テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 星月夜の贅沢 ~

2021-11-08 23:36:52 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ♪るるゥ~♪てづくりィ~ぷらねたァりゥむゥ~♪」
「虎です!僕しか知らない~♪」

 こんにちは、ネーさです。
 BUMP OF CHICKENさんの名曲
 『プラネタリウム』が耳に響き始める11月……
 さあ、読書タイムも夜空散歩を!
 という訳で、
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

  


 
  ―― Starry Nights ――The Best of the Best ――



 著者はKAGAYA(カガヤ)さん、
 2021年7月に発行されました。
 SNSで、或いは天文関連のニュース映像などで、
 そのお名前をしばしば拝見するKAGAYAさん。

 この御本は、
 星空写真家KAGAYAさんの集大成とも言える
 ベスト写真集です。

「むむゥ! 
 こんなァほしぞらァ、みたことないィでスゥ~!」
「ぐるがる!」(←訳:もう驚愕!)

 満天の星、
 ムーンシャイン、アースシャイン――

 この上なく輝かしい星空写真を撮影するKAGAYAさん、
 そもそもの出発点は
 画家さんであったそうです。

 デジタルペインティングの第一人者として
 世界的に知られ、
 さらには
 プラネタリウム映像クリエイターとしても
 超がつく人気ぶり!

 KAGAYAさんの作品は、
 ヨーロッパ、アメリカ、アジアの各国で上映され、
 観客動員数は100万人を突破しています。

 そのKAGAYAさんが、
 星空写真家の道に踏み入ったのは、
 2010年のことだったといいます

「よぞらをォ、ぱちりッ!」
「がるるるるぐるる!」(←訳:お月さまをパチリ!)

 表紙を捲れば、
 横に長いページに現れるのは、
 KAGAYAさんがこれまでに発表した
 写真の中から、
 選びに選び抜いたBest of Bestな150景。

 天体写真の見本のような、
 日蝕や金環蝕、
 彗星……
 
 撮影場所は、
 北海道から東京都内、
 山梨、静岡、鳥取といった
 日本国内はもちろん、
 米国のアリゾナやワイオミング、
 ニューカレドニア、
 イースター島、アイスランド、
 ボリビアのウユニ塩湖など、
 世界各地で、パチリ♪

「ぼりびあッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:ウユニ塩湖!)

 私ネーさ的には、
 お月さまをテーマにした作品の数々に
 度肝を抜かれましたよ。

 月って、
 ただぽっかり浮かんでいるだけでも
 存在感がある、
 というか、
 存在感があり過ぎて、
 クセの強い被写体だと思うのですが、
 KAGAYAさんが撮る満月は、
 雲間の月も、
 富士山にかかる月も、
 とっても個性豊かです。

 まるで、写真の中で息づく
 一個の生命体のような。

「こういうゥおつきさまならァ~」
「がるるるるるぐるる!」(←訳:ウサギさんもいるね!)

 また、
 御本巻末でKAGAYAさんは
 次のように述べています。

  《カメラ、レンズ、
   望遠鏡とその開発者の方々に
   感謝いたします》

「うむうむゥ! そうでスゥ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:皆さんに感謝!)

 撮影機器を研究開発してくださった
 大勢の方々に、
 そして
 カメラを抱えて
 野を越え山を越え海を越え、
 撮影してくださったKAGAYAさんに、
 感謝と拍手を送りたくなる一冊です。

 天文好きな活字マニアさんも、
 写真好きな方々も、
 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
 
 
 
 
コメント
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