「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふわわァ~? じんぐるゥ~べるッ??」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!モミの木も!)
こんにちは、ネーさです。
ハロウィーンも文化の日も過ぎ、
お店や街はクリスマスモードに突入し……
いえ、その前にまだお酉様があるわよね!
とカレンダーを確認しながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― シェイクスピア・カバーズ ――
著者はイッセー尾形さん、2021年9月に発行されました。
大河ドラマ『青天を衝け』では、
ラスボス感たっぷりに三井組の番頭・
三野村利左衛門(みのむら・りざえもん)役を
演じておられた尾形さんが、なんと!
「きゃくほんッ?」
「ぐる?」(←訳:小説?)
この御本には、
イッセー尾形さんによる
W・シェイクスピアさんの戯曲をベースにした
短編10作品が収録されています。
そもそもは、
文芸誌『MONKEY』から、
誰もが知っている作品の
カバー短篇を書きませんか?
と依頼されたことがきっかけでした。
そこでイッセーさん、
どの作品をカバーしよう?などと
悩むまでもなく
選んだのは――
「これだァ!」
「がるぐる!」(←訳:即決だよ!)
『ハムレット』。
“知らぬ者とてない“名作中の名作、
役者さんなら一度は演ってみたいと熱望する
『ハムレット』の……
ヨリックで行こう!
「……ふァ?」
「ぐるぅ?」
ヨリックとは、
『ハムレット』の第五幕、
墓場の場面に登場する頭蓋骨、なんです。
登場した時点で、既に頭蓋骨……
“登場したけど登場してない”ヨリックさん、
生前は、
ハムレット王子の父王に仕えた
道化師さんでありました。
そのヨリックさんを“主人公“に!
と、イッセーさんは考えます。
時計の針をうんと戻して
まだ生きている時のヨリックを
蘇らせたい!
思いは結晶して、
ええ、物語が出来上がりましたよ。
題して、
『ヨリックの手記』。
「ほんとはァ、がいこつゥだけどォ~!」
「がぅっるるぐる!」(←訳:ちゃっかり主役!)
他に、
『荒野の暗殺者』
『乳母の懺悔』
『リア・アゲイン』
『革命のオセロー』
『クォーター・シャイロック』
『私の議事録』
『暗黙の深海』
『エロスを乗せてデコイチ』
『カエサルの子』
とカバー作品は続いてゆきます。
中でも、
私ネーさが大拍手しちゃったのは、
『リア・アゲイン』!
題名からバレバレですよね、
『リア王』を
主題にした作品であることは。
しかし、
読み進んでゆくと――あららっ?
「これはァ、まるでェ~♪」
「ぐるるるっ♫」(←訳:喜劇だ~♫)
悲劇は喜劇に、
喜劇は悲劇に?
装画&挿絵も
イッセー尾形さんが御自身で手掛けたという、
情熱の『シェイクスピア・カバーズ』世界へ、
演劇好きな方々も、
イッセーさんのファンの方々も、
ぜひ、旅してみてくださいね~♪
ふわわァ~? じんぐるゥ~べるッ??」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!モミの木も!)
こんにちは、ネーさです。
ハロウィーンも文化の日も過ぎ、
お店や街はクリスマスモードに突入し……
いえ、その前にまだお酉様があるわよね!
とカレンダーを確認しながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― シェイクスピア・カバーズ ――
著者はイッセー尾形さん、2021年9月に発行されました。
大河ドラマ『青天を衝け』では、
ラスボス感たっぷりに三井組の番頭・
三野村利左衛門(みのむら・りざえもん)役を
演じておられた尾形さんが、なんと!
「きゃくほんッ?」
「ぐる?」(←訳:小説?)
この御本には、
イッセー尾形さんによる
W・シェイクスピアさんの戯曲をベースにした
短編10作品が収録されています。
そもそもは、
文芸誌『MONKEY』から、
誰もが知っている作品の
カバー短篇を書きませんか?
と依頼されたことがきっかけでした。
そこでイッセーさん、
どの作品をカバーしよう?などと
悩むまでもなく
選んだのは――
「これだァ!」
「がるぐる!」(←訳:即決だよ!)
『ハムレット』。
“知らぬ者とてない“名作中の名作、
役者さんなら一度は演ってみたいと熱望する
『ハムレット』の……
ヨリックで行こう!
「……ふァ?」
「ぐるぅ?」
ヨリックとは、
『ハムレット』の第五幕、
墓場の場面に登場する頭蓋骨、なんです。
登場した時点で、既に頭蓋骨……
“登場したけど登場してない”ヨリックさん、
生前は、
ハムレット王子の父王に仕えた
道化師さんでありました。
そのヨリックさんを“主人公“に!
と、イッセーさんは考えます。
時計の針をうんと戻して
まだ生きている時のヨリックを
蘇らせたい!
思いは結晶して、
ええ、物語が出来上がりましたよ。
題して、
『ヨリックの手記』。
「ほんとはァ、がいこつゥだけどォ~!」
「がぅっるるぐる!」(←訳:ちゃっかり主役!)
他に、
『荒野の暗殺者』
『乳母の懺悔』
『リア・アゲイン』
『革命のオセロー』
『クォーター・シャイロック』
『私の議事録』
『暗黙の深海』
『エロスを乗せてデコイチ』
『カエサルの子』
とカバー作品は続いてゆきます。
中でも、
私ネーさが大拍手しちゃったのは、
『リア・アゲイン』!
題名からバレバレですよね、
『リア王』を
主題にした作品であることは。
しかし、
読み進んでゆくと――あららっ?
「これはァ、まるでェ~♪」
「ぐるるるっ♫」(←訳:喜劇だ~♫)
悲劇は喜劇に、
喜劇は悲劇に?
装画&挿絵も
イッセー尾形さんが御自身で手掛けたという、
情熱の『シェイクスピア・カバーズ』世界へ、
演劇好きな方々も、
イッセーさんのファンの方々も、
ぜひ、旅してみてくださいね~♪