「こんにちわッ、テディちゃでス!
こよいィはァ、ぴんくゥ~♪」
「がるる!ぐるるるーるがる!」(←訳:虎です!ピンクムーンだよ!)
こんにちは、ネーさです。
4月の満月はピンクムーン!
ということで、
本日の読書タイムは、
月の光に招かれたかのような
美しくも妖しいこちらの御本を、どうぞ~♫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ff/7f5c3f2fda4cff276f88fb3f341ff0c4.jpg)
―― 魔法使いの弟子 ――
著者はヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテさん、
2021年3月に発行されました。
『Der Zauberlehrling』と独語題名が、
『ゲーテ ショートセレクション』と
日本語副題が付されています。
《世界ショートセレクション》シリーズの第17巻は、
ドイツの文豪ゲーテさん(1749~1832)の
名作短編9作品から構成されていて――
「むむむッ! きいたことォありまスゥ!」
「ぐるがるるるるぐる!」(←訳:いや見たことがある!)
ええ、そうですね、
『魔法使いの弟子』……って、
なんか聞いたことある!という御方、
あら私は見たことあるわよ!という方々も
多いのではないでしょうか。
その“犯人”は、
いえその、“原因“は、
ディズニー映画
『ファンタジア』(1940年公開)。
フランスの作曲家
ポール・デュカスさん(1865~1935)による
『魔法使いの弟子』(1897年初演)に合わせ、
ミッキー《お弟子》マウスくんが
繰り広げるのは。
「だいィ~しッぱいィ!」
「がるるるるる!」(←訳:ミスりました!)
デュカスさんの代表作であり、
ミッキー・マウスくんの代表作でもある
『魔法使いの弟子』の原作者さんが、
つまり、
ゲーテさん、なんですね。
この作品は、
小説ではなく、
物語詩(バラード)形式で著されています。
幕開けは、
ディズニーさんが描いたように……
「おししょうさまァのォ、おでかけェ~!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:おいらは留守番!)
或る日のこと。
余人には委ねられぬ
重要な用事があったのでしょう、
魔法使いのお師匠さまは、
弟子を残して
外出してしまいます。
留守番を命じられたお弟子さんは、
に~んまり♪
お師匠さまがいない――
ああ、なんたる自由!
なんたる喜び!
いつもは触らせてもくれない
お師匠さまの精霊だって
今日は
おいらの思いどおり♪
お師匠様が唱えてた呪文も
ちゃんと憶えてるし、
魔術に用いる道具も
使い放題♪
「やッたるぜィ!」
「がるるる!」(←訳:いでよ水!)
水をあやつり、
箒をあやつり、
まんまと
水槽を満たすほどの水くみをさせて、
ゴキゲンなお弟子さんでしたが。
「とまれェ~!」
「ぐるっるぅ!」(←訳:ストップぅ!)
箒たちが汲み続ける水、水、水。
部屋はもう、
家中がもう、水浸し。
お弟子さん、
箒を動かす呪文は知っていました。
ただ、止める呪文というのは……?
「うわわあァんッ! やばいィ~!」
「がるるぐるぅ!」(←訳:お師匠さまぁ!)
ぷふっと吹き出してしまう
『魔法使いの弟子』に、
『新・パリス』
『魔王』
『最初のワルプルギスの夜』
『宝ほり』など、
“魔法“の気配漂う9作品は、
活字好きな少年少女諸氏に、
大人な活字マニアさんにも
おすすめですよ。
『ファンタジア』ファンのアニメ好きさんも、
ゲーテさんはどんな顔をして
この御話を書いたのかしら?
と想像しながら、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
こよいィはァ、ぴんくゥ~♪」
「がるる!ぐるるるーるがる!」(←訳:虎です!ピンクムーンだよ!)
こんにちは、ネーさです。
4月の満月はピンクムーン!
ということで、
本日の読書タイムは、
月の光に招かれたかのような
美しくも妖しいこちらの御本を、どうぞ~♫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ff/7f5c3f2fda4cff276f88fb3f341ff0c4.jpg)
―― 魔法使いの弟子 ――
著者はヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテさん、
2021年3月に発行されました。
『Der Zauberlehrling』と独語題名が、
『ゲーテ ショートセレクション』と
日本語副題が付されています。
《世界ショートセレクション》シリーズの第17巻は、
ドイツの文豪ゲーテさん(1749~1832)の
名作短編9作品から構成されていて――
「むむむッ! きいたことォありまスゥ!」
「ぐるがるるるるぐる!」(←訳:いや見たことがある!)
ええ、そうですね、
『魔法使いの弟子』……って、
なんか聞いたことある!という御方、
あら私は見たことあるわよ!という方々も
多いのではないでしょうか。
その“犯人”は、
いえその、“原因“は、
ディズニー映画
『ファンタジア』(1940年公開)。
フランスの作曲家
ポール・デュカスさん(1865~1935)による
『魔法使いの弟子』(1897年初演)に合わせ、
ミッキー《お弟子》マウスくんが
繰り広げるのは。
「だいィ~しッぱいィ!」
「がるるるるる!」(←訳:ミスりました!)
デュカスさんの代表作であり、
ミッキー・マウスくんの代表作でもある
『魔法使いの弟子』の原作者さんが、
つまり、
ゲーテさん、なんですね。
この作品は、
小説ではなく、
物語詩(バラード)形式で著されています。
幕開けは、
ディズニーさんが描いたように……
「おししょうさまァのォ、おでかけェ~!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:おいらは留守番!)
或る日のこと。
余人には委ねられぬ
重要な用事があったのでしょう、
魔法使いのお師匠さまは、
弟子を残して
外出してしまいます。
留守番を命じられたお弟子さんは、
に~んまり♪
お師匠さまがいない――
ああ、なんたる自由!
なんたる喜び!
いつもは触らせてもくれない
お師匠さまの精霊だって
今日は
おいらの思いどおり♪
お師匠様が唱えてた呪文も
ちゃんと憶えてるし、
魔術に用いる道具も
使い放題♪
「やッたるぜィ!」
「がるるる!」(←訳:いでよ水!)
水をあやつり、
箒をあやつり、
まんまと
水槽を満たすほどの水くみをさせて、
ゴキゲンなお弟子さんでしたが。
「とまれェ~!」
「ぐるっるぅ!」(←訳:ストップぅ!)
箒たちが汲み続ける水、水、水。
部屋はもう、
家中がもう、水浸し。
お弟子さん、
箒を動かす呪文は知っていました。
ただ、止める呪文というのは……?
「うわわあァんッ! やばいィ~!」
「がるるぐるぅ!」(←訳:お師匠さまぁ!)
ぷふっと吹き出してしまう
『魔法使いの弟子』に、
『新・パリス』
『魔王』
『最初のワルプルギスの夜』
『宝ほり』など、
“魔法“の気配漂う9作品は、
活字好きな少年少女諸氏に、
大人な活字マニアさんにも
おすすめですよ。
『ファンタジア』ファンのアニメ好きさんも、
ゲーテさんはどんな顔をして
この御話を書いたのかしら?
と想像しながら、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪