「こんにちわッ、テディちゃでッス!
れんきゅゥ~でスゥ!」
「がるる!ぐるるるがるぅ!」(←訳:虎です!SALEですぅ!)
こんにちは、ネーさです。
ええ、三連休&夏物セール真っ只中の日曜日は、
読書タイムも大物狙いで行きましょう!
さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/7c/59296b7e89163a6af269d98142901832.jpg)
―― 代体 ――
著者は山田宗樹(やまだ・むねき)さん、2016年5月に発行されました。
『代体』と書いて『だいたい』と読みますが……
「むうゥ? ききおぼえェ、ないィでスよゥ?」
「ぐるがるぅ?」(←訳:新語かなぁ?)
代体。
それは新語というよりも
造語というべきでしょうか。
代体とは、
車を修理に出せば、
メーカーさんが代車を用意してくれるように、
人体に修理は必要な場合――
つまり、
長期入院が必要な大怪我をしたり
難しい病気の治療が必要になったとき、
病院が用意してくれる
“代理”用の身体を指します。
「ええッ?? そんなことォ、できちゃうゥのォ??」
「がるるー!」(←訳:初耳だー!)
もちろん、そんなこと出来ません。
この物語は、フィクションです。
物語の舞台は、近未来の日本です。
代体という技術は、架空のもので、
この現実世界には存在していない、んですけど。
まるで、明日か明後日には実現しそうな、
いえ、もしやどこかで既に実行されているんじゃないか、と
読み進むうちに思えてくるのです。
「りありずむゥ、でスねッ?」
「ぐるるがる!」(←訳:リアルSF!)
画期的な技術、代体。
しかし、代体は、
不老不死とか、
永遠の生命と同等のものではありません。
機能しない身体から、
意識だけを一時的に
代体に移行させておく。
その間に、人体の方の怪我や病気を治療する。
人体が健全な状態に快復したら、
代体から人体に意識を戻して、
はい、治療は完了。
「ふァ~! べんりィでスゥ!」
「がるぐるるるる!」(←訳:高価そうだけど!)
高額な治療法で、
健康保険も利かなくて、
セラミックの骨格と人工筋肉で造られた代体は、
まだまだ改善の余地があります。
その点を、病院のお医者さんたち、
代体メーカーの技術者さんたちはよく分かっていて、
日々、改良を重ねてはいますが。
……今回のようなアクシデントの場合、
どうすればいいんでしょう?
「なにごとォ、でスかッ?」
「ぐるっ??」(←訳:事件っ??)
ひとつの代体が、姿を消した――
代体メーカーの営業部員・八田輝明(はった・てるあき)さんは
そう報されて驚愕します。
その代体は、稼働中。
ヒトの意識を乗せた状態で
行方不明になってしまったのですから。
「ひゃああァ! さがさないとォ!」
「がるる~!ぐる~!」(←訳:急いで~!早く~!)
代体のエネルギーには限度がある。
最長でも31日間しか保たない。
代体に移されている意識の持ち主は
そのことをよく知っているはずなのに、
なぜ、姿を消した?
どこに行った?
疑問に、疑惑に、
八田さんは振り回されます。
代体というモノの、技術の、
奥底に隠されているのは――?
「えすえふゥだしィ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:ミステリだし!)
2016年前半期のSF作品としては、
おそらBEST!な激おすすめの一冊です。
休日の読書タイムに、
皆さま、ぜひ~!
れんきゅゥ~でスゥ!」
「がるる!ぐるるるがるぅ!」(←訳:虎です!SALEですぅ!)
こんにちは、ネーさです。
ええ、三連休&夏物セール真っ只中の日曜日は、
読書タイムも大物狙いで行きましょう!
さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/7c/59296b7e89163a6af269d98142901832.jpg)
―― 代体 ――
著者は山田宗樹(やまだ・むねき)さん、2016年5月に発行されました。
『代体』と書いて『だいたい』と読みますが……
「むうゥ? ききおぼえェ、ないィでスよゥ?」
「ぐるがるぅ?」(←訳:新語かなぁ?)
代体。
それは新語というよりも
造語というべきでしょうか。
代体とは、
車を修理に出せば、
メーカーさんが代車を用意してくれるように、
人体に修理は必要な場合――
つまり、
長期入院が必要な大怪我をしたり
難しい病気の治療が必要になったとき、
病院が用意してくれる
“代理”用の身体を指します。
「ええッ?? そんなことォ、できちゃうゥのォ??」
「がるるー!」(←訳:初耳だー!)
もちろん、そんなこと出来ません。
この物語は、フィクションです。
物語の舞台は、近未来の日本です。
代体という技術は、架空のもので、
この現実世界には存在していない、んですけど。
まるで、明日か明後日には実現しそうな、
いえ、もしやどこかで既に実行されているんじゃないか、と
読み進むうちに思えてくるのです。
「りありずむゥ、でスねッ?」
「ぐるるがる!」(←訳:リアルSF!)
画期的な技術、代体。
しかし、代体は、
不老不死とか、
永遠の生命と同等のものではありません。
機能しない身体から、
意識だけを一時的に
代体に移行させておく。
その間に、人体の方の怪我や病気を治療する。
人体が健全な状態に快復したら、
代体から人体に意識を戻して、
はい、治療は完了。
「ふァ~! べんりィでスゥ!」
「がるぐるるるる!」(←訳:高価そうだけど!)
高額な治療法で、
健康保険も利かなくて、
セラミックの骨格と人工筋肉で造られた代体は、
まだまだ改善の余地があります。
その点を、病院のお医者さんたち、
代体メーカーの技術者さんたちはよく分かっていて、
日々、改良を重ねてはいますが。
……今回のようなアクシデントの場合、
どうすればいいんでしょう?
「なにごとォ、でスかッ?」
「ぐるっ??」(←訳:事件っ??)
ひとつの代体が、姿を消した――
代体メーカーの営業部員・八田輝明(はった・てるあき)さんは
そう報されて驚愕します。
その代体は、稼働中。
ヒトの意識を乗せた状態で
行方不明になってしまったのですから。
「ひゃああァ! さがさないとォ!」
「がるる~!ぐる~!」(←訳:急いで~!早く~!)
代体のエネルギーには限度がある。
最長でも31日間しか保たない。
代体に移されている意識の持ち主は
そのことをよく知っているはずなのに、
なぜ、姿を消した?
どこに行った?
疑問に、疑惑に、
八田さんは振り回されます。
代体というモノの、技術の、
奥底に隠されているのは――?
「えすえふゥだしィ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:ミステリだし!)
2016年前半期のSF作品としては、
おそらBEST!な激おすすめの一冊です。
休日の読書タイムに、
皆さま、ぜひ~!