テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ ART散歩・東京版 ~

2025-01-22 22:03:55 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 むむむゥ! かふんッ、かんじまスゥ!」

「がるる!ぐるるるがるぐるる!」(←訳:虎です!見えないけどいるよ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 目と耳と喉とお肌が、ムズムズ、ヒリヒリ……

 今年の花粉は手強そうです。

 花粉防御スプレーを顔周りにシュッと吹きつけて、

 さあ、読書タイムで気持ちを一新させましょう~♪

  

 

 

         ―― 東京のときめく美術館めぐり ――

 

 

 ぴあMOOKより、2024年11月に発行されました。

 『お気に入りの場所を見つけよう』と副題が付されています。

 

 このところ、どっしり分厚い小説作品

 (『了巷説百物語』は大作でした……)が続いたりしたもので、

 ええ、今回は気楽&気軽に、

 美術館ガイド本を御紹介いたしますよ。

 

「とうきょうゥのォ~みゅうじあむゥ!」

「ぐるがる~!」(←訳:最新情報~!)

 

 東京エリアを対象とする旅行ガイド本に、

 必ず載っているのは、

 『東京国立博物館』『国立科学博物館』

 『国立西洋美術館』『国立近代美術館』『東京都美術館』

 といった公立系の大型ミュージアムです。

 

 対して、このMOOK本で取り上げられているのは、

 『国立博物館』ほど巨大ではないけれど、

 特定のテーマや、

 作家さん/画家さんに特化した

 個性豊かなミュージアム。

 

「げんだいィびじゅつゥ!」

「がるぐるる!」(←訳:大正ロマン!)

「てつどうのォ、れきしィ!」

「ぐぅっるぅる!」(←訳:ファッション!)

 

 表紙を捲ってすぐ、

 わっ! これは?

 と驚かされるのが、2023年11月にオープンした

 『魔法の文学館』(江戸川区)。

 

 『魔女の宅急便』で知られる

 童話作家・角野栄子さんの

 世界観を表現したという児童文学館は、

 文学館としては実に思い切った内装、というか、

 大胆きわまる配色に、呆然……。

 

 どこがどう大胆なのかは、

 ネタバレ回避のため申し上げられませんけれども、

 ここで本を読むのは楽しそうですねえ。

 

「かふぇもォ、ありまス~!」

「がるるぐるる!」(←訳:眺めも良いよ!)

 

 建築マニアさんに有名なのは、

 東京の郊外、

 三鷹市大沢にある

 『三鷹天命反転住宅(みたかてんめいはんてんじゅうたく)

  イン メモリー オブ ヘレン ケラー』。

 

 ガウディさんの作品を想わせる

 POPな色遣いの集合住宅は

 《生命を生む環境》

 《死なないための家》

 を理念に、

 荒川修作さん、マドリン・ギンズさん夫妻によって設計され、

 2005年に完成したものです。

 

「まるでェ、ふしぎのくにィ、みたいでスよゥ!」

「ぐるがるるーるるる!」(←訳:色彩ワンダーランド!)

 

 日本のみならず、

 世界各国の建築愛好家さんが研究する

 『天命反転住宅』、

 ここ見学してみたいわ!という御方は、

 公式HPから見学会(不定期開催)に

 申し込んでくださいね。

 

 他にも、

 クラシカルな洋館、

 民藝、日本画や浮世絵、

 楽器、稀少な古美術などのミュージアムが、

 多数掲載されています。

 

 今春、東京旅行を予定されている方々は、

 ぜひ、書店さんの旅行ガイドコーナーで

 探してみてくださいね~♪

 

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