テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ ゆれるゆれる シッポの文学 ~

2021-11-02 22:06:15 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 はじまッちゃいィ~ましたでス!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!恐怖の大掃除!)

 こんにちは、ネーさです。
 いざ、2021年の大掃除は前倒しで!
 という訳で、
 疲労困憊&膝がガクガクなのですが、
 こんな時こそ、
 読書タイムでリラックスですよ。
 本日は、こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪

  


 
      ―― 文豪の愛した猫 ――


 
 編著者は開発社の皆さん、
 2021年9月に発行されました。

 ニャンコLOVE!ねこ大好き!なのは
 一般市民さんだけではありません。
 歴史に名を残すあの文豪さんも、
 実は、大のニャンコ好き♫だったのでした。

「にゃんこのォ~とりこッ!」
「ぐるがるるるるる~!」(←訳:もう離れられない~!)

 日本のネコ好き文豪さんに関しては、
 以前に拙ブログでも御紹介しましたし、
 ネコ飼いさんのための雑誌などでも
 取り上げられることがありますね。

 夏目漱石さんを筆頭に、
 内田百閒さんはもちろん、
 志賀直哉さん、
 大佛次郎さん、
 池波正太郎さん、
 三島由紀夫さんも、
 ニャンコたちを愛してやまない文豪さんであることは
 よく知られています。

 では、海外の文豪さんは……?

「うゥ? かいがいィ~??」
「が~るぅ?」(←訳:え~とぉ?)

 この御本では、
 第1章が『日本の文豪と猫』、
 そして
 第2章が『海外の文豪と猫』
 となっています。

 さぁて、
 海の彼方には、
 どんな文豪ネコマニアさんが――

「あッ、わきゃッたでス!」
「ぐるがるる!」(←訳:あの御方だ!)

 はい、誰もが知る
 ニャンコ派の作家さんといえば。
 そう!

 アーネスト・ヘミングウェイさん!

「ぱちぱちぱちィ~!」
「がるぐる!」(←訳:本命だね!)

 同じく米国の作家さんでは、
 はい、
 エドガー・アラン・ポーさん!

 作品『黒猫』では、
 ニャンコにひどい仕打ちをしているポーさん、
 本当は、愛猫家さんだったそうです。

 フランスでは、
 ジャン・コクトーさん!

 詩人、作家、映画監督、
 舞台演出、絵画など、
 多面的な芸術家であったコクトーさんは
 ネコを主題にした詩を著し、
 フレスコ画を描き……
 はぁ~…筋金入りだわねえ。

「このォおかたもォ!」
「ぐぅるるるがる!」(←訳:ニャンコ派だよ!)

 レイ・ブラッドベリさん。

 『火星年代記』『刺青の男』他
 SF小説の大家……
 とされるブラッドベリさんですが、
 執筆中はいつもニャンコが
 寄り添ってくれて、
 お家にはニャンコが何匹も♪

 ネコとブラッドベリさんは
 良きパートナーだったのでしょう。

「ごろろにゃんッ♪」
「がるるぐるるるる!」(←訳:支えて支えられて!)

 第3章は、
 『猫の名作案内』。

 宮沢賢治さん作『どんぐりと山猫』、
 萩原朔太郎さん作『猫』、
 柳田國男さん作『どら猫観察記』、
 梶井基次郎さん作『愛撫』、
 太宰治さん作『ねこ』、
 高村光太郎さん作『猫』、
 新見南吉さん作『月から』、
 村山籌子さん作『泣いてゐるお猫さん』
 と、ネコ猫ねこ……な作品が
 ずらりと並びますよ。

 40人の作家さんのエピソードと、
 猫の名作8編から成る
 “いつもネコ“
 “どこでも猫“なニャンコ本は、
 愛猫家さんに、
 20世紀文学好きな方々に
 おすすめの一冊です。
 
 本屋さんで、図書館で、
 ぜひ、探してみてくださいね~♫




 
 
 
 


 
コメント
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