「こんにちわッ、テディちゃでス!
いたりあァ、かちましたでスゥ!」
「がるる!ぐるるるるる!」(←訳:虎です!ケイくんもね!)
こんにちは、ネーさです。
EURO2016決勝T、イタリアはスペインに快勝!
開幕したウィンブルドンでは錦織圭さんも勝利!
よぉっし♪と小躍りしちゃった後は、
さあ、気分爽快に読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/29/375cd953ad6979964f1335bb49b1135f.jpg)
―― 若冲ワンダーランド ――
著者は、辻惟雄(つじ・のぶお)さん、小林忠(こばやし・ただし)さん、
狩野博幸(かの・ひろゆき)さん、太田彩(おおた・あや)さん、
池澤一郎(いけざわ・いちろう)さん、岡田秀之(おかだ・ひでゆき)さん、
2016年3月に発行されました。
『Jakuchu Wonderful World』と英語題名が付されています。
『芸術新潮』2015年4月号の特集
《オールアバウト若冲》を再編集、書下ろしを加えたものが
この『若冲ワンダーランド』になりました♫
「ふァ~…またァ、じゃくちゅうゥさんッ、でスかァ?」
「ぐるるるがるっるぅっるる?」(←訳:展覧会は終わっちゃったよ?)
ええ、はい、またも、でございます。
またも伊藤若冲さん関係の御本に登場していただくこととなりましたが、
どうかご容赦を。
それにね、
展覧会で本物の若冲さんの作品を目にした方々は、
思いを新たにしたことでしょう。
もっともっと若冲さんの作品を見た~い!と。
「それはァ、いえてまスッ!」
「がっるるぐる!」(←訳:じっくりとね!)
先頃の展覧会の目玉となったのは、
若冲さんの代表作、
一世一代の傑作として名高い
《動植綵絵》シリーズでした。
この御本では、
江戸絵画研究の大家・辻惟雄さんと太田彩さんによる
若冲さんの描法&技法をめぐる対談、
動植綵絵(どうしょくさいえ)三十幅の鑑賞ポイントが
先ず目を惹きます、が。
にわか若冲ファンさんも
年季のはいった若冲ファンさんにも、
注目していただきたいのは、ここです。
本文52ページ!
「ふむふむゥ??」
「ぐるるがる?」(←訳:何ですコレ?)
見開き2ページを埋めているのは、
《伊藤若冲人脈図》。
若冲さんと、
友人さん知人さん、
お師匠さんがたの人脈図一覧は、
なるほど、こういう交友関係だったのね!
と眼からウロコの図表です。
若冲さんが生きた18世紀の京都の、
文化人相関図――
誰が誰にどのような影響を与えたのか、
若冲さんに絵を注文したのは
どんな人物だったのか、
そこに誰が介在していたのか、などが
手に取るように推し測れるこの人脈図は
非常に刺激的です。
一幅の作品が完成するまでに、
この人と文書をやり取りしたり、
この人とは直接対面して相談したり、
多くの紆余曲折があったのか。
それとも、
あんたさんにお任せする!と
丸投げされちゃったのか……。
「きょうとのォまちをォ~」
「がっるるぐるる!」(←訳:行ったり来たり!)
若冲さんを主人公にした小説作品も刊行されていて、
それはそれでフィクションの愉しさがありますけれど、
私ネーさにとっては
こちらの人脈図の方が“読む”甲斐がある、というか、
一粒で、いえ、
2ページで何時間もワクワクできる立派な作品に思われました。
若冲さん大好き!な御方は、
この人脈図、押さえておいてくださいね!
「いんさつもォ、きれいィでス!」
「ぐるるがっるるる!」(←訳:図版も沢山のってます!)
御本の後半には、
モノクロであるゆえに若冲さんの作品群中では目立ちにくい
水墨画作品の解説も掲載されています。
この特集部分も読み逃がせません。
近いうち、
必ずまた開催されるに違いない若冲さんの展覧会に備えて
皆さま、ぜひ、一読を♪
いたりあァ、かちましたでスゥ!」
「がるる!ぐるるるるる!」(←訳:虎です!ケイくんもね!)
こんにちは、ネーさです。
EURO2016決勝T、イタリアはスペインに快勝!
開幕したウィンブルドンでは錦織圭さんも勝利!
よぉっし♪と小躍りしちゃった後は、
さあ、気分爽快に読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/29/375cd953ad6979964f1335bb49b1135f.jpg)
―― 若冲ワンダーランド ――
著者は、辻惟雄(つじ・のぶお)さん、小林忠(こばやし・ただし)さん、
狩野博幸(かの・ひろゆき)さん、太田彩(おおた・あや)さん、
池澤一郎(いけざわ・いちろう)さん、岡田秀之(おかだ・ひでゆき)さん、
2016年3月に発行されました。
『Jakuchu Wonderful World』と英語題名が付されています。
『芸術新潮』2015年4月号の特集
《オールアバウト若冲》を再編集、書下ろしを加えたものが
この『若冲ワンダーランド』になりました♫
「ふァ~…またァ、じゃくちゅうゥさんッ、でスかァ?」
「ぐるるるがるっるぅっるる?」(←訳:展覧会は終わっちゃったよ?)
ええ、はい、またも、でございます。
またも伊藤若冲さん関係の御本に登場していただくこととなりましたが、
どうかご容赦を。
それにね、
展覧会で本物の若冲さんの作品を目にした方々は、
思いを新たにしたことでしょう。
もっともっと若冲さんの作品を見た~い!と。
「それはァ、いえてまスッ!」
「がっるるぐる!」(←訳:じっくりとね!)
先頃の展覧会の目玉となったのは、
若冲さんの代表作、
一世一代の傑作として名高い
《動植綵絵》シリーズでした。
この御本では、
江戸絵画研究の大家・辻惟雄さんと太田彩さんによる
若冲さんの描法&技法をめぐる対談、
動植綵絵(どうしょくさいえ)三十幅の鑑賞ポイントが
先ず目を惹きます、が。
にわか若冲ファンさんも
年季のはいった若冲ファンさんにも、
注目していただきたいのは、ここです。
本文52ページ!
「ふむふむゥ??」
「ぐるるがる?」(←訳:何ですコレ?)
見開き2ページを埋めているのは、
《伊藤若冲人脈図》。
若冲さんと、
友人さん知人さん、
お師匠さんがたの人脈図一覧は、
なるほど、こういう交友関係だったのね!
と眼からウロコの図表です。
若冲さんが生きた18世紀の京都の、
文化人相関図――
誰が誰にどのような影響を与えたのか、
若冲さんに絵を注文したのは
どんな人物だったのか、
そこに誰が介在していたのか、などが
手に取るように推し測れるこの人脈図は
非常に刺激的です。
一幅の作品が完成するまでに、
この人と文書をやり取りしたり、
この人とは直接対面して相談したり、
多くの紆余曲折があったのか。
それとも、
あんたさんにお任せする!と
丸投げされちゃったのか……。
「きょうとのォまちをォ~」
「がっるるぐるる!」(←訳:行ったり来たり!)
若冲さんを主人公にした小説作品も刊行されていて、
それはそれでフィクションの愉しさがありますけれど、
私ネーさにとっては
こちらの人脈図の方が“読む”甲斐がある、というか、
一粒で、いえ、
2ページで何時間もワクワクできる立派な作品に思われました。
若冲さん大好き!な御方は、
この人脈図、押さえておいてくださいね!
「いんさつもォ、きれいィでス!」
「ぐるるがっるるる!」(←訳:図版も沢山のってます!)
御本の後半には、
モノクロであるゆえに若冲さんの作品群中では目立ちにくい
水墨画作品の解説も掲載されています。
この特集部分も読み逃がせません。
近いうち、
必ずまた開催されるに違いない若冲さんの展覧会に備えて
皆さま、ぜひ、一読を♪