テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

新しいラッキーアイテムくんは?

2007-06-16 23:03:54 | その他
「あれッ? ネーさ、ネーさ!」

 はい? 何でしょ、テディちゃ。

「きんぎょ、は? きんぎょのかざりは、どこいったのでスか?」

 あ~昨日のブログで書きましたね、
 迷いに迷いまくった財布の根付の飾りのことでしょ?
 うん、失くしちゃった飾りの代わりに、
 赤い金魚の飾りを付けるか、
 それとも黒い金魚にするか、
 めちゃくちゃ悩んだのですが。

「これ、きんぎょ、じゃないでス!」

 そう。
 実は、どちらの金魚にするべきか、絞りきれなかった……。

「えェ~?!」

 赤か、黒か。
 決められなかったので、とりあえず パス。
 よく調べてから決め直すことにして、
 それまでの間、カエルくんのお飾りに
 お財布を守っていただくことにしました。
 カエルくんひとりでは、ちょっと寂しいので、
 小さな鈴を一緒にくっつけて。

「ゆうじゅうふだんのォ、みほん!」

 ですねぇ。
 我ながら呆れます。

「ゆうじゅうふだんの、ちゃんぴおん、でスぅ!」

 うぐぐぐ。
 
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あの古書店では、今日も誰かが。

2007-06-16 22:43:35 | ブックス
 ふうー、たったいま読み終わったばかりですが、
 いやあ♪楽しかった♪面白かった♪
 こういうお話、大好き♪でございます。

 悲しいエピソードが、無い訳ではありません。
 辛い思い出が、描かれていない訳でもありません。
 でも、なんか笑えちゃう。
 悩み、おろおろしていても、ふと気付けば前を向いている。
 ポジティヴシンキング、なのですねえ。

「ネーさ、ネーさ、ごほんの、だいめいを、
 きちんと、いわなくちゃ、ダメでスよゥ」

 はい、そうでした、テディちゃ。本日は、小路幸也さんの新作、


   ―― シー・ラブズ・ユー  東京バンドワゴン ――


 の御紹介です。

「ネーさ、ちからいれて、よんでましたでスね」

 そうなの。前作の『東京バンドワゴン』、大好きですから。
 今作はどうかしら、と期待半分、恐怖半分のトライでしたが、
 やっぱり読んで良かった♪
 続巻が待ち遠しいわん♪

「え~? もう、つぎのを、よみたいのでスかァ」

 次刊への伏線が、色々と仕掛けられているみたいなのよね。
 思いがけない展開が? それとも王道ベタな浪花節路線へ?
 予想は……どうなるか、さっぱり分かりません。
 下町の古本屋さんに、次は何が起こるのか?

「したまち、って、どこ、でスか?」

 う~ん、それもね、よく分からないのよね。
 前作『東京バンドワゴン』が評判になった時、
 TVドラマにするとしたらキャストは誰がよかろうか、と
 話題になったのでした。
 私はといえば、
 舞台はいったい東京のどの辺りかなあと考えていたのですが。
 谷中? 駒込? 本郷あたり? 早稲田のほう?
 下町といっても、けっこう沢山あって、特定は難しい。

「とうきょう、いがいに、ひろいでスもんね」

 広いです。でも、東京大学近辺かな、と想像しているのです。
 でなければ、早稲田大学から遠からぬ地域。
 何故なら、古書の商売が成り立つ、というと、
 きっと近くに大学があって、
 先生や学生さんが顧客になってて……。

「つぎの、ごほんがでれば、わかるかも、でスね」

 続編、明日にでも読みたい!

「あす、はムリですよゥ」

 わかってるけど、でも早く読みたいです!
 



 
 
 
 
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おもいで京都/おまけの巻・4(これもラッキーアイテム?)

2007-06-15 23:24:04 | 
 うむむむ。
 困ってしまいました。
 お財布に付けていた根付の飾りが、無いのです。
 いつのまにか、どこかで落とし、
 失くしてしまったようです。
 ああ残念。
 気に入っていたんだけどな……。

 しかたない、諦めよう……。
 では、京都で買い求めました根付飾りを代りに、
 と考えてみたのですが。

「どっちにするのでスか、ネーさ?
 あかいきんぎょ?
 くろいきんぎょ?」

 そう、金魚ちゃんの飾りなのですね。

 ――金魚は災いを防ぎ、富をもたらす幸運の魚です――

 力強く、説明文が訴えております。
 はあ、そうだったのですか。
 立派なラッキーアイテムちゃんなのですね。

「だから、ネーさ、あかいの? くろいの?」

 迷いのもとはそれ。
 赤と黒と、効果に違いはあるのかしらん?
 どっちも変わりなし、なのかな?
 うーん、わからない……。
 困った。

「りょうほう、つけたらいいでスよゥ」

 そっか、それもありかぁ。
 でも……どうしよう???

「ゆうじゅうふだん、なのでスねェ」
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世界のラッキーモチーフ情報が♪

2007-06-15 22:46:14 | ブックス
 これを持てば幸運がやってくる、
 これを身に着ければ災厄から守ってくれる……
 どうやら、世界中どこでもそんな考え方が
 あるみたいですね。

「どういうことでスか、ネーさ?」
 
 読んでいて思わずニヤリとしてしまったのです。
 それはね、

  
 ―― 世界のラッキーアイテム77 ヨーロッパ編――


 という一冊で、大和田聡子さんの御著作。
 欧州開運&招福グッズ案内帖!と申しましょうか。
 楽しいですね、なんとも。
 あ、この考え方は日本と同じじゃん、とか、
 え~それって日本にはない発想だわ、とか、
 感心させてくれる縁起物がずらり、なのです。
 
 少し引用させていただきますと――

 ・塩には魔除けの効果がある(日本と同じ)。
 ・どんぐりは長寿や不死の象徴(うん、分からなくはない)。
 ・黒猫は財運の運び手(えッそうなの?!?!)。
 ・ブタには豊かさと幸運の意味がある(世界共通かな?)。
 ・カエルは、多産、変容、幸運のシンボル(出世魚か?)……等々。

「ふうぅん、そうなのでスか。
 くろいにゃんこは、らっきーにゃんこ、なのでスねぇ」

 どの国の人々も、掌におさまるような、
 小さくて可愛らしい細工物、珍しい色の鉱石を
 大事に持ち歩いては、願いを託していたんですね。
 もっと幸せになれますように、と。
 なんだか、ほほえましいです。

「テディちゃは? テディちゃは??」

 え? くま? ぬいぐるみグマ? 
 くまは、えーと……載ってない、なあ……。
 天道虫や、イノシシ、カバ、は載ってるんだけど。

「うえーん! ひどいでスよおおおォ!!」

 泣くな。明日があるさ。

「うえーん、なぐさめになってないでスぅ!」

 

 
 

 
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梅雨を呼ぶ花。

2007-06-14 23:15:43 | 花雑記
 これは昨日の画像なのですが、
 あじさい、です。

 今日は、昨日と打って変わって、朝から空には雲。
 お昼前から雨も降ってまいりました。

「つゆいり、でスよ、ネーさ」

 梅雨ですねえ、テデイちゃ。
 お出かけしにくくなる季節です。
 いえ、こんなこと言っては怒られますね。
 水不足、渇水のおそれ、と連日報道されています。
 野や山、田んぼにも、恵みの雨、なのですから。
 
 そして、この季節に美しいものが、もう一つ。

「え? それってナニでスかァ?」

 蛍、です。
 
「あー。ぴこぴこくん、でスね」

 ぴこぴ……?
 ま。そうね。ぴこぴこ光る蛍くんたちにお似合いなのは、
 湿度、水、緑、夕暮れ……。
 そうそう、あのね、京都ではね。

「わ。でたでスね、ネーさのきょうとしっく」
 
 京都ではね、哲学の道のほとりを蛍が舞うそうよ。
 下賀茂さんの森でも蛍を育てているらしいわ。
 あ~いいな~♪
 初夏の京都で観蛍の宵……。
 京都行きたい……。
 もっぺん行きたい……。
 今度は断然長期滞在……。

「ふゥ。なおるみこみ、なし、のびょーき、でスねェ」
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ブロンド美女を作っても。

2007-06-14 22:46:48 | ブックス
 さあ、本日の御紹介。真面目、な御本ですよ。
 間違っても美容整形のガイド本じゃありません。


   ―― ブロンド美女の作り方 ――

 
 副題が『空想を実現する最先端テクノロジー』ですから、
 パッと見は刺激的な題名や表紙絵は
 いわばネズミ捕り用の餌、みたいなもの。

「じゃあ、ほんをよんだネーさは、
 えさにつられたねずみ、なのでスかァ。ぷぷッ」

 はい。間抜けなネズミでございます。
 で、まんまと餌に釣られて、張り切って読んだ割には
 あれやこれやと疑問が残ってしまいました。
 そも、最先端技術って、どの辺りまでが最先端なのか……?
 活字になった時点で、もう次の技術が開発されてたり、
 新発見があったり、という事態も有り得る訳だし。
 科学者さんによって、定義が異なってもいるようですしね。
 たとえば。
 ASIMOはロボットなのか、
 それとも『高価な操り人形』なのか……?
 いや、そもそも本来のロボットって何??
 うーん、ややこしい。
 却って迷路に嵌ってしまいます。

 やはり私の思考回路は非理系なのでしょうか。
 どうしても、
 技術や物の話より、人間の話に惹かれます。
 この本の中では、アラン・チューリング。
 コンピュータの父と称されるチューリングの、
 名前だけは以前から聞き知ってはいましたが……
 その最期がかくも悲しいものだったとは。
 
「こんぴゅーたの、ぱぱ、でスか。
 あたま、よかったのでスね」

 天才だったのでしょう。
 でも、幸福であったのかどうか……。

 うーむ、チューリングさんについて
 猛烈に知りたくなってきました。
 図書館へ行かねば!
 クローン技術や宇宙ひも理論なんてどうでもいいわ!
 
「かがくのごほんと、ネーさは、
 やっぱり、あいしょうわるい、のでスねェ」


 
 

 
 
 
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じみ、だけど。

2007-06-13 23:17:20 | 花雑記
「これ、らべんだー、より、じみ、でスね」

 どくだみ、ですものね。
 でも有用植物なのですよ。
 漢方医学では、煎じて飲んだりするそうですから。

「それでも、やっぱり……じみ、でスゥ。
 ちょっと、ね、かわいそゥでス……」
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ラベンダーは、これでなくちゃ!です。

2007-06-13 22:47:15 | 花雑記
「ねーさ、みてみてー、おはなでスよォー」

 ラベンダーでございますね、テディちゃ。
 なんと美しい色合い、香りでしょうか。
 
 風に揺れるたび、花から漂う妙なる香り。
 生きている花のパワーを感じます。
 アロマエッセンスやドライフラワー、御香、人工香料……
 どれも本物の花に遠く及びません。
 ふう、酔ってしまいそうな、濃密な芳香、です。

「ネーさ、はち! はちをかうのでスよ!」

 蜂? ……もしや。

「はちさんに、らべんだのみつ、あつめてもらうのでスよ!」

 却下! 論外です! 
 蜂は怖いわ!
 刺されたくない!

「ちぇッ、けちんぼゥー!」
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《若冲》を書物に求めれば。

2007-06-13 22:32:51 | ブックス
 こんばんは、ネーさです。

「こんばんわん、テディちゃだよゥ♪」

 テディちゃ、私、大切なことを忘れておりましたよ。

「えッ? まさか? はちみつを、かいわすれたのでスかッ!?」

 違います。

「ああ、よかったでス……」

 ころッと忘れていたのは、若冲さんに関する御本の紹介です。
 若冲さんだ相国寺さんだ京都だと、浮かれ騒いでおきながら、
 肝心のことを失念していたのですね。
 
 伊藤若冲とは、どんな画家、どんな人物であったのか、
 知るために読むべき本は?

 江戸絵画が注目される昨今、若冲さんは《スター》になりました。
 大型書店の美術書コーナーに行けば、
 研究書が多数、平台に並べられています。
 さて、その中からどれを選べばよいのでしょう?

 私のお勧めは、この一冊です。


 ―― 週間 日本の美をめぐる  驚異のまなざし 伊藤若冲 ――


 小学館刊、2002年7月発行と、少し前になりますが、A4ワイドの
 大きなページは見易く、全体にとても分かりやすくまとめられています。
 週間モノによくある、『入門書』的に捉えられがちな、薄さ、手軽さも、
 侮ってはいけません。重要な画は押さえてありますし、年表も的確。
 これで御値段¥560ならばお買い得と言えましょう。

 《若冲展》グッズ売り場でも、これが積まれていましたね、たしか。
 専門家からも高い評価を得ているのかもしれません。

「ネーさ、テディちゃは、このえがすき、でスよ」

 14ページに掲載の『百犬図』ですね。
 私も大好きです!
 ちょっぴり円山応挙の仔犬にも通じる、パピーたちの大行進。
 原寸大の複製画が欲しい!

「じゃくちゅーおじさん、いぬもすき、だったのでスね」
 
 
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おもいで京都/おまけの巻・3。

2007-06-12 23:20:03 | その他
「かえるゥ? かえるでスよゥ、ネーさ」

 八坂神社の参道に出ていた屋台で発見、
 金色の、ちいさなカエルくんです。
 お財布などに付ける縁起物、でしょうか。
 
「なんで、かえる、なのでス?」

 ・お金がかえる(=財運)、
 ・家に無事かえる(=身体無事、健康運)、

  それに女の人が持つ場合は

 ・若かえる(=若返る、つまり美容の運?)

 も加わる、んだそうです。

 我が母上におひとつ、
 私にもひとつ、買ってみました。
 カエルくん一匹につき¥300。
 計¥600也。

「ききめ、ありそでスか?」

 あるといいな~、
 ある!と信じましょう♪
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