「こんにちわッ、テディちゃでス!
ひょわわわッ! びッくりィ~!」
「がるる!ぐぅーるがるる!」(←訳:虎です!シュールでした!)
こんにちは、ネーさです。
毎週やってくれます、BSの『ウルトラセブン』。
今日放送の『マックス号応答せよ』で度肝を抜かれたのは
気密服でもないのに宇宙遊泳!というシーン……!
いや、あれは高度なジョークに違いないわ、と
気を取り直すことにして、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪

―― ひらばのひと 1 ――
著者は久世番子(くぜ・ばんこ)さん、
講談監修は神田伯山(かんだ・はくざん)、
2021年4月に発行されました。
えっと、まず、
この御本の内容でございまするが……

↑これです、これ!
帯に記されているのは、
『講談師の漫画です。』!
「ぷふふッ♫」
「ぐるるっ!」
講談社さんから刊行された
講談師さんを主役とする物語を監修するのは、
神田伯山さん。
ここ数年、伯山さんのおかげで、
講談って面白い!
という認識が高まってきましたが、
では、
”講談とは何か”と問われると……?
「うッ? ううむゥ?」
「が~る??」(←訳:う~ん??)
講談と、落語。
どちらも《話芸》で、
パッと見では、
よく似ているようですけれど、
本文中では
こんな風に説明されています。
落語は『噺(はなし)』で
講談は『読み物』。
落語はフィクションで
講談は歴史を脚色した物語。
そして、
落語家は男が多いが
講談師は女が多い。
「ええッ? そうなのでスかァ?」
「ぐるるるっる!」(←訳:知らなかった!)
講釈師の龍田泉花(たつた・せんか)さんは、
”二ツ目”で修行中の身。
演芸場の高座に上がれば、
ああ、今日も肩身が狭い……
お客さんのお目当ては、
人気の落語。
なので、
講談は完全なオマケ扱いされちゃってるし。
その上に、
弟弟子(おとうとでし)の
泉太郎(せんたろう)君の存在にも
イライラさせられます。
「ふァ? なぜェでスかァ?」
「がるるぐる?」(←訳:問題児なの?)
前述しましたように、
男性の講談師さんは
もはや少数派。
師匠さんたちや
常連のお客さんは、
がんばれよ泉太郎!
と声をかけ、目をかけるのに。
あたしが”前座”だった頃は、
バカにされたり、
失望されたり、
叱られtばっかりで。
「しんきょうゥ、ふくざつゥ~…」
「ぐるるるる~…」(←訳:つらいねえ~…)
でも、講談が好きだから。
叱られても、
落語ほど人気がなくても、
講談が好きだから。
今日もまた、
釈台(しゃくだい)という道具を背負い、
泉花さんも
泉太郎さんも、
稽古を続け、
演芸場へと向かいます。
講談を、演るために。
「まッてましたでス!」
「がるぐるがる~!」(←訳:パチパチパチ~!)
『鋳掛松(いかけまつ)』
『応挙の幽霊』
『出世の春駒』
といった名作講談をモチーフに
著者・久世さんが描き語る
講談師さんたちの波乱万丈譚は、
マンガ好きさんだけでなく、
歴史好きな活字マニアさんに
熱くおすすめしたい快作ですよ。
「はやくゥつづきィをォ!」
「ぐるるがる?」(←訳:2巻はいつ?)
読み終わるや
次巻が待ち遠しくなること必定の一冊です。
皆さまも、ぜひ~♫
ひょわわわッ! びッくりィ~!」
「がるる!ぐぅーるがるる!」(←訳:虎です!シュールでした!)
こんにちは、ネーさです。
毎週やってくれます、BSの『ウルトラセブン』。
今日放送の『マックス号応答せよ』で度肝を抜かれたのは
気密服でもないのに宇宙遊泳!というシーン……!
いや、あれは高度なジョークに違いないわ、と
気を取り直すことにして、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪

―― ひらばのひと 1 ――
著者は久世番子(くぜ・ばんこ)さん、
講談監修は神田伯山(かんだ・はくざん)、
2021年4月に発行されました。
えっと、まず、
この御本の内容でございまするが……

↑これです、これ!
帯に記されているのは、
『講談師の漫画です。』!
「ぷふふッ♫」
「ぐるるっ!」
講談社さんから刊行された
講談師さんを主役とする物語を監修するのは、
神田伯山さん。
ここ数年、伯山さんのおかげで、
講談って面白い!
という認識が高まってきましたが、
では、
”講談とは何か”と問われると……?
「うッ? ううむゥ?」
「が~る??」(←訳:う~ん??)
講談と、落語。
どちらも《話芸》で、
パッと見では、
よく似ているようですけれど、
本文中では
こんな風に説明されています。
落語は『噺(はなし)』で
講談は『読み物』。
落語はフィクションで
講談は歴史を脚色した物語。
そして、
落語家は男が多いが
講談師は女が多い。
「ええッ? そうなのでスかァ?」
「ぐるるるっる!」(←訳:知らなかった!)
講釈師の龍田泉花(たつた・せんか)さんは、
”二ツ目”で修行中の身。
演芸場の高座に上がれば、
ああ、今日も肩身が狭い……
お客さんのお目当ては、
人気の落語。
なので、
講談は完全なオマケ扱いされちゃってるし。
その上に、
弟弟子(おとうとでし)の
泉太郎(せんたろう)君の存在にも
イライラさせられます。
「ふァ? なぜェでスかァ?」
「がるるぐる?」(←訳:問題児なの?)
前述しましたように、
男性の講談師さんは
もはや少数派。
師匠さんたちや
常連のお客さんは、
がんばれよ泉太郎!
と声をかけ、目をかけるのに。
あたしが”前座”だった頃は、
バカにされたり、
失望されたり、
叱られtばっかりで。
「しんきょうゥ、ふくざつゥ~…」
「ぐるるるる~…」(←訳:つらいねえ~…)
でも、講談が好きだから。
叱られても、
落語ほど人気がなくても、
講談が好きだから。
今日もまた、
釈台(しゃくだい)という道具を背負い、
泉花さんも
泉太郎さんも、
稽古を続け、
演芸場へと向かいます。
講談を、演るために。
「まッてましたでス!」
「がるぐるがる~!」(←訳:パチパチパチ~!)
『鋳掛松(いかけまつ)』
『応挙の幽霊』
『出世の春駒』
といった名作講談をモチーフに
著者・久世さんが描き語る
講談師さんたちの波乱万丈譚は、
マンガ好きさんだけでなく、
歴史好きな活字マニアさんに
熱くおすすめしたい快作ですよ。
「はやくゥつづきィをォ!」
「ぐるるがる?」(←訳:2巻はいつ?)
読み終わるや
次巻が待ち遠しくなること必定の一冊です。
皆さまも、ぜひ~♫