「こんにちわッ、テディちゃでス!
まだァ、びッくりがァつづいてまスよゥ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!まさか英国が!)
こんにちは、ネーさです。
英国のEU離脱か残留か国民投票の結果には
驚きを通り越して呆然です……
離脱するといっても実務に2年以上かかるそうですけど、
ホントのホントに離脱しちゃうのかしら??
政治と経済に溜め息させられた今日は、
読書タイムも、がっちりヘヴィな
ノンフィクション作品を、どうぞ~!

―― 福島第二原発の奇跡 ――
著者は高嶋哲夫(たかしま・てつお)さん、2016年3月に発行されました。
『震災の危機を乗り越えた者たち』と副題が付されています。
福島県の原発施設、と聞いて、
先ず、私たちの脳裏をよぎるのは、
福島第一原発、なのですが。
「だいいちィだけじゃなかッたァ、のでスねッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:第二もある!)
第一があれば、第二もある。
そう、福島県には
福島第二原発があるのです。
けれど、福島第二原発が、
TVや新聞等のメディアで報道されることは
殆どありません。
その理由は、
福島第二原発は、“無事”だったから。
「ぶじィだとォ、にゅーすにィならないのッ??」
「がるるぐる!」(←訳:なんかヘン!)
著者・高嶋さんは記しています。
太平洋沿岸にそっては、
青森から東通り(ひがしどおり)、女川(おながわ)、
福島第二、福島第一、東海第二、と五つの原発が並んでいる。
茨城県東海村と大洗町には日本原子力研究開発機構の
複数の研究用原子炉がある。
しかし、不幸にもメルトダウンを起こしたのは
福島第一だけだった――
「なぜッ?」
「ぐるるる?」(←訳:どうして?)
福島第二には、
また他の原発施設も、
大地震や津波の被害を受けなかった、という訳ではないのです。
福島第二原発の建物も
前代未聞の揺れに襲われました。
津波からも、逃れられませんでした。
それなのに、
福島第一と同じ運命を辿ることは無かった――
何故か?
何が、道を分けたのか。
「ちいさなァ、ちがいィ?」
「がるるる?」(←訳:大きな差?)
あの日、なにが起こったのか。
第一章『緊迫の四日間』では
地震当日とその直後の日々の混乱、
非常事態を前にしての対応と対策を。
第二章『次なる苦難 危機の去った後に』では
危機に立ち向かう人々の姿を。
第三章『改革の息吹 改革の足音』では
震災後の現実と、そして“未来”を。
著者・高嶋さんは入念に
ひとつひとつの事象を拾い上げてゆきます。
悲しい、悲し過ぎるけれども、
捨て置くことはできない、
あの日以降の経緯を。
「つらいィでスゥ~…」
「ぐるるるるるるぅ~…」(←訳:やり切れないよぅ~…)
実際は、“無事”どころではなかった、
福島第二のドキュメント――
ページを捲るのが、読むのがつらくなる、
そんな御本でもあります。
長引く震災の被害に今も苦しんでおられる方々には、
ですから、読んで欲しいとはとても申せません。
読む覚悟が整ったとき。
見据える覚悟ができたとき。
そのとき、どうか手に取ってみてください。
祈りとともに。
まだァ、びッくりがァつづいてまスよゥ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!まさか英国が!)
こんにちは、ネーさです。
英国のEU離脱か残留か国民投票の結果には
驚きを通り越して呆然です……
離脱するといっても実務に2年以上かかるそうですけど、
ホントのホントに離脱しちゃうのかしら??
政治と経済に溜め息させられた今日は、
読書タイムも、がっちりヘヴィな
ノンフィクション作品を、どうぞ~!

―― 福島第二原発の奇跡 ――
著者は高嶋哲夫(たかしま・てつお)さん、2016年3月に発行されました。
『震災の危機を乗り越えた者たち』と副題が付されています。
福島県の原発施設、と聞いて、
先ず、私たちの脳裏をよぎるのは、
福島第一原発、なのですが。
「だいいちィだけじゃなかッたァ、のでスねッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:第二もある!)
第一があれば、第二もある。
そう、福島県には
福島第二原発があるのです。
けれど、福島第二原発が、
TVや新聞等のメディアで報道されることは
殆どありません。
その理由は、
福島第二原発は、“無事”だったから。
「ぶじィだとォ、にゅーすにィならないのッ??」
「がるるぐる!」(←訳:なんかヘン!)
著者・高嶋さんは記しています。
太平洋沿岸にそっては、
青森から東通り(ひがしどおり)、女川(おながわ)、
福島第二、福島第一、東海第二、と五つの原発が並んでいる。
茨城県東海村と大洗町には日本原子力研究開発機構の
複数の研究用原子炉がある。
しかし、不幸にもメルトダウンを起こしたのは
福島第一だけだった――
「なぜッ?」
「ぐるるる?」(←訳:どうして?)
福島第二には、
また他の原発施設も、
大地震や津波の被害を受けなかった、という訳ではないのです。
福島第二原発の建物も
前代未聞の揺れに襲われました。
津波からも、逃れられませんでした。
それなのに、
福島第一と同じ運命を辿ることは無かった――
何故か?
何が、道を分けたのか。
「ちいさなァ、ちがいィ?」
「がるるる?」(←訳:大きな差?)
あの日、なにが起こったのか。
第一章『緊迫の四日間』では
地震当日とその直後の日々の混乱、
非常事態を前にしての対応と対策を。
第二章『次なる苦難 危機の去った後に』では
危機に立ち向かう人々の姿を。
第三章『改革の息吹 改革の足音』では
震災後の現実と、そして“未来”を。
著者・高嶋さんは入念に
ひとつひとつの事象を拾い上げてゆきます。
悲しい、悲し過ぎるけれども、
捨て置くことはできない、
あの日以降の経緯を。
「つらいィでスゥ~…」
「ぐるるるるるるぅ~…」(←訳:やり切れないよぅ~…)
実際は、“無事”どころではなかった、
福島第二のドキュメント――
ページを捲るのが、読むのがつらくなる、
そんな御本でもあります。
長引く震災の被害に今も苦しんでおられる方々には、
ですから、読んで欲しいとはとても申せません。
読む覚悟が整ったとき。
見据える覚悟ができたとき。
そのとき、どうか手に取ってみてください。
祈りとともに。