「こんにちわッ、テディちゃでス!
わくわくのォ、かまくらッ?」
「がるるぐるがる~!」(←訳:虎です!期待倍増~!)
こんにちは、ネーさです。
2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、
さらなるキャスト発表が行われて
新垣結衣さんが大河初参加!
衣装はどういう感じなのかなぁ♪と、
想像の翼を広げながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~!
―― デス・ゾーン ――
著者は河野啓(こうの・さとし)さん、
2020年11月に発行されました。
『栗城史多のエベレスト劇場』と
副題が付されています。
「ふァ? えべれすとでェ?」
「ぐるぅ~??」(←訳:劇場ぅ~??)
世界最高峰エベレスト(チョモランマ)。
数え切れぬ登山家さんたちが挑んでは、
或る者は成功して快哉を叫び、
また
或る者は拒まれて涙を流す――
いまも昔も
ひとを魅了してやまぬその山稜で、
2018年5月21日、
ひとりの日本人男性が
生命を落としました。
栗城史多(くりき・のぶかず)さん。
「あらすかァ、なんきょくゥ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:ロシアやアフリカ!)
若くして世界の名峰難峰を
次々と攻略、
踏破してゆく栗城さんに寄せられたのは、
賞賛の声……だけではありませんでした。
”山よりもビジネスの才能の方があった”
そう評されるほど
登山資金集めに長け、
メディアへの出演も厭わなかったことから、
栗城さんの周囲には、
まさに賛否両論……
さまざまな意見が渦巻いたのです。
「それでもォ、やめずにィ~」
「ぐるがるる?」(←訳:登り続ける?)
若くしてキャリアを築いて
順風満帆、のように見えた栗城さんでしたが、
無傷だったわけではなく、
凍傷で9本の指を失っていました。
登山家として致命的ともいえる
そんな状態であっても、
なぜ、
エベレストに挑み続けるのか。
なぜ、
登れるはずのない最難関ルートへ向かったのか。
その死は、
本当に事故であったのだろうか――
かつて栗城さんに取材した経験を持つ
著者・河野さんは考えます。
彼は……何者だったのだろう?
「そのォこたえはァ~…」
「がるぐる?」(←訳:氷の峰に?)
この御本では、
登山家・栗城さん、
友人知人さんたちから見た栗城さん、
メディア上での栗城さん、と
複雑な人物像が描かれ、交錯します。
その中の、
はたしてどの顔が本物なのか……
いえそれとも、
未だ誰も栗城さんの真の顔を知らない、のか?
第18回開講兼ノンフィクション大賞を受賞した
気鋭の長編作品は、
ノンフィクション好きな活字マニアさんに
おすすめの一冊ですよ。
ぜひ、手に取ってみてくださいね。
わくわくのォ、かまくらッ?」
「がるるぐるがる~!」(←訳:虎です!期待倍増~!)
こんにちは、ネーさです。
2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、
さらなるキャスト発表が行われて
新垣結衣さんが大河初参加!
衣装はどういう感じなのかなぁ♪と、
想像の翼を広げながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~!
―― デス・ゾーン ――
著者は河野啓(こうの・さとし)さん、
2020年11月に発行されました。
『栗城史多のエベレスト劇場』と
副題が付されています。
「ふァ? えべれすとでェ?」
「ぐるぅ~??」(←訳:劇場ぅ~??)
世界最高峰エベレスト(チョモランマ)。
数え切れぬ登山家さんたちが挑んでは、
或る者は成功して快哉を叫び、
また
或る者は拒まれて涙を流す――
いまも昔も
ひとを魅了してやまぬその山稜で、
2018年5月21日、
ひとりの日本人男性が
生命を落としました。
栗城史多(くりき・のぶかず)さん。
「あらすかァ、なんきょくゥ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:ロシアやアフリカ!)
若くして世界の名峰難峰を
次々と攻略、
踏破してゆく栗城さんに寄せられたのは、
賞賛の声……だけではありませんでした。
”山よりもビジネスの才能の方があった”
そう評されるほど
登山資金集めに長け、
メディアへの出演も厭わなかったことから、
栗城さんの周囲には、
まさに賛否両論……
さまざまな意見が渦巻いたのです。
「それでもォ、やめずにィ~」
「ぐるがるる?」(←訳:登り続ける?)
若くしてキャリアを築いて
順風満帆、のように見えた栗城さんでしたが、
無傷だったわけではなく、
凍傷で9本の指を失っていました。
登山家として致命的ともいえる
そんな状態であっても、
なぜ、
エベレストに挑み続けるのか。
なぜ、
登れるはずのない最難関ルートへ向かったのか。
その死は、
本当に事故であったのだろうか――
かつて栗城さんに取材した経験を持つ
著者・河野さんは考えます。
彼は……何者だったのだろう?
「そのォこたえはァ~…」
「がるぐる?」(←訳:氷の峰に?)
この御本では、
登山家・栗城さん、
友人知人さんたちから見た栗城さん、
メディア上での栗城さん、と
複雑な人物像が描かれ、交錯します。
その中の、
はたしてどの顔が本物なのか……
いえそれとも、
未だ誰も栗城さんの真の顔を知らない、のか?
第18回開講兼ノンフィクション大賞を受賞した
気鋭の長編作品は、
ノンフィクション好きな活字マニアさんに
おすすめの一冊ですよ。
ぜひ、手に取ってみてくださいね。