テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― 胸熱の写真たち ―

2016-06-05 22:08:36 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 とうきょうゥにィ~、ごォ~るゥ!」
「がるる!ぐるるっるぅ!」(←訳:虎です!逃げ切ったぁ!)

 こんにちは、ネーさです。
 “ツール・ドフランス”のミニサイズ日本版ともいうべき
 《ツアー・オブ・ジャパン2016》最終ステージが東京で開催され、
 オスカル・プジョルさん(チーム右京)が総合優勝を遂げました!

「おめでとうゥございまスゥ!」

 また、大会7日目には、
 新城幸也さんが大腿骨骨折の大怪我から復活の優勝もありました!
 
「ぐるるがる!」(←訳:復活に拍手!)

 選手さん&スタッフさんたちにお疲れさまのエールを送りつつ、
 はい、ここからは、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本……ではなく、
 雑誌を、どうぞ~♪
 
  



         ―― SAVVY 2016 7月号 ――



 京阪神エルマガジン社から発行、
 現在発売中の7月号の特集は、
 『行ける。関西の絶景』。

 ええ、この特集があまりにも素晴らしいので、
 久々の雑誌の御紹介となりました!

「おおおォ~♪
 おしゃしんがァ、いィ~ッぱいィでス!」
「がるるぐるるっ?」(←訳:写真誌ですかっ?)

 月刊誌『SAVVY』は、
 いわば関西版『Hanako』か『オズ・マガジン』、
 という立ち位置の女性誌なのですが、
 今号に限っては、
 まるで『BRUTUS』か『PEN』?な
 カルチャー色の強い誌面になっているんです。

「ちゃれんじィ、でスねッ!」
「ぐるるー!」(←訳:冒険だー!)

 風光明媚な土地やパワースポットの特集を
 女性誌が取り上げる場合、
 大体が、その土地の美味しいもの、
 カフェや温泉、宿泊施設などが
 誌面の多くを割いて印刷されていたりします。

 あ、それが悪いというのじゃありませんよ。
 可愛いお宿がある。美味しいものがある、って
 とても大事な情報ですし、
 読む側もそれを期待しています。

 その大事な情報を
 この『SAVVY 7月号』は、敢えて
 ほぼ――全部ではありませんけれど、ほぼ――
 取り除いてしまったのですから、
 お見事です!

「がめんがァ、すッきりィ~!」
「がるるぐるるる!」(←訳:写真の迫力倍増!)

 特集『行ける。関西の絶景』のページ構成は、
 実にシンプルです。

 絶景の写真と、
 その場所の最低限のデータ。

 長いキャプション、解説文は、なし。

 ただ写真だけが、
 静かに、
 しかし、朗々と、
 自らの美を語ります。

 和歌山・田辺の《百間ぐらからの眺め》。

 京都・北山の《北山杉の里》。

 滋賀・高島の《淡海湖》……

「あッ! これもォ、いいなッ♪」
「ぐるるがーるぐるる!」(←訳:映画のシーンみたい!)

 京都・丹後由良の《由良川橋梁》を撮影したページは、
 さながら、
 『千と千尋の神隠し』の一場面!
 ジブリ作品好きな御方は息を呑むことでしょう。

「こッちもォ!こッちもォ!」
「がるぐる!」(←訳:鳥肌もの!)

 私ネーさが陶然と見惚れてしまったのは、
 
 滋賀・高島の《白鬚神社》を撮った一枚。

 このお写真を手元に置いておきたくて、
 書店さんのレジにソッコーで走ったのはナイショのヒミツです。

「ネーさッ、ばれてまスゥ!」
「ぐるるるがるるるる!」(←訳:ていうかバラしてる!)

 秘境に等しい山中の景色。
 やすらぎの里山。
 人造美の極致たる、都市の夜景。

 すぐそこの、絶景たち。

 写真がお好きな方々は、
 どうか、覗いてみてくださいね、この『SAVVY7月号』!
 旅好きさんも、ぜひ、一読を~♪

 
 
コメント
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