「こんにちわッ、テディちゃでス!
ほぼッ??」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!ほぼです!)
こんにちは、ネーさです。
明日11月19日は、
“ほぼ皆既“な部分月蝕が見られる日!
最も月が欠ける午後6時3分前後は
晴れますように~!と願いつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/16/3782ddf9f186e585430eaa47bdfec142.jpg)
―― 青髪鬼(せいはつき) ――
著者は横溝正史(よこみぞ・まさし)さん、
編者は日下三蔵(くさか・さんぞう)さん、
2021年10月に発行されました。
全7冊から成る
『横溝正史少年小説コレクション』の第4巻には
未完成作品2編を含む
10作品が収録されています。
「よこみぞォせんせいィ~!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:少年小説も書いてた!)
BSプレミアムのドラマ
『獄門島』を観たことから始まった
私ネーさの横溝さん熱は、
『犬神家の一族』『八つ墓村』再読へ、
さらには
少年小説へと
迷走を続けております。
そして、
ええ、横溝さん、
実は多数のジュブナイル作品を
著しておられるんです。
その点は江戸川乱歩さんと
共通していますよね。
「じゃあァ、とうじょうゥしまスかッ?」
「がるぐるるる!」(←訳:小林少年的な!)
表題作品
『青髪鬼』(1953年発表)で、
探偵役を務めるのは、
新日報社(しんにっぽうしゃ)のエース記者、
三津木俊助(みつき・しゅんすけ)さん。
三津木さんに憧れて
新日報社で働くことを決めた
探偵小僧こと
御子柴進(みこしば・すすむ)くん。
新聞記者としてよりも、
探偵としての評価が高い三津木さんと、
押しかけ弟子・御子柴くんが
この事件で遭遇するのは、
“秋の空よりも、もっとまっさお“な髪の、
不審人物。
おれは復習魔、青髪の鬼だ!
と、自ら名乗りを上げた男の、
真意は……?
「ストーリー、ぐるぐる!」
「ぐるるる~!」(←訳:速過ぎる~!)
新聞社に届いた謎の死亡広告、
青髪鬼の出現と、
怪盗・白蝋仮面(びゃくろうかめん)の乱入、
御子柴くんの行動力、と
事件はめまぐるしく進みます。
いやもう、
1行読み飛ばすと
何が何だか分からなくなってしまう
密度の高い物語は、
ミステリであり
SFファンタジーであり、
冒険小説?
ネタバレ回避のため、
これ以上のお喋りは出来ませんが、
伊勢田邦彦さんによる
挿絵の効果もあいまって、
なかなかの不気味さが漂います。
「こッ、これはァ、もうゥ?」
「がるるぐるがぅるる?」(←訳:子ども向けじゃない?)
はたして、
青髪鬼の、
白蝋仮面の目的は?
御子柴少年の探偵力は?
江戸川乱歩さん的なジュブナイルミステリ、
というよりも、
海野十三さんの冒険活劇を想わせる
横溝さんの少年小説は、
昭和の文学が好きな方々に
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
ほぼッ??」
「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!ほぼです!)
こんにちは、ネーさです。
明日11月19日は、
“ほぼ皆既“な部分月蝕が見られる日!
最も月が欠ける午後6時3分前後は
晴れますように~!と願いつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/16/3782ddf9f186e585430eaa47bdfec142.jpg)
―― 青髪鬼(せいはつき) ――
著者は横溝正史(よこみぞ・まさし)さん、
編者は日下三蔵(くさか・さんぞう)さん、
2021年10月に発行されました。
全7冊から成る
『横溝正史少年小説コレクション』の第4巻には
未完成作品2編を含む
10作品が収録されています。
「よこみぞォせんせいィ~!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:少年小説も書いてた!)
BSプレミアムのドラマ
『獄門島』を観たことから始まった
私ネーさの横溝さん熱は、
『犬神家の一族』『八つ墓村』再読へ、
さらには
少年小説へと
迷走を続けております。
そして、
ええ、横溝さん、
実は多数のジュブナイル作品を
著しておられるんです。
その点は江戸川乱歩さんと
共通していますよね。
「じゃあァ、とうじょうゥしまスかッ?」
「がるぐるるる!」(←訳:小林少年的な!)
表題作品
『青髪鬼』(1953年発表)で、
探偵役を務めるのは、
新日報社(しんにっぽうしゃ)のエース記者、
三津木俊助(みつき・しゅんすけ)さん。
三津木さんに憧れて
新日報社で働くことを決めた
探偵小僧こと
御子柴進(みこしば・すすむ)くん。
新聞記者としてよりも、
探偵としての評価が高い三津木さんと、
押しかけ弟子・御子柴くんが
この事件で遭遇するのは、
“秋の空よりも、もっとまっさお“な髪の、
不審人物。
おれは復習魔、青髪の鬼だ!
と、自ら名乗りを上げた男の、
真意は……?
「ストーリー、ぐるぐる!」
「ぐるるる~!」(←訳:速過ぎる~!)
新聞社に届いた謎の死亡広告、
青髪鬼の出現と、
怪盗・白蝋仮面(びゃくろうかめん)の乱入、
御子柴くんの行動力、と
事件はめまぐるしく進みます。
いやもう、
1行読み飛ばすと
何が何だか分からなくなってしまう
密度の高い物語は、
ミステリであり
SFファンタジーであり、
冒険小説?
ネタバレ回避のため、
これ以上のお喋りは出来ませんが、
伊勢田邦彦さんによる
挿絵の効果もあいまって、
なかなかの不気味さが漂います。
「こッ、これはァ、もうゥ?」
「がるるぐるがぅるる?」(←訳:子ども向けじゃない?)
はたして、
青髪鬼の、
白蝋仮面の目的は?
御子柴少年の探偵力は?
江戸川乱歩さん的なジュブナイルミステリ、
というよりも、
海野十三さんの冒険活劇を想わせる
横溝さんの少年小説は、
昭和の文学が好きな方々に
おすすめですよ。
ぜひ、一読してみてくださいね~♪