっぱい!)
実はね、郷間彩香さんを主人公とするシリーズ第二作が
つい先ごろ刊行されました♪
近いうちに御紹介する予定ですが、
それまでに、活字マニアの皆さま、
シリーズ第一作のこちらの作品をぜひ~!
はちがつもォ、こうはんせんッでスよゥ!」
「がるる!ぐるるがるぐるるるる~…」(←訳:虎です!夏バテ回避したいなら~…)
こんにちは、ネーさです。
疲れもピーク?の8月半ば、
元気が欲しいときには元気をくれる御本をチョイス!
本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!

―― 特命指揮官 ――
著者は梶永正史(かじなが・まさし)さん、2014年1月に発行されました。
『Female Mission Commander』と英語題名が、
『警視庁捜査二課・郷間彩香』と副題が付されたこの作品は
第12回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品です。
「あはァ! ということはァ~」
「ぐるるがる!」(←訳:折り紙つき!)
人気作家さんがズラリ!の『このミス』受賞作。
では、著者・梶永さんが満を持してコンペティションへ送り込んだ
『特命指揮官』とは……
電卓マニア。
「ふァ??」
「がるっ?」
あっと、電卓マニアではないんでしょうね、たぶん。
でも、電卓の取り扱いに慣れていることは事実です。
自分は『電卓女』と呼ばれてるんだって、
郷間彩香(ごうま・あやか)さんは知っています。
むしろ、そう呼ばれるのもごもっとも、と
彼女自身考えているようです。
警察に於いて、
捜査二課とは贈収賄・詐欺・横領などの
知能犯罪を担当する部署なんですから、
数字に手掛かりを求めて
電卓を叩くのは当然のこと。
「ふァィッ、ただしいィありかたァでス!」
「ぐるるがるるるぐる!」(←訳:気魄の数理追及だね!)
電卓云々からもお分かりのように、
郷間さんたち捜査二課のお仕事は
デスクワーク中心で、
捜査一課の刑事さんたちのように、
犯人を追って街を走る!
といった状況とは遠いはず、なんですが……。
なぜか、いま、郷間さんがいるのは
大事件の現場。
それも、渋谷です。
ええ、スクランブル交差点はすぐそこ、という立地で。
銀行立てこもり事件の、
指揮官・交渉役に任命されてしまったので。
「うわッ、てれびィかめらッ、きてるでス!」
「がるるぐるがるるるー!」(←訳:ライブ実況されてるー!)
こんなの、二課の仕事じゃないでしょ。
と思いつつ、
疑惑は大きくなるばかり。
犯人たちは、なぜわざわざ、あたしを交渉役に指名したの?
一課じゃなく、
二課のあたしを?
そこに、この事件を解明する鍵がある?
「なるほどォ、ではァそこでッ」
「ぐるがるるる?」(←訳:次に打つ手は?)
ええ、そこで……と、お喋りを続けたいところですが、
ミステリ作品です、これ以上の粗筋は明かせませんよ。
しかし、警部補である郷間さんの走りっぷり、
とてもテンポがよくて、
読み手に時間を忘れさせるものがあります。
警察小説と、本格ミステリ。
サスペンスとスリル。
ややハードボイルドな噛み応えも加えて、
エンタ度高し!
「わきやくさんもォ、ゆかいィでス!」
「がるぐぅるがっるる!」(←訳:いいキャラいっぱい!)
実はね、郷間彩香さんを主人公とするシリーズ第二作が
つい先ごろ刊行されました♪
近いうちに御紹介する予定ですが、
それまでに、活字マニアの皆さま、
シリーズ第一作のこちらの作品をぜひ~!