「こんにちわッ、テディちゃでス!
おおッ! わだいィのひとォ、でスねッ!」
「がるる!ぐぅるがるるぐる!」(←訳:虎です!ファン激増中だよ!)
こんにちは、ネーさです。
はい! 本日の読書タイムでは、
いま大きな話題となっているあの御方が共著者となっている、
こちらの作品を、さあ、どうぞ~♪
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―― 芸人と俳人 ――
著者は又吉直樹さん×堀本裕樹さん、2015年5月に発行されました。
『すばる』誌上に、『ササる俳句 笑う俳句』として
2012年10月号~2014年10月号に連載されたものに加筆修正し、
書き下ろし原稿を加えて完成したのがこの御本です。
全体の構成は、
又吉直樹(またよし・なおき)さん(=芸人)と
堀本裕樹(ほりもと・ゆうき)さん(=俳人)の
対談型俳句勉強会、というスタンスでしょうか。
「はいくのォ、おべんきょうゥ?」
「ぐるるがるる!」(←訳:先生は堀本さん!)
俳句に対する憧れはあったものの、
怖くて手が出せないでいた、と
又吉さんは『まえがき』で記しています。
定型ってなんやろう?
季語ってなんやろう?
や、かな、けり、って呪文かな?
「うゥッ、そのきもちィはァ~…」
「がるるるる!」(←訳:分かります!)
そこで、じゃじゃん!
俳人・堀本さんの登場となりました。
俳句に抱く又吉さんの恐怖を取りのぞき、
基本的な決まりを優しく丁寧に指導してくれたという、
これは、二年間の、二人三脚の記録です。
いいフレーズだな、と思う言葉を書き溜めてきたけれども、
これって“ひとり大喜利”?
それとも自由律句と考えていいのだろうか?
十七音って“長過ぎ”る?
五七五の音の(正確な)区切り方、って?
主季語と従季語を見極める……?
「ふァ~…はいくッてェ~…」
「ぐるがーる!」(←訳:奥が深ーい!)
句会に挑戦!
仲間を増やそう!
選評にもトライ!
鎌倉で吟行!
……なんか、俳句教室というより、
冒険ドキュメントみたいになってきましたが、
メインは飽くまで、俳句追求です。
10回のお教室で、はたして
又吉さんの俳句はどのような変転をみせるのか。
俳句への恐怖は、なくなるのか――
「かまくらとォ、はいくッ!」
「がるるるぐる!」(←訳:似合うねそれ!)
堀本さんのガイドによる鎌倉吟行は
この御本のハイライトとも言えますね。
美しい情景と俳句とのコントラストは
読み手のこころにチリチリと灼きつきます。
また、又吉さん堀本さんのエッセイ作品も
章の間に掲載されているのですが、
こちらも素晴らしい!
「ううむッ! はいくとはァ、またちがうゥ、みりょくッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:言葉力がスゴい!)
あんまりにも忙しそうで、
身体を壊してしまうんじゃないかしらと
心配になってしまう、
いまや大の上に超が100個くらい付く売れっ子・又吉さん。
又吉さんよりも飄々として、
それでいて地に確固と足をつけている感のある、
“導師”堀本さん。
「まじめェなのにィ、たのしィ!」
「がるるぐる!」(←訳:愉快で真剣!)
おふたりそれぞれの個性が
最良の形でハジケる《俳句教室》本、
全活字マニアさんにおすすめです♪
おおッ! わだいィのひとォ、でスねッ!」
「がるる!ぐぅるがるるぐる!」(←訳:虎です!ファン激増中だよ!)
こんにちは、ネーさです。
はい! 本日の読書タイムでは、
いま大きな話題となっているあの御方が共著者となっている、
こちらの作品を、さあ、どうぞ~♪

―― 芸人と俳人 ――
著者は又吉直樹さん×堀本裕樹さん、2015年5月に発行されました。
『すばる』誌上に、『ササる俳句 笑う俳句』として
2012年10月号~2014年10月号に連載されたものに加筆修正し、
書き下ろし原稿を加えて完成したのがこの御本です。
全体の構成は、
又吉直樹(またよし・なおき)さん(=芸人)と
堀本裕樹(ほりもと・ゆうき)さん(=俳人)の
対談型俳句勉強会、というスタンスでしょうか。
「はいくのォ、おべんきょうゥ?」
「ぐるるがるる!」(←訳:先生は堀本さん!)
俳句に対する憧れはあったものの、
怖くて手が出せないでいた、と
又吉さんは『まえがき』で記しています。
定型ってなんやろう?
季語ってなんやろう?
や、かな、けり、って呪文かな?
「うゥッ、そのきもちィはァ~…」
「がるるるる!」(←訳:分かります!)
そこで、じゃじゃん!
俳人・堀本さんの登場となりました。
俳句に抱く又吉さんの恐怖を取りのぞき、
基本的な決まりを優しく丁寧に指導してくれたという、
これは、二年間の、二人三脚の記録です。
いいフレーズだな、と思う言葉を書き溜めてきたけれども、
これって“ひとり大喜利”?
それとも自由律句と考えていいのだろうか?
十七音って“長過ぎ”る?
五七五の音の(正確な)区切り方、って?
主季語と従季語を見極める……?
「ふァ~…はいくッてェ~…」
「ぐるがーる!」(←訳:奥が深ーい!)
句会に挑戦!
仲間を増やそう!
選評にもトライ!
鎌倉で吟行!
……なんか、俳句教室というより、
冒険ドキュメントみたいになってきましたが、
メインは飽くまで、俳句追求です。
10回のお教室で、はたして
又吉さんの俳句はどのような変転をみせるのか。
俳句への恐怖は、なくなるのか――
「かまくらとォ、はいくッ!」
「がるるるぐる!」(←訳:似合うねそれ!)
堀本さんのガイドによる鎌倉吟行は
この御本のハイライトとも言えますね。
美しい情景と俳句とのコントラストは
読み手のこころにチリチリと灼きつきます。
また、又吉さん堀本さんのエッセイ作品も
章の間に掲載されているのですが、
こちらも素晴らしい!
「ううむッ! はいくとはァ、またちがうゥ、みりょくッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:言葉力がスゴい!)
あんまりにも忙しそうで、
身体を壊してしまうんじゃないかしらと
心配になってしまう、
いまや大の上に超が100個くらい付く売れっ子・又吉さん。
又吉さんよりも飄々として、
それでいて地に確固と足をつけている感のある、
“導師”堀本さん。
「まじめェなのにィ、たのしィ!」
「がるるぐる!」(←訳:愉快で真剣!)
おふたりそれぞれの個性が
最良の形でハジケる《俳句教室》本、
全活字マニアさんにおすすめです♪