「こんにちわッ、テディちゃでス!
かむかむゥ、でスかァ?」
「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!カムカム!)
こんにちは、ネーさです。
11月の到来とともに、
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』が幕を開けました。
和菓子の画像が美味しそうだわ~♪
と食欲を刺激されつつも、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/d5/8a8d7f7baa8accefbb444f121a8b4bf3.jpg)
―― 決闘のヨーロッパ史 ――
著者は浜本隆志(はまもと・たかし)さん、
菅野瑞治也(すがの・みちなり)さん、
2021年9月に発行されました。
「ただいまァ、こうかいちゅうゥ!」
「ぐるるがる~!」(←訳:決闘の映画~!)
ええ、ちょうど現在、
リドリー・スコットさんが監督した
『最後の決闘裁判』が公開中ですね。
映画の舞台は1386年のフランス、
黒澤明さんの『羅生門』を意識した
“藪の中”の物語のクライマックスは、
武器を取っての
決闘……!
「ほんきィでスかッ?」
「がるぐるるがる!」(←訳:本気みたいだよ!)
決闘――
かつて日本にあった
《仇討ち》とはどう違うのかしら?
と、御本をひもといてみれば。
えええっ?
なんですって?
《ドイツやオーストリアでは
2020年代の今日でもなお、
鋭利な真剣を用いた決闘が
一部の学生の間で
平然と行われている》
ですって??
「ひいいいィ!」
「ぐるぅ!」(←訳:うそぉ!)
いえ、これがね、本当なのよ。
著者・菅野さんは
『プロローグ』で語っています。
1980年代初頭、
ドイツのマンハイムに留学した際、
『メンズ―ア』と呼ばれる
決闘に挑んだ思い出を。
顔と頭以外は防具で保護し、
ボクシングのようなラウンド制で、
シュレーガーという特殊な剣を手にして、
学生結社を代表する者同士が、
対決!
「りゅッ、りゅうけつゥ!」
「がるるぐるるー!」(←訳:助けてドクター!)
『メンズ―ア』には
決闘専門医さんが立ち会います。
傷を負ったら、
すぐドクターストップが……
なんてことはなく、
この程度の傷ならまだ闘える!
と診断されたら、
無情にも、決闘再開。
全ラウンドが終了するまで、
或いは、これはもう闘えないと
ドクターが判断するほど酷い傷を負うまで、
ひたすら戦わねばなりません。
「はァ~…」
「ぐるるるるる……」(←訳:信じられない……)
21世紀になっても
決して消滅しない《決闘》とは
どのような歴史を有しているのか、
著者・浜本さんは掘り起こしてゆきます。
プロイセン、英国、米国などの、
それぞれの決闘事情。
神に審判を委ねる
《神明裁判》と《決闘裁判》。
ゲーテさんや
プーシキンさん他、
決闘を経験したエリートたち。
王侯たちは幾度も禁止令を出したものの、
さっぱり効果はなく。
やがて、
《決闘》は
スポーツへと変容してゆく……?
「ふァ~…こだわりィまスねェ~…」
「がるるるぐるがるる?」(←訳:そんなに好きなんだ?)
なぜ、
どうして。
《決闘》は
かくも人々を魅了するのか。
歴史好きな活字マニアさんに、
映画を観て《決闘》が気になった方々にも
おすすめのノンフィクション作品には、
モノクロではありますが、
図版資料も多数収録されていますよ。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
かむかむゥ、でスかァ?」
「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!カムカム!)
こんにちは、ネーさです。
11月の到来とともに、
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』が幕を開けました。
和菓子の画像が美味しそうだわ~♪
と食欲を刺激されつつも、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/d5/8a8d7f7baa8accefbb444f121a8b4bf3.jpg)
―― 決闘のヨーロッパ史 ――
著者は浜本隆志(はまもと・たかし)さん、
菅野瑞治也(すがの・みちなり)さん、
2021年9月に発行されました。
「ただいまァ、こうかいちゅうゥ!」
「ぐるるがる~!」(←訳:決闘の映画~!)
ええ、ちょうど現在、
リドリー・スコットさんが監督した
『最後の決闘裁判』が公開中ですね。
映画の舞台は1386年のフランス、
黒澤明さんの『羅生門』を意識した
“藪の中”の物語のクライマックスは、
武器を取っての
決闘……!
「ほんきィでスかッ?」
「がるぐるるがる!」(←訳:本気みたいだよ!)
決闘――
かつて日本にあった
《仇討ち》とはどう違うのかしら?
と、御本をひもといてみれば。
えええっ?
なんですって?
《ドイツやオーストリアでは
2020年代の今日でもなお、
鋭利な真剣を用いた決闘が
一部の学生の間で
平然と行われている》
ですって??
「ひいいいィ!」
「ぐるぅ!」(←訳:うそぉ!)
いえ、これがね、本当なのよ。
著者・菅野さんは
『プロローグ』で語っています。
1980年代初頭、
ドイツのマンハイムに留学した際、
『メンズ―ア』と呼ばれる
決闘に挑んだ思い出を。
顔と頭以外は防具で保護し、
ボクシングのようなラウンド制で、
シュレーガーという特殊な剣を手にして、
学生結社を代表する者同士が、
対決!
「りゅッ、りゅうけつゥ!」
「がるるぐるるー!」(←訳:助けてドクター!)
『メンズ―ア』には
決闘専門医さんが立ち会います。
傷を負ったら、
すぐドクターストップが……
なんてことはなく、
この程度の傷ならまだ闘える!
と診断されたら、
無情にも、決闘再開。
全ラウンドが終了するまで、
或いは、これはもう闘えないと
ドクターが判断するほど酷い傷を負うまで、
ひたすら戦わねばなりません。
「はァ~…」
「ぐるるるるる……」(←訳:信じられない……)
21世紀になっても
決して消滅しない《決闘》とは
どのような歴史を有しているのか、
著者・浜本さんは掘り起こしてゆきます。
プロイセン、英国、米国などの、
それぞれの決闘事情。
神に審判を委ねる
《神明裁判》と《決闘裁判》。
ゲーテさんや
プーシキンさん他、
決闘を経験したエリートたち。
王侯たちは幾度も禁止令を出したものの、
さっぱり効果はなく。
やがて、
《決闘》は
スポーツへと変容してゆく……?
「ふァ~…こだわりィまスねェ~…」
「がるるるぐるがるる?」(←訳:そんなに好きなんだ?)
なぜ、
どうして。
《決闘》は
かくも人々を魅了するのか。
歴史好きな活字マニアさんに、
映画を観て《決闘》が気になった方々にも
おすすめのノンフィクション作品には、
モノクロではありますが、
図版資料も多数収録されていますよ。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪