「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうはァ、いちのとりィ~!」
「がるる!ぐるがぅるぐぅる!」(←訳:虎です!皆でシャンシャン!)
こんにちは、ネーさです。
大鳥神社さまの周辺には夜店が並び、
縁起物の熊手を持つ参詣者さんも笑顔で、
コロナ禍以前の風景が戻ってきたかのようです♪
この平和が続きますようにと願いつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

―― 猫が30歳まで生きる日 ――
著者は宮崎徹(みやざき・とおる)さん、
2021年8月に発行されました。
『治せなかった病気に打ち克つたんぱく質《AIM》の発見』
と日本語副題が付されています。
「むむゥ! おぼえてまスゥ!」
「ぐるがるぐる!」(←訳:東大史上最速!)
今夏、或るニュースがネットを駆け巡りました。
多くのニャンコたちが苦しむ腎臓病……
その治療薬の臨床試験が、
資金難で難航している――
「ぴんちィでス!」
「がるるる!」(←訳:SOSだ!)
ニュースを知って立ち上がったのは、
世の愛猫家さんたちでした。
お薬の開発に役立ててほしいと、
研究チームのリーダーである
東大の宮崎徹教授のもとへ
続々と寄付が寄せられたのです。
寄付金の合計額は、
10月末の時点で約2億2千万円……
臨床試験全体では10~20億円が必要なのですが、
ともかくも
スタートラインには立ちました。
計画中断の危機から一転、
臨床試験は
来春にも本格始動!
「やたッ!」
「ぐるがる~!」(←訳:行け行け~!)
では、
ニャンコたちの
腎臓病克服につながる物質――
AIM(apoptosis inhibitor of macrophage)
とは何かというと。
AIMは、
体内のゴミにくっつき、
マクロファージに効率よく食べさせて
体内を掃除する、
という働きをするのですが。
ネコのAIMは
ほとんど機能していない、
んですって。
「それがァ、げんいんッ!」
「がるるぐる!」(←訳:腎臓病のね!)
宮崎教授は、
かつてスイスにあった
バーゼル研での研究中に
AIMを発見し、
さらなる研究の末、
AIM→《ゴミ掃除説》に
たどり着きました。
AIMには、
ネコの腎臓病を
悪化させない効果がある――
いや、ヒトの腎臓病研究の進歩にも
ネコ薬開発が貢献する?
そして、
AIMには、
アルツハイマー型認知症や、
肝臓癌、メタボリックシンドロームなど、
多くの病気を治す可能性が、ある……?
「ふわわァ~…!」
「ぐるぅ!」
《治せない病気》を、
《治せる病気》へ。
ニャンコたちの寿命を
30歳以上に。
この御本には、
AIM発見、
研究や創薬についての経緯などが
詳しく記されています。
コロナウィルス対策への
提言をも含む終章まで、
愛猫家さんはもちろん、
全活字マニアさん必読の一冊を、
どうか皆さま、ぜひ!
きょうはァ、いちのとりィ~!」
「がるる!ぐるがぅるぐぅる!」(←訳:虎です!皆でシャンシャン!)
こんにちは、ネーさです。
大鳥神社さまの周辺には夜店が並び、
縁起物の熊手を持つ参詣者さんも笑顔で、
コロナ禍以前の風景が戻ってきたかのようです♪
この平和が続きますようにと願いつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

―― 猫が30歳まで生きる日 ――
著者は宮崎徹(みやざき・とおる)さん、
2021年8月に発行されました。
『治せなかった病気に打ち克つたんぱく質《AIM》の発見』
と日本語副題が付されています。
「むむゥ! おぼえてまスゥ!」
「ぐるがるぐる!」(←訳:東大史上最速!)
今夏、或るニュースがネットを駆け巡りました。
多くのニャンコたちが苦しむ腎臓病……
その治療薬の臨床試験が、
資金難で難航している――
「ぴんちィでス!」
「がるるる!」(←訳:SOSだ!)
ニュースを知って立ち上がったのは、
世の愛猫家さんたちでした。
お薬の開発に役立ててほしいと、
研究チームのリーダーである
東大の宮崎徹教授のもとへ
続々と寄付が寄せられたのです。
寄付金の合計額は、
10月末の時点で約2億2千万円……
臨床試験全体では10~20億円が必要なのですが、
ともかくも
スタートラインには立ちました。
計画中断の危機から一転、
臨床試験は
来春にも本格始動!
「やたッ!」
「ぐるがる~!」(←訳:行け行け~!)
では、
ニャンコたちの
腎臓病克服につながる物質――
AIM(apoptosis inhibitor of macrophage)
とは何かというと。
AIMは、
体内のゴミにくっつき、
マクロファージに効率よく食べさせて
体内を掃除する、
という働きをするのですが。
ネコのAIMは
ほとんど機能していない、
んですって。
「それがァ、げんいんッ!」
「がるるぐる!」(←訳:腎臓病のね!)
宮崎教授は、
かつてスイスにあった
バーゼル研での研究中に
AIMを発見し、
さらなる研究の末、
AIM→《ゴミ掃除説》に
たどり着きました。
AIMには、
ネコの腎臓病を
悪化させない効果がある――
いや、ヒトの腎臓病研究の進歩にも
ネコ薬開発が貢献する?
そして、
AIMには、
アルツハイマー型認知症や、
肝臓癌、メタボリックシンドロームなど、
多くの病気を治す可能性が、ある……?
「ふわわァ~…!」
「ぐるぅ!」
《治せない病気》を、
《治せる病気》へ。
ニャンコたちの寿命を
30歳以上に。
この御本には、
AIM発見、
研究や創薬についての経緯などが
詳しく記されています。
コロナウィルス対策への
提言をも含む終章まで、
愛猫家さんはもちろん、
全活字マニアさん必読の一冊を、
どうか皆さま、ぜひ!