「こんにちわァ、テディちゃでスッ!
とつぜんッすたーとォ、しちゃッたでス!」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!どこだポケモン!)
こんにちは、ネーさです。
いきなり配信開始されてしまったポケモンGO、
最初は興味を持っていなかった私ネーさも
You Tube上の公式映像を目にして以来ワクワクしています。
ポケモンをお探し中の皆さまにエールを送りつつ、
さあ、読書タイムもワクワク♪で参りましょう。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― ベスト本格ミステリ2016 ――
選・編者は本格ミステリ作家クラブの皆さん、2016年6月に発行されました。
毎年恒例となっていますね、
一年間に発表された本格短編、評論・研究の中から
選び抜かれた9編の小説作品と
評論作品1作で構成される《ベスト》集!
『2016』年版となるこの御本は、
2015年に発表された作品が対象となっており、
著者は収録順に、
西澤保彦さん、高井忍さん、三津田信三さん、
松尾由美さん、一田和樹さん、深水黎一郎さん、
大山誠一郎さん、伊吹亜門さん、長岡弘樹さん、
そして蔓葉信博さん。
「ぴかぴかのォ、じゅうにんッ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:メダルをあげたい!)
9人の著者さんの小説&評論は、
いずれも力強く、またバラエティに富んでいます。
歴史ミステリあり、
警察小説風ミステリあり、
江戸川乱歩さんへのオマージュ作品あり、
ネットを活用したミステリがあるかと思えば、
安楽椅子探偵型のコージーミステリもあり、と
ルール無用の逞しさ!
全部の作品について詳しく御紹介したいところなんですけど、
そこをググッと堪え、
或る一作にスポットライトを当ててみましょう。
御本の4番目に収録されている、
松尾由美さん著
『不透明なロックグラスの問題』!
「ぱちぱちぱちィ~!」
「がるるぐる!」(←訳:好評作だね!)
ファミリーレストランで
フリーライターの寺坂真似さんが探偵役を務める
《ハートブレイク・レストラン》シリーズから、
『ハートブレイク・レストラン ふたたび』の中の一編が、
この『不透明なロックグラスの問題』です。
今日もファミレスのテーブルでお仕事をしようと
パソコンの入ったバッグを肩に
いつもの席に着いた真似さん、
たちまち“ヒソヒソ秘密話”に巻き込まれました。
真似さんもよく知っているお客さんが、
店長さんに訊ねたのは、
ブランド物のグラスのお値段、でした。
「むむゥ? ぐらすゥ??」
「ぐるるがる?」(←訳:食器のこと?)
レストランやバーなどで使う、
グラス類。
質の良い物は、やっぱりお高くて、
フツーのお値段の物は、やっぱり平凡な品質。
であるはず、なのですが。
さほど儲かっているようには思えない或るお店で、
グラスやタンブラーが
次々と高価な物に取り替えられてゆく、となると……
「あやしいィ~でス!」
「がるがる!」(←訳:匂う匂う!)
新しい高価なグラスは……まさか、盗品?
それとも、そのお店は詐欺のカモにされている?
いや、何か複雑な事情があるのか??
ひとしきり討論した後で、
謎に決着をつけるのは、
真似さん――ではなくて、実は、
“特別に特別”な、ひとりのお客さん、
なのでした……。
「いッとうゥりょうだんッ?」
「ぐるるるがる!」(←訳:鮮やかな手腕!)
9編のミステリ作品、
蔓葉信博さんによる評論
『江戸川乱歩と新たな猟奇的エンターテインメント』、
御本巻末の『2015年本格ミステリ作家クラブ活動報告』まで含め、
ミステリ好きさん、
エンタストーリー好きさんには楽しく読める選集です。
夏休みの読書リストに、
ぜひ、加えてみてくださいね♪
「いちにちィ、いちさくひんッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:のんびり読破で!)
とつぜんッすたーとォ、しちゃッたでス!」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!どこだポケモン!)
こんにちは、ネーさです。
いきなり配信開始されてしまったポケモンGO、
最初は興味を持っていなかった私ネーさも
You Tube上の公式映像を目にして以来ワクワクしています。
ポケモンをお探し中の皆さまにエールを送りつつ、
さあ、読書タイムもワクワク♪で参りましょう。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― ベスト本格ミステリ2016 ――
選・編者は本格ミステリ作家クラブの皆さん、2016年6月に発行されました。
毎年恒例となっていますね、
一年間に発表された本格短編、評論・研究の中から
選び抜かれた9編の小説作品と
評論作品1作で構成される《ベスト》集!
『2016』年版となるこの御本は、
2015年に発表された作品が対象となっており、
著者は収録順に、
西澤保彦さん、高井忍さん、三津田信三さん、
松尾由美さん、一田和樹さん、深水黎一郎さん、
大山誠一郎さん、伊吹亜門さん、長岡弘樹さん、
そして蔓葉信博さん。
「ぴかぴかのォ、じゅうにんッ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:メダルをあげたい!)
9人の著者さんの小説&評論は、
いずれも力強く、またバラエティに富んでいます。
歴史ミステリあり、
警察小説風ミステリあり、
江戸川乱歩さんへのオマージュ作品あり、
ネットを活用したミステリがあるかと思えば、
安楽椅子探偵型のコージーミステリもあり、と
ルール無用の逞しさ!
全部の作品について詳しく御紹介したいところなんですけど、
そこをググッと堪え、
或る一作にスポットライトを当ててみましょう。
御本の4番目に収録されている、
松尾由美さん著
『不透明なロックグラスの問題』!
「ぱちぱちぱちィ~!」
「がるるぐる!」(←訳:好評作だね!)
ファミリーレストランで
フリーライターの寺坂真似さんが探偵役を務める
《ハートブレイク・レストラン》シリーズから、
『ハートブレイク・レストラン ふたたび』の中の一編が、
この『不透明なロックグラスの問題』です。
今日もファミレスのテーブルでお仕事をしようと
パソコンの入ったバッグを肩に
いつもの席に着いた真似さん、
たちまち“ヒソヒソ秘密話”に巻き込まれました。
真似さんもよく知っているお客さんが、
店長さんに訊ねたのは、
ブランド物のグラスのお値段、でした。
「むむゥ? ぐらすゥ??」
「ぐるるがる?」(←訳:食器のこと?)
レストランやバーなどで使う、
グラス類。
質の良い物は、やっぱりお高くて、
フツーのお値段の物は、やっぱり平凡な品質。
であるはず、なのですが。
さほど儲かっているようには思えない或るお店で、
グラスやタンブラーが
次々と高価な物に取り替えられてゆく、となると……
「あやしいィ~でス!」
「がるがる!」(←訳:匂う匂う!)
新しい高価なグラスは……まさか、盗品?
それとも、そのお店は詐欺のカモにされている?
いや、何か複雑な事情があるのか??
ひとしきり討論した後で、
謎に決着をつけるのは、
真似さん――ではなくて、実は、
“特別に特別”な、ひとりのお客さん、
なのでした……。
「いッとうゥりょうだんッ?」
「ぐるるるがる!」(←訳:鮮やかな手腕!)
9編のミステリ作品、
蔓葉信博さんによる評論
『江戸川乱歩と新たな猟奇的エンターテインメント』、
御本巻末の『2015年本格ミステリ作家クラブ活動報告』まで含め、
ミステリ好きさん、
エンタストーリー好きさんには楽しく読める選集です。
夏休みの読書リストに、
ぜひ、加えてみてくださいね♪
「いちにちィ、いちさくひんッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:のんびり読破で!)