「こんにちわッ、テディちゃでス!
ちいいいィ~ずゥ!」
「がるる!ぐるぅぅ~るっるぅ!」(←訳:虎です!ピイィィ~ナッツぅ!)
こんにちは、ネーさです。
今日11月11日も、記念日ラッシュ!
チーズの日で、ピーナッツの日で、
ポッキー&プリッツの日で、
チンアナゴの日……!
誰が決めたのかしらチンアナゴの日って?
と疑問を抱きつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 横溝正史自選集《1》 ――
本陣殺人事件 蝶々殺人事件
著者は横溝正史(よこみぞ・まさし)さん、
2006年12月に発行されました。
NHKのBSプレミアムで制作・放送された
長谷川博己さん主演『獄門島』視聴を機に、
私ネーさ、
横溝さんの作品再読にトライしております。
ここまで
『獄門島』『犬神家の一族』
『八つ墓村』と来たからには、
ええ、そうです、
↓この作品に言及せぬ訳には参りますまい!
『本陣殺人事件』!
「ぱちぱちぱちィ~!」
「ぐるぅーるぅ!」(←訳:デビュー作ぅ!)
この御本には、
『本陣殺人事件』と
『蝶々殺人事件』の
2作品が収録されています。
『蝶々』は後日あらためて
御紹介することにしまして、
今回は『本陣』で参りましょう♫
「みッしつゥ、でスよねッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:意欲作なんだ!)
『本陣殺人事件』は、
第二次世界大戦の後――
1946年に発表されました。
作品の中で、
横溝さんは挑戦します。
日本家屋では、
密室殺人はムリ?
いや、ムリじゃない、
不可能じゃない。
僕が、作ってみせる。
日本家屋での、密室殺人事件を!
そして、もうひとつ……
私ネーさは、
こちらの方が大事なのでは、と思うのですが……。
ルックスぼろぼろ、
さっぱり見栄えのしない探偵さんの登場です。
「ぼろぼろォ?」
「ぐるるる!」(←訳:ぼろぼろ!)
探偵たるもの、
カッコよくて、
足なんてすらりと長くて、
オシャレな衣装で。
というのが、
世界共通の認識であり願望でありました。
それを、ちゃぶ台返し!
小柄でも、
美男でなくても、
衣装がボロでも、いいじゃないか。
知性さえ第一ならば。
が、この”カッコよくない”探偵像、
なかなか理解されませんでした。
映画で石坂浩二さんが演じるまで、
金田一探偵は洋装の、
スマートな容姿の探偵さんだったのです。
「ありえないィ!」
「がるるるる!」(←訳:ナンセンス!)
金田一探偵最初の長編作品――
『本陣殺人事件』。
探偵小説作家さんが
有る事件の噂を聞かされたのは、
疎開先の、
岡山県の農村でのこと。
一柳(いちやなぎ)家の
妖琴殺人事件は、
どんな手段で行われたのか
見当もつかないと、
村人たちは首を傾げていました。
「なぞをォ、とくならァ~」
「ぐるるるがるる!」(←訳:あの人を呼ぼう!)
東京で評判の探偵、
金田一耕助さん。
彼ならば、
雪の中の摩訶不思議な密室の謎も
すらすらと
解けてしまうのでしょうか――
「まだァかけだしィ~なのでス!」
「がるっるぐるるるるる!」(←訳:頑張って新人探偵さん!)
作品発表時、
横溝さんは44歳。
戦争を乗り越え、
満を持して放つ
巨匠渾身の探偵小説を、
金田一探偵の出発点を、
全活字マニアの皆さま、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
ちいいいィ~ずゥ!」
「がるる!ぐるぅぅ~るっるぅ!」(←訳:虎です!ピイィィ~ナッツぅ!)
こんにちは、ネーさです。
今日11月11日も、記念日ラッシュ!
チーズの日で、ピーナッツの日で、
ポッキー&プリッツの日で、
チンアナゴの日……!
誰が決めたのかしらチンアナゴの日って?
と疑問を抱きつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 横溝正史自選集《1》 ――
本陣殺人事件 蝶々殺人事件
著者は横溝正史(よこみぞ・まさし)さん、
2006年12月に発行されました。
NHKのBSプレミアムで制作・放送された
長谷川博己さん主演『獄門島』視聴を機に、
私ネーさ、
横溝さんの作品再読にトライしております。
ここまで
『獄門島』『犬神家の一族』
『八つ墓村』と来たからには、
ええ、そうです、
↓この作品に言及せぬ訳には参りますまい!
『本陣殺人事件』!
「ぱちぱちぱちィ~!」
「ぐるぅーるぅ!」(←訳:デビュー作ぅ!)
この御本には、
『本陣殺人事件』と
『蝶々殺人事件』の
2作品が収録されています。
『蝶々』は後日あらためて
御紹介することにしまして、
今回は『本陣』で参りましょう♫
「みッしつゥ、でスよねッ!」
「がるるぐるる!」(←訳:意欲作なんだ!)
『本陣殺人事件』は、
第二次世界大戦の後――
1946年に発表されました。
作品の中で、
横溝さんは挑戦します。
日本家屋では、
密室殺人はムリ?
いや、ムリじゃない、
不可能じゃない。
僕が、作ってみせる。
日本家屋での、密室殺人事件を!
そして、もうひとつ……
私ネーさは、
こちらの方が大事なのでは、と思うのですが……。
ルックスぼろぼろ、
さっぱり見栄えのしない探偵さんの登場です。
「ぼろぼろォ?」
「ぐるるる!」(←訳:ぼろぼろ!)
探偵たるもの、
カッコよくて、
足なんてすらりと長くて、
オシャレな衣装で。
というのが、
世界共通の認識であり願望でありました。
それを、ちゃぶ台返し!
小柄でも、
美男でなくても、
衣装がボロでも、いいじゃないか。
知性さえ第一ならば。
が、この”カッコよくない”探偵像、
なかなか理解されませんでした。
映画で石坂浩二さんが演じるまで、
金田一探偵は洋装の、
スマートな容姿の探偵さんだったのです。
「ありえないィ!」
「がるるるる!」(←訳:ナンセンス!)
金田一探偵最初の長編作品――
『本陣殺人事件』。
探偵小説作家さんが
有る事件の噂を聞かされたのは、
疎開先の、
岡山県の農村でのこと。
一柳(いちやなぎ)家の
妖琴殺人事件は、
どんな手段で行われたのか
見当もつかないと、
村人たちは首を傾げていました。
「なぞをォ、とくならァ~」
「ぐるるるがるる!」(←訳:あの人を呼ぼう!)
東京で評判の探偵、
金田一耕助さん。
彼ならば、
雪の中の摩訶不思議な密室の謎も
すらすらと
解けてしまうのでしょうか――
「まだァかけだしィ~なのでス!」
「がるっるぐるるるるる!」(←訳:頑張って新人探偵さん!)
作品発表時、
横溝さんは44歳。
戦争を乗り越え、
満を持して放つ
巨匠渾身の探偵小説を、
金田一探偵の出発点を、
全活字マニアの皆さま、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪