「こんにちわッ、テディちゃでス!
むむむゥ! かふんッ、かんじまスゥ!」
「がるる!ぐるるるがるぐるる!」(←訳:虎です!見えないけどいるよ!)
こんにちは、ネーさです。
目と耳と喉とお肌が、ムズムズ、ヒリヒリ……
今年の花粉は手強そうです。
花粉防御スプレーを顔周りにシュッと吹きつけて、
さあ、読書タイムで気持ちを一新させましょう~♪
―― 東京のときめく美術館めぐり ――
ぴあMOOKより、2024年11月に発行されました。
『お気に入りの場所を見つけよう』と副題が付されています。
このところ、どっしり分厚い小説作品
(『了巷説百物語』は大作でした……)が続いたりしたもので、
ええ、今回は気楽&気軽に、
美術館ガイド本を御紹介いたしますよ。
「とうきょうゥのォ~みゅうじあむゥ!」
「ぐるがる~!」(←訳:最新情報~!)
東京エリアを対象とする旅行ガイド本に、
必ず載っているのは、
『東京国立博物館』『国立科学博物館』
『国立西洋美術館』『国立近代美術館』『東京都美術館』
といった公立系の大型ミュージアムです。
対して、このMOOK本で取り上げられているのは、
『国立博物館』ほど巨大ではないけれど、
特定のテーマや、
作家さん/画家さんに特化した
個性豊かなミュージアム。
「げんだいィびじゅつゥ!」
「がるぐるる!」(←訳:大正ロマン!)
「てつどうのォ、れきしィ!」
「ぐぅっるぅる!」(←訳:ファッション!)
表紙を捲ってすぐ、
わっ! これは?
と驚かされるのが、2023年11月にオープンした
『魔法の文学館』(江戸川区)。
『魔女の宅急便』で知られる
童話作家・角野栄子さんの
世界観を表現したという児童文学館は、
文学館としては実に思い切った内装、というか、
大胆きわまる配色に、呆然……。
どこがどう大胆なのかは、
ネタバレ回避のため申し上げられませんけれども、
ここで本を読むのは楽しそうですねえ。
「かふぇもォ、ありまス~!」
「がるるぐるる!」(←訳:眺めも良いよ!)
建築マニアさんに有名なのは、
東京の郊外、
三鷹市大沢にある
『三鷹天命反転住宅(みたかてんめいはんてんじゅうたく)
イン メモリー オブ ヘレン ケラー』。
ガウディさんの作品を想わせる
POPな色遣いの集合住宅は
《生命を生む環境》
《死なないための家》
を理念に、
荒川修作さん、マドリン・ギンズさん夫妻によって設計され、
2005年に完成したものです。
「まるでェ、ふしぎのくにィ、みたいでスよゥ!」
「ぐるがるるーるるる!」(←訳:色彩ワンダーランド!)
日本のみならず、
世界各国の建築愛好家さんが研究する
『天命反転住宅』、
ここ見学してみたいわ!という御方は、
公式HPから見学会(不定期開催)に
申し込んでくださいね。
他にも、
クラシカルな洋館、
民藝、日本画や浮世絵、
楽器、稀少な古美術などのミュージアムが、
多数掲載されています。
今春、東京旅行を予定されている方々は、
ぜひ、書店さんの旅行ガイドコーナーで
探してみてくださいね~♪
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