「こんにちわッ、テディちゃでス!
はッぴィ~しちごさんッ!」
「がるる!ぐるるる~♪」(←訳:虎です!めでたや~♪)
こんにちは、ネーさです。
週末の神社さんでは、
かわゆく着飾った小さな方々の
撮影会が微笑ましゅうございましたね♫
七五三を迎えた全国の皆々様に
幸あれと祈りつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 福を招く お守り菓子 ――
著者は溝口政子(みぞぐち・まさこ)さん、
中山圭子(なかやま・けいこ)さん、
2011年11月に発行されました。
『北海道から沖縄まで』
と副題が付されています。
「らッきィ~かむかむゥ!」
「ぐるるがるぐるる!」(←訳:晴れの日のお菓子!)
超有名でも、
話題の銘菓でもないけれど。
厄を祓い、
福をもたらす
『縁起菓子』『行事菓子』
などと呼ばれて、
昔から私たちの身の周りにある
お菓子たち。
著者の溝口さんと中山さんは、
そんなお菓子たちを
《お守り菓子》
であると考えました。
「たべられるしィ~!」
「がっるぅるる!」(←訳:飾っちゃうし!)
お菓子は“食べるもの”ですが、
《お守り菓子》は
その限りではありません。
各章の題名には、
『占う』『祝う』『供える』や、
『懐かしむ』『祓う』
といった言葉が用いられ、
《お守り菓子》が
特別な食べものであることを
知らしめています。
「とくべつゥだけどォ~」
「ぐるるるるる!」(←訳:愛らしいんだ!)
おみくじの一種である
辻占(つじうら)を入れて焼いた
『辻占煎餅』。
この『辻占煎餅』が
米国に渡った日系移民さんによって
『フォーチュンクッキー』となりました。
一方、
煎餅やクッキーのように
焼くのではなく、
むっちりした
やわらかな感触のお菓子といえば、
しんこ細工のお菓子。
そして、
しんこ細工のお菓子より
さらに複雑な造形のお菓子といえば、
飴細工のお菓子。
「わほほゥ! きゃわゆいいィ~!」
「がるるぐる~!」(←訳:欲しくなる~!)
細工もののお菓子は、
まあ♪なんてラブリーなんでしょう♫
誰からも愛され、
子どもの誕生や成長にも縁深い
白い和犬たちや、
日の出を告げる鶏、
長寿の象徴・鶴……
見ているだけでも
笑顔になってしまう細工お菓子って、
《お守り菓子》の代表的存在、
でしょうか。
「えがおッ、だいじィでス!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:笑顔がいちばん!)
この御本では、
日本の各地で作られている
《お守り菓子》紹介の他に、
お菓子が地域とどう結びついているか、
神事との係わり、
食の歴史なども
解説されています。
東京にこんなお菓子があったんだ!
雛菓子のバリエーションの多様さ!
長野のお菓子ってすごくカラフル!
などと感心させられるページ、
コラムなども読みごたえがあります。
「おまんじゅう!」
「がるるる!」(←訳:花ぼうろ!)
「かざりィそうめんッ!」
招福の思いを形にした
《守り菓子》が、
どうか、子どもたちに
幸福を運んできてくれますように。
そう願わずにはいられなくなる
食のノンフィクション作品は、
お菓子マニアさんに、
歴史好きな活字マニアさんにも
おすすめですよ。
ただ、現在は
入手困難となっておりますので、
図書館や古書店さんで
探してみてくださいね~♪
はッぴィ~しちごさんッ!」
「がるる!ぐるるる~♪」(←訳:虎です!めでたや~♪)
こんにちは、ネーさです。
週末の神社さんでは、
かわゆく着飾った小さな方々の
撮影会が微笑ましゅうございましたね♫
七五三を迎えた全国の皆々様に
幸あれと祈りつつ、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 福を招く お守り菓子 ――
著者は溝口政子(みぞぐち・まさこ)さん、
中山圭子(なかやま・けいこ)さん、
2011年11月に発行されました。
『北海道から沖縄まで』
と副題が付されています。
「らッきィ~かむかむゥ!」
「ぐるるがるぐるる!」(←訳:晴れの日のお菓子!)
超有名でも、
話題の銘菓でもないけれど。
厄を祓い、
福をもたらす
『縁起菓子』『行事菓子』
などと呼ばれて、
昔から私たちの身の周りにある
お菓子たち。
著者の溝口さんと中山さんは、
そんなお菓子たちを
《お守り菓子》
であると考えました。
「たべられるしィ~!」
「がっるぅるる!」(←訳:飾っちゃうし!)
お菓子は“食べるもの”ですが、
《お守り菓子》は
その限りではありません。
各章の題名には、
『占う』『祝う』『供える』や、
『懐かしむ』『祓う』
といった言葉が用いられ、
《お守り菓子》が
特別な食べものであることを
知らしめています。
「とくべつゥだけどォ~」
「ぐるるるるる!」(←訳:愛らしいんだ!)
おみくじの一種である
辻占(つじうら)を入れて焼いた
『辻占煎餅』。
この『辻占煎餅』が
米国に渡った日系移民さんによって
『フォーチュンクッキー』となりました。
一方、
煎餅やクッキーのように
焼くのではなく、
むっちりした
やわらかな感触のお菓子といえば、
しんこ細工のお菓子。
そして、
しんこ細工のお菓子より
さらに複雑な造形のお菓子といえば、
飴細工のお菓子。
「わほほゥ! きゃわゆいいィ~!」
「がるるぐる~!」(←訳:欲しくなる~!)
細工もののお菓子は、
まあ♪なんてラブリーなんでしょう♫
誰からも愛され、
子どもの誕生や成長にも縁深い
白い和犬たちや、
日の出を告げる鶏、
長寿の象徴・鶴……
見ているだけでも
笑顔になってしまう細工お菓子って、
《お守り菓子》の代表的存在、
でしょうか。
「えがおッ、だいじィでス!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:笑顔がいちばん!)
この御本では、
日本の各地で作られている
《お守り菓子》紹介の他に、
お菓子が地域とどう結びついているか、
神事との係わり、
食の歴史なども
解説されています。
東京にこんなお菓子があったんだ!
雛菓子のバリエーションの多様さ!
長野のお菓子ってすごくカラフル!
などと感心させられるページ、
コラムなども読みごたえがあります。
「おまんじゅう!」
「がるるる!」(←訳:花ぼうろ!)
「かざりィそうめんッ!」
招福の思いを形にした
《守り菓子》が、
どうか、子どもたちに
幸福を運んできてくれますように。
そう願わずにはいられなくなる
食のノンフィクション作品は、
お菓子マニアさんに、
歴史好きな活字マニアさんにも
おすすめですよ。
ただ、現在は
入手困難となっておりますので、
図書館や古書店さんで
探してみてくださいね~♪