テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 絵本でも、全力退治! ~

2021-11-07 23:32:11 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 かんそうにィ、ちゅういィ~!」
「がるる!ぐるるるがる~!」(←訳:虎です!温度差に注意~!)

 こんにちは、ネーさです。
 冬の足音が聞こえてくる11月……
 いえ、もう確実に聞こえてきていますね。
 ならば”風邪の季節”に備えて、
 本日の読書タイムは、
 こちらの御本を、どうぞ~♫

  


 
    ―― 絵本 はたらく細胞 ――



 原作は清水茜(しみず・あかね)さん、
 作者は牧村久美(まきむら・くみ)さん、
 医療監修は原田知幸(はらだ・ともゆき)さん、
 2020年11月に発行されました。
 『ばいきんvs.白血球たちの大血戦!』
 と副題が付されています。

「いつもォ、ありがとうゥ~!」
「ぐるがるるるる~!」(←訳:毎日お疲れさま~!)

 私たちの身体の中で
 日夜がんばってくれている
 細胞たちの活躍を描いたコミック
 『はたらく細胞』は、
 本編の他に、
 『はたらく細胞 BLACK』
 『はたらく細胞人体のふしぎ図鑑』などが刊行され、
 アニメ作品は国内外で
 大人気となっています。

 さらには、
 3頭身がキュートな
 絵本にもなっているんですよ♪

「あううッ! はッけッきゅうゥさんッ!」
「がる~…!」(←訳:足が~…!)

 ええ、コミックの中では、
 すらりとしていてカッコいい白血球さんが、
 絵本になると
 3頭身……いえ、3.5頭身くらいでしょうか。

 けれど、
 心配は無用です。

 カワイイ短足キャラになっても、
 白血球さんのパワーには
 いささかの変化もありません。

「つよいッ!」
「ぐるる!」(←訳:足速い!)

 この御本には、
 コミック版の
 『肺炎球菌』と『すり傷』の物語が
 絵本向けにアレンジされ、収録されています。

 《けがをしたときや
  病気にかかったとき、
  細胞たちはどんなことをしているのか?》

 《細胞たちは、
  ばい菌とどうやって戦っているのか?》

 眼には見えない
 ミクロの世界で躍動する
 細胞たちのドラマとは――

「はながァ、むずむずゥ!」
「がるるぐるる!」(←訳:背筋がゾクリ!)

 身体に侵入してくる
 細菌やウィルス。

 そんな”悪いヤツら“をやっつけるのは、
 白血球さんのお仕事です。

 今日の敵は、血管を通って
 身体の中に広がってゆく
 厄介なヤツ――
 肺炎球菌。

 捕まえた!
 と思ったら、
 あら? どこに行っちゃったんでしょう?
 近くにいるはずなのに、
 見当たらない?

「さがしィまスゥ!」
「ぐるるる!」(←訳:徹底的に!)

 コミックスはモノクロですが、
 こちらの絵本作品は、
 全ページがカラーで、
 ストーリーも極めてシンプルに、
 それでいて
 正確この上なしに描かれています。

 もしかしたら、
 コミック版より、
 この絵本版の方が分かりやすい……?

「しィ~ッ!」
「がるぐる!」(←訳:敵が来た!)

 非力な細胞たちが、
 強力なバイ菌を倒す方法とは?
 細胞たちは
 平和で健康な世界を
 取り戻せるのでしょうか。
 
 細胞の種類について、
 病原体についての知識が深まる
 コラムのページも必読ですよ。
 大人な活字マニアさんも、
 絵本好きなチビッ子諸氏も、
 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする