テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

《本で笑う本》部、旗揚げ~♪

2013-01-21 23:02:44 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わッほッほゥ~♪」
「がるる!ぐっるっる~!」(←訳:虎です!むっふっふ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 あはは♪うっふっふ~♪
 おっと、笑う門には福……ってワケじゃありません。
 本日の読書タイムは、
 大笑い・苦笑い・クスクス笑い・忍び笑い、と
 つい笑ってしまう御本に登場していただきましょう♪
 さあ、こちらを、どうぞ~!

  



 
               ―― よちよち文藝部 ――



 著者は久世番子さん、2012年10月に発行されました。
 前回記事では《本のための本》を御紹介いたしましたが、
 こちらは、《本で笑う本》~!

「ふァ? ほんでェ、おおわらいィッ??」
「ぐるがる~!」(←訳:説明して~!)

 漫画家である著者・久世番子さんがネタとしてブッたぎる、
 あら失礼、俎(マナイタ)に上げるのは……

 《名作文学》
 そして、
 《文豪》さん。

 教科書に載っているような折り紙つきの名作と、
 その作者たる文豪さんを研究する『よちよち文藝部』は、
 作品を読み込み、
 作者への理解を深めるにつれ、
 嗚呼!
 なんとも怖ろしい事実を発見いたします。
 こんなこと、あっていいのかー!

「どッ、どんなことォ、でスかッ??」
「がるるぐるがるっ?」(←訳:ヤバいのですかっ?)

 簡潔に表現するなら、

 《文豪さんも人の子》

 ってことでしょうか。

 名作の裏側に潜む、
 作者さんたちのとんでもない素顔!素行!嗜好!なくて七癖!

「あまりにもォ、とんでもなくてェ~!」
「ぐるがるぐる~!」(←訳:笑うしかない~!)

 太宰さんマニア諸氏が集う桜桃忌に始まる『よちよち文藝部』部活動は、
 おそらく、相当な文学マニアさんでなければ、
 知らなかったー!
 と驚き呆れてしまう事柄ばかり。

 石川啄木さんの借金魔王ぶり、
 ドン引きする『舞姫』のあれこれ、
 夏目漱石さんの東京至上主義?と、
 そのあたりはお聞き及びの活字マニアさんも、
 修正されちゃった中原中也さんの写真……
 文豪さんたちによる『桃太郎』競作……
 『山月記』の中島敦さんの真の顔……
 川端康成センセ作品の『*』(←注釈を意味する*ですね)……
 谷崎潤一郎さんの奇っ怪な趣味が仕上げる『細雪』……
 知るごとに、どれも、
 
 まさか!
 ホントに?
 
 そう叫びたくなります。

「しらないィほうがァ、よかッたァ??」
「ぐるる!」(←訳:かもね!)

 コミックをメインに、
 文豪さんの略伝も添えられて構成される
 『よちよち文藝部』研究レポートは、
 著者・久世さんの巧みな画力で
 一流の文学論と相成りました。

 本(=文豪さんの名作)で笑う(=笑いをもたらしてくれる)本を、
 活字好き&本好きの皆さま、
 ぜひとも一読してくださいね~♪

「しょうげきのォ、ぶかつどうはッ!」
「ぐるるがるがるぐる~」(←訳:本当に笑劇的なので~)
「かくごしてェ、よむべしィ!」


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《本のための本》、取り揃えました♪

2013-01-20 23:00:17 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ、だいかんッ!」
「がるる!ぐるがるる~!」(←訳:虎です!風が冷たい~!)

 こんにちは、ネーさです。
 ふぅ~…寒さもピークの大寒! 
 冬眠したくなっちゃうところを、えいっ!と踏みとどまって、
 はい、読書タ~イム!
 本日は、豪華2本立てのスペシャルメニューですよ♪
 こちらを、どうぞ~!

  

「わほゥ!
 たいりょうばたァ、あげろォ~♪」
「ぐるる、がるっるるっる!」(←訳:あのね、魚じゃないって!)

 はいはい、落ち着いて~!
 順番に御紹介いたしましょうね。まずは――

  



 
           ―― TOKYO本屋さん紀行 ――



 玄光社MOOKのTOKYO INTELLIGENT TRIP 03、2012年12月に発行されました。
 『TOKYO BOOKSTORE GUIDE』と英語副題が付されておりますように、
 東京の本屋さんを巡りたいわ!という御方のためのガイドブック!
 いわば、
 《本のための本》
 ですね!

「ちずをォ、たよりィにッ!」
「ぐるがりぐるるる!」(←訳:訪ねよう本屋さん!)

 自分の足で、路地を、坂道を、交差点や横道を目印に、
 探し当てる一軒の本屋さん。
 
 この御本で案内されているのは、
 どちらかというと小ぶりな、
 けれど清潔で、清々しくて、
 美しくさえある書店さんたちです。

「しぶやッ!
 なかめぐろッ!」
「ぐるるるがるがるぐるるがる!」(←訳:神保町の歴史ある古書店さんも!)

 アート本、サブカルチャー関連、
 絵本、洋書、写真集、
 そして一般書籍。

 古書も新書も、
 この御本をじっくり読みこんでから探しに出かけたら、
 きっと発見の確率は高くなるはず、ですよ♪
 また、
 プロの本好きさん――
 作家さん、書評家さん、書店員さんたちが
 それぞれの《本への思い》を記しています。

「みなさんッ、ほんがァだいィすきィ~!」
「がるがるぐるるるがるるる!」(←訳:東京には本好きが多いんだ!)

 あら、いいえ、
 本好きな御方は全国に山といらっしゃるのよ。
 さあ、こちらも、どうぞ~!

  



 
             ―― わたしのブックストア ――



 著者は北條一浩(ほうじょう・かずひろ)さん、2012年12月に発行されました。
 『あたらしい《小さな本屋》のかたち』と副題が付されています。

 日本の各地で、お店ごと独自な光を放つ、
 《小さな本屋》さん。

 宮城県仙台市のブックカフェ、
 町屋を改装した京都の古書店さん、
 熊本・玉屋通りのおしゃれな本屋さん、
 岡山・倉敷で評判のお店……

「あッ! これはッ!」
「ぐるがるる!」(←訳:あのお店だね!)

 以前に御紹介した『わたしの小さな古本屋』の著者・田中美穂さんの『蟲文庫』さん!
 なぁるほど、『蟲文庫』さんの店内って、
 こうなっているのね~!

「どのォおみせもォ、いいなッ♪」
「がるぐるるっ♪」(←訳:行きたいなっ♪)

 そして、あの御方も登場です!
 私たち活字マニアの、いまやアイドル?
 又吉直樹さんのインタビューも載ってますよ!
 これがまた、
 本好きさんの琴線をグググッと揺さぶる
 ステキなお話なんです。
 自分の地図を作ってくれたのは、
 人でも学校でもなく本であったと語る又吉さんの
 お気に入りの書店さんは……

「しッ!
 ばらしてはァ、だめェでスよゥ!」
「ぐるるがるるるぐるがる!」(←訳:答えは読んでのお楽しみ!)

 書物がなくちゃ!
 活字がなくちゃ!
 どうにもやってけないわ~!という方々は、
 2種類の《本のための本》を手に、
 本屋さんめぐりを、もっと楽しく~♪

「にさつともォ、おすすめェでスよゥ!」
「ぐるぐるるがるる~!」(←訳:本屋さんはボクらの~!)
「おあしすゥ!」

 
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バレンタインベアを探せ!

2013-01-19 23:00:30 | くま
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 さがそうッ!」
「がるる!ぐるるっがる!」(←訳:虎です!探しちゃおう!)

 こんにちは、ネーさです。
 ええ、探しますよ!
 クリスマスに続く大ギフトシーズン、バレンタイン!
 バレンタインならではの可愛いクマちゃん、
 “バレンタインベア”は、いるのかしら?
 と目を皿にしてみれば――

  

「あはァ! いたよッ!」
「ぐるる!」(←訳:いたね!)

 『Loft』さんで見つけたのは、
 《くまのがっこう》をモチーフにしたチョコレート!

  

「こッちにもォ!」
「がぅっるーがっるる!」(←訳:ジャッキーちゃんだ!)

 いいなあ♪きゃわゆいなぁ~♪
 ……おや?
 あちらにも、なにやらクマの気配が……??

  

「ぎゃわわッ!」
「がるぅ!」

 わわわっ??
 く、くまモンくんっ??

  

「くまもんくんッ、たいりょうはッせいィッ?!?」
「ぐるるがるっ??」(←訳:何なのこれっ??)

  

 そうね、何なの?どうしたの?くまモンくん?
 と、近寄ってゆくと――

「くッきーッ!!」
「がるぐるがるぐっるー!」(←訳:くまモンくんクッキー!)

  

 はい! クッキー!
 《くまモンのサクサク☆ココアクッキー》は
 箱の中に製菓材料や型抜きがセットになっている、
 手作り派さんのためのキットです。
 『Loft』さん限定の御品だそうよ♪
 くまモンくんファンの方々、くまモンくんクッキーをセルフメイドしちゃうのは
 いかがでしょう~?

 あ、手作りはちょっと……という御方は、

  

 くまモンくん版《ぷっちょ》を、どうぞ~♪♪

「ばれんたいんもォ♪」
「ぐるるがっるる!」(←訳:クマがいっぱい!)


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学びの秋、は大会で!

2013-01-18 23:03:12 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ぴッかぴかはァ、いかがァでスかァ~♪」
「がるる!ぐるぐるるがるがるるる~!」(←訳:虎です!ピカピカのホカホカだよ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 本日は、ピカピカで、ホカホカで、
 湯気が立っているような新刊コミックを御紹介いたしますよ~♪
 さあ、こちらを、ずずずい~っと、どうぞ~!

  



 
             ―― 銀の匙 6 ――



 著者は荒川弘さん、2013年1月に発行されました。
 『SILVER SPOON』と英題名が付されているシリーズの最新作第六巻は、
 今日発売されたばかり~!

「でましたァ、ろくさつめッ!」
「ぐるるーるがるる!」(←訳:エゾノーの秋です!)

 今朝の新聞にはこの御本の広告が大きく載っていて、
 おお!
 と驚かされましたが、
 はい、そうです!
 寒いよ~雪はカンベンしてくれよ~と呻いている私たちと違い、
 『銀の匙』第六巻のお話は、ただいま秋真っ盛り♪

「いいなあァッ!」
「ぐるがる!」(←訳:収獲の秋!)

 大蝦夷農業高等学校ことエゾノーに入学した、
 札幌育ち、つまり都会っ子の八軒勇吾(はちけん・ゆうご)くん。

 すべてにビックリしまくりの春、
 バイトにいそしんだ夏、
 そして現在は、
 学祭を間近に控えた秋~♪♪

「むむゥ?
 しょくよくのォあきィ、ならいいのにィ~!」
「がるるるぐるがるる!」(←訳:北海道の秋だもんね!)

 いいえ、
 食欲の秋は、ちょいっと措いとかなくちゃなりません。
 目下、八軒くんを悩ませているのは……

 馬術の大会なんです!

「たッ、たいかいィ~ッ??」
「ぐるがるぐるっ?」(←訳:そこまで来たっ?)

 ええ、来ました! 大会です!
 痛いほどの緊張を感じる、公式な馬術大会!
 まあ、無理もありませんよね、
 エゾノー馬術部の副部長であるとはいえ、
 八軒くん、まだまだ乗馬初心者さんなのですから。

 ところが~♪

 大会会場に
 意外な新キャラ?さんが現れ、
 競技を引っ掻き回してくれちゃいます♪
 
 と同時に、

「へェ~! ばじゅつのォ、たいかいッてェ~」
「がるぐるぐるがるるるがるる~!」(←訳:こういう採点システムなんだ~!)

 てな具合に感心させられながら、
 さあ、いよいよ!
 八軒くんと、
 エゾノー所属の名馬?マロン号のスタートが
 迫ってきましたよ!!

「とべッ! とぶのだァ、まろんくんッ!」
「ぐるぐるがるがるー!」(←訳:踏ん張れ八軒くんー!)

  

 焦らず、慌てず、ゆっくり、じっくり、のペースで進む
 《学びの秋》の第六巻!
 累計650万部を超えるメガヒットとなった『銀の匙』は
 まもなくアニメ化されるそうです!
 未読の活字マニアさんは、
 この週末に、ぜひ~!


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最高のウィニー!

2013-01-17 23:06:56 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 うィにーッ!」
「がるる!ぐぅるーっ!」(←訳:虎です!ウィニーっ!)

 こんにちは、ネーさです。
 ウィニー!といっても『ウィニー・ザ・プー(くまのプーさん)』ではありません。
 本日ご紹介いたしますのは、
 と~っても不気味で?
 と~っても可愛い!あのワンコと少年の物語!
 さあ、こちらを、どうぞ~!

  



             ―― フランケンウィニー ――



 著者はエリザベス・ドルニックさん、原著は2012年に、
 画像の日本語版は2012年12月に発行されました。
 英原題は『FRANKENWEENIE』、
 先ごろ公開されたティム・バートンさん監督作品『フランケンウィニー』の
 ノベライゼーションがこの御本なんですよ~♪

「きゃわゆいィんでスよォ~!」
「ぐるるがる!」(←訳:ワンコがね!)

 活字マニアの皆さまも、
 TVのCMや宣伝映像で御覧になったでしょうか。
 ティム・バートンさんによるストップモーションアニメの中の、
 ヘンテコっぽいけど
 どうにも愛嬌あふれちゃってる犬のスパーキーくんの姿を。

「すぱーきーくんはァ、ぶるてりやッ、なのでスゥ!」
「がるるるぐるるがる!」(←訳:個性的なワンコだよね!)

 そう!ブルテリヤ!
 ブルドッグ、フレンチブル、チャウチャウ……
 “おへちゃ”系ワンコ数多あれど、
 ユニーク顔度では№1!なのが
 ブルテリヤ犬です♪

 ニュー・オランダの町に住む
 ビクター・フランケンシュタインくんは、
 そんな“おへちゃ”なブルテリヤのスパーキーくんが大々だぁ~い好き!
 スパーキーくんもビクターくんのことが大々だあぁ~~い好きっ!

 けれど、或る日。
 ボールを追って走った後、
 ビクターくんのもとへ戻ろうとしていたスパーキーくんに、
 一台の車が――

「うわああァ~んッ!」
「ぐるるるがるるぅ!」(←訳:そんなのないよぉ!)

   そんなのないよ、
   そんなこと、あるはずないよ。
   だいじな友だち、スパーキー!
   これが夢なら、早くさめてくれ!

 生と、その向こう側。
 ふたつを隔てる垣根を、
 跳び越えようとするビクターくん。
 
 そのために、
 ビクターくんのお家は、
 学校は、
 町は、
 大混乱に陥ってしまい……?!?

「まけるなァ、びくたーくんッ!」
「がる!ぐるーるーぐる!」(←訳:行け!スパーキーくん!)

 ワンコ好きなら、
 バートンさんのファンの御方なら、
 いえいえ、誰もが応援したくなるビクターくんとスパーキーくん!
 理屈じゃない!
 常識じゃない!
 ただただ、愛するスパーキーと一緒にいたい……。

「いつまでもォ、いッしょにィ!」
「ぐるるるるがるる!」(←訳:どこまでも一緒に!)

 永遠の映像少年ティム・バートンさんと科学少年ビクターくんの見る夢を、
 活字マニアの皆さまも、ぜひ御一緒に!

 また、ブルテリヤ大好き!なワンコマニアさんには、
 C・V・オールズバーグさん著の絵本『魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園』
 (旧題:『魔術師ガザージ氏の庭で』)も
 おすすめです!(訳者は村上春樹さん!)
 ぜひ御覧になってくださいな~♪
  
 
 

 
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入部、希望です~?

2013-01-16 23:00:10 | 美味
「こんにちわァ、テディちゃでス!
 むふふゥ♪ おやつゥたァ~いィ~むゥ~!」
「がるる!ぐるるるがるぐる!」(←訳:虎です!おやつの時間です!)

 こんにちは、ネーさです。
 はい! おみやげをいただきましたので、
 読書タイムをお休みして、今日はおやつタイム実況中継ですよ~♪
 こちらは――

  

  『Mister Donut』さんの《ポン・デ・リング生》!

 画像の手前が《ポン・デ・ショコラ》、
 奥が《ポン・デ・リング生》、です。

「きゃッぽゥ! いただきまスのでスゥ!」
「ぐるるがるがるるる!」(←訳:ボクもいただきます!)

 《ポン・デ・リング》は今年で誕生10周年、だそうでね。
 ポン・デ・リング部も結成されて、
 部長はマツコ・デラックスさん!

「ふァいッ!
 テディちゃ、にゅうぶゥきぼうゥ、しまスゥ~!」
「がるるぐるるがる~」(←訳:ボクも入ろうかな~)

 絶賛活動中のポン・デ・リング部は、
 来週・1月23日に限定の新製品を世に送り出すんですって。
 それが、この―― 

  

 《ポン・デ・ライオン ドーナツ》!

「おおおォッ♪」

 そして――

  

 《ポン・デ・ライオン ドーナツ ショコラ》!

「がるる~っ♪」
「たべちゃるッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:オトナ買いしよう!)

 バレンタインにぴったりのハート型ドーナツの新製品も、
 やはり1月23日から発売が予定されています。
 どれも可愛いデザインで、
 おやつタイムがいっそう楽しくなりますね♪

「ふァいッ!
 もッちりィ~ど~なつゥ、ごちそうさまァでしたッ!」
「がるるるっるる!ぐるがる!」(←訳:美味しかったあ!御馳走さま!)

 ポン・デ・リング部入部希望の貴方も、
 ぜひパクっと、どうぞ!
 
 

 
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~ 真の一流は、常に色褪せず ~

2013-01-15 23:15:01 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでスゥ!
 むぎゅぎゅゥ!ろめんッとうけつゥ!」
「がるる!ぐるるがるぐるる!」(←訳:虎です!皆さん気を付けて!)

 こんにちは、ネーさです。
 大雪の後の恐怖は、なんといっても溶けかけて再凍結した路面ですね。
 北海道にお住まいの方々はどんな靴で
 冬のツルツル道路を歩いているのかしら?
 尽きぬ疑問を抱えながら、
 本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!

  



 
                ―― 大いなる眠り ――



 著者はレイモンド・チャンドラーさん、原著は1939年に、
 画像の村上春樹さんによる日本語新訳版は2012年12月に発行されました。
 英原題は『THE BIG SLEEP』、
 ミステリ史に、いえ、英文学史上に星のごとくきらめく名作ですね!

「うむうむッ!
 えいがにもォ、なりましたでス!」
「ぐっるがるがる!」(←訳:ファンも多いよ!)

 熱烈な読者を持つチャンドラーさんの《フィリップ・マーロウ》シリーズ、
 わけてもこちらの『大いなる眠り』は、
 チャンドラーさんの長編第一作である、という意味からも
 重要な作品だと申せましょうか。

 1999年仏紙『ル・モンド』の《20世紀の名著100冊》96位にランクイン、
 2005年には『《タイム》誌の選ぶ100冊の最も優れた小説』にも選出されたこの御本を、
 訳者の村上さんは
 『第一級の記念碑的ミステリー』と形容しています。

「いまなおォ、よみつがれてェいるのでス!」
「ぐるぐるがる!」(←訳:金字塔だよね!)

 活字マニアさんは既によく知っておられるように、
 日本で長く読まれてきたのは双葉十三郎さん訳出の『大いなる眠り』でしたが、
 なにしろ、双葉さん版が刊行されたのは1956年。
 半生記以上も昔、です。
 これはもう、
 双葉さん版と村上さん版を読み比べるなどということはせず、
 “新生”成った『大いなる眠り』の登場を
 素直に喜ぼうではありませんか♪

「たんていィさんもォ!」
「がるーぐっる!」(←訳:パワーアップ!)

 私立探偵、フィリップ・マーロウさん。
 彼がいままさに訪れようとしているのは、
 大富豪ガイ・スターンウッド将軍の邸宅です。

 温室さながらに暑い部屋で、
 スターンウッド将軍はマーロウ探偵に打ち明けました。
 私は脅迫を受けている、と。

 脅迫だけではありません、
 スターンウッド邸を取り囲む昏い霧は。
 失踪、
 違法賭博、
 そして銃声――

「わううゥッ!
 なにごとォでスかッ??」
「ぐるる!」(←訳:事件だ!)

 マーロウさんが解明すべき謎は、どこに?
 鍵は、誰が握っているのでしょう?
 複雑な、けれど素晴しく魅力的な物語が幕をあけます!

 じっくり読んでいただきたいのは、
 本文はもちろんですが、
 訳者・村上さんによる巻末のあとがき
 『警察にできなくて、フィリップ・マーロウにできること』。
 チャンドラーさんのファンの方々、
 村上さんのファンの皆さまも、
 必読の文章ですよ~♪

「ほんものでェ、いちりゅうのォ、たんていィさんがッ!」
「がるるぐるる~!」(←訳:ここにいます~!)



 
 
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いえいえ、ヘンじゃありません!

2013-01-14 23:15:50 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あめェ~ッ!」
「がるる!ぐる~っ!」(←訳:虎です!大雪~っ!)

 こんにちは、ネーさです。
 年に一度の成人式の日が、とんでもないお天気になってしまいましたね。
 とはいえ、
 新成人の皆さま、おめでとうございます!

「おめでとうございまスゥ!」
「ぐるがるがるる!」(←訳:成人おめでとう!)

 本日の読書タイムでは、祝!日本の新成人さん!の意をこめ
 “日本”のエッセンスあふれる一冊を御紹介いたしましょう♪
 さあ、こちらを、どうぞ~!

   



 
              ―― ヘンな日本美術史 ――



 
 著者は山口晃(やまぐち・あきら)さん、2012年11月に発行されました。
 活字マニアさんには書籍の装画や挿絵で、
 音楽好きさんにはCDのジャケット画で、
 またユニークな展覧会でアート好きさんにも御馴染みの画家・山口さんが、
 日本美術の新たな解析に挑みましたよ~!

「むふふゥ♪ へんてこォ、でスかッ♪」
「ぐるるるがる~!」(←訳:へんてこ歓迎~!)

 山口さん、数年前にカルチャースクールで
 『私見 にっぽんの古い絵』という講義を行ったのだそうです。
 当時の内容をもとに加筆し、

  《やあ、色んな絵があって面白いぞ、
   先達は凄いなぁ、よぅし自分も頑張ろう》

 そんな思いをちりばめて、
 この御本が生まれました。

 中国や西洋から見て、現代人から見て、
 『変わっている』日本美術。
 『ふしぎ』な日本美術。
 どこがどう変わっているのか、というと――

「まずはァ、うさぎとォ、かえるゥッ!」
「がるがるぐる!」(←訳:鳥獣戯画だね!)

 平安時代から鎌倉時代にかけて描かれた『鳥獣人物戯画』は、
 なかなかにヘンテコな作品です。
 甲(こう)乙(おつ)丙(へい)丁(てい)各巻とも、
 作者は不明で、
 巻によってタッチが変わり、
 コンセプトも違っていて、
 それでいで昔から皆に愛されて、
 国宝にもなっちゃいました。

「かわいィけれどォ~!」
「ぐるがっるる!」(←訳:謎もいっぱい!)

 『鳥獣戯画』をはじめとする、
 名品の数々に、
 山口さんのアンテナは反応します。

 画聖・雪舟さん。
 洛中洛外図くらべ。
 下手っぴぃな?絵巻。
 明治画壇の大混乱。
 日本ならではの遠近法、
 修復の是非、
 忘却と再評価――

「にほんのォ、びじゅつもォ!」
「がるがる!」(←訳:波乱万丈!)

 『ヘンな日本美術史』と銘打ってはいますけれど、
 いいえ、とっても正調な、
 深い知識と理解をもって、
 良心的に日本美術と向き合う山口さんの
 先人さんへの敬意と愛。

 日本美術の特徴って?
 その歴史って?
 答えを知りたい方々は、
 ぜひ、この御本を!

「しんせいじんさんにィ、よんでもらいたいィ!」
「ぐる!がるるぅ~♪」(←訳:傑作!ですよぅ~♪)

 
 
 
 
 
 
 
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踏み込めば、そこは…デラックス!

2013-01-13 23:15:27 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 しッしッ! ひよどりィ、あッちゆけッ!」
「がるる!ぐるるがーるる!」(←訳:虎です!小鳥のピーンチ!)

 こんにちは、ネーさです。
 小鳥のために設置したエサ台へ、ヒヨドリたちがやって来て、
 あわれ、小さなメジロくんたちは追い出されてしまいました。
 エサ台の位置を変えようかなぁ?と思案中ですが、
 日暮れて小鳥たちもお家に帰った後は、
 さあ、私たち人間の読書タイム!
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  



 
           ―― ぼくらの近代建築デラックス! ――



 著者は万城目学(まきめ・まなぶ)さん&門井慶喜(かどい・よしのぶ)さん、
 2012年11月に発行されました。
 愉快でファンキー?な表紙画は石居麻耶さん、装丁と本文デザインは加藤愛子さんによるものです。

「でらッくすゥ~??」
「ぐるるがる??」(←訳:建築がDX??)

 イエス!
 表紙画の雰囲気そのままに、
 軽やかなステップで近代の名建築を訪ね歩くのは、
 映画化もされた『プリンセス・トヨトミ』で
 近代建築への偏愛ぶりを披露してくださった万城目学さん!
 そして、
 著書『天才たちの値段』が大評判になった門井さんは、
 万城目さん以上の建築マニアさん!

 おふたりの“建築漫遊記”は
 2010年2月14日、
 《大阪散歩》から始まります。

「おおさかァ~よいとこッ♪」
「がるがるるぐっるる!」(←訳:DX建築もいっぱい!)

 その後は、
 2010年7月の《京都散歩》、
 2010年10月の《神戸散歩》、
 2011年6月の《横浜散歩》、
 2011年12月には
 万城目さんいわく『日本近代建築のお膝元』の《東京散歩》、
 そして、スーパーデラックスな《あとがき対談》は2012年1月、と
 五つの都市を二年で回り、
 見学した建築が52軒、という、
 豪華にして悠然たる建築の旅……!

 建築好きさんなら、
 いいなあ~!!と溜め息ついちゃうくらいの、
 優雅な御旅行ですね♪

「ばらえてィにィ、とんだァたびッ!」
「ぐるぐるがるがるる!」(←訳:たくさん見学しました!)

 民間のビル、
 大学の講堂、
 カフェや洋館、
 官公庁のビル、
 百貨店、
 造船施設、
 駅舎……
 《見るべき近代建築》って、
 各都市にけっこう多くて、驚かされます。

 また、万城目さんと門井さん、
 褒めたたえるだけじゃなくて――

「だめなところはァ、だめェッ!」
「がるっるぐるるる!」(←訳:とハッキリ言います!)

 《あとがき》では、
 万城目さん門井さんの『MIB(Most Impressive Building)』が
 発表されているんですよ。
 おふたりの心をとらえた名建築は、
 どの都市の、
 どんな建築なのでしょうか?

「どれもォ、よいィからァ~♪」
「ぐるる!」(←訳:迷うね!)

 建築マニアさん、
 アート好きさん、
 万城目さん&門井さんのファンの方々も、
 それぞれに楽しめる新機軸な《建築探究》BOOK!
 ぜひ一読、
 いえいえ、必見!必読!いたしましょう~♪

「たびのォ、おともにもォ~♪」
「がるぐる!」(←訳:最適です!)




 

 

 
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ミラクル?のお裾分け♪

2013-01-12 22:56:02 | 美味
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 みらくるゥ、かもーんッ!」
「がるる!ぐるるーがるがる!」(←訳:虎です!ワンダーミラクル!)
「ふァいッ! こちらをォ、どうぞォ~♪」

  

 こ、こんにちはっ、ネーさですっ!(←動揺中~!)
 んまあああっ!
 出たわ!
 出ましたわよ!
 上の画像は、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、

    《願いのピノ》!

 『森永』さんのアイスクリーム《 pino チョコアソート》ボックスから、
 超絶レアといわれる星の形をしたピノが出てきましたー!

「おほしィさまでスゥ!」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:皆さま願い事を!)

 受験生さんも新成人さんも、
 チビッ子ちゃんもオトナも、
 皆々さまの願いが叶いますように~!

「うむッ? うむうむッ!」
「がる~!」

  

 ……あのぅ~?
 テディちゃ、虎くん?
 何してるんですの?

「もッとォ、はいッてませんかァ!」
「ぐっるぐるるるる!」(←訳:もっと願いのピノ!)

 そうね!
 箱の中に、まだまだ入っているかもしれないわ、星形ピノ!
 それで、どう? あった?

  

「ないィでス!」
「がるっるー!」(←訳:無かったー!)

 ふぅ~…さすが《願いのピノ》、
 そんなにザクザク入ってるわけはない、んですね。
 でも!
 新春早々出会えるなんて縁起上々~♪ってことで!

 小さくてもミラクルなラッキーが
 この文章を読んで下さっている皆さまのもとへも――

「とどけェ~!」
「ぐるがるる~!」(←訳:飛んでゆけ~!)

 では、ハッピーな休日を!


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