テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ つもりつもりゆく雪 ~

2020-10-11 22:15:59 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 くんくんッ! よいィかおりィ~!」
「がるる!ぐるる~!」(←訳:虎です!旬だね~!)

 こんにちは、ネーさです。
 長野県産のリンゴ《秋映》が
 フルーツ売り場を紅色に染めたら、
 秋も深まってきたしるしですね。
 リンゴの香りにうっとりしながら、
 さあ、本日の読書タイムは、
 こちらの御本を、どうぞ~♪

  



      ―― 図書館の子 ――



 著者は佐々木譲(ささき・じょう)さん、
 2020年7月に発行されました。
 影山徹さんによる幻想的な表紙装画には
 目を奪われてしまいますね♫

「さッ、さむそうゥ~!」
「ぐるるがる?」(←訳:季節は真冬?)

 この御本に収録されているのは、

 『遭難者』
 『地下廃駅』
 『図書館の子』
 『錬金術師の卵』
 『追奏ホテル』
 『傷心列車』

 という短編6作品です。

 収録順に読むのもよし、
 題名が気になった作品から読むのもよし……
 ですが、ここは、
 表紙画中央の情景に敬意を表し、
 また、表題作品でもある
 『図書館の子』
 から読み始めてみましょうか。

 そこは、北国らしき、或る町――

「きたかぜェ、つよいィ~でス!」
「がるるぐるるがるる!」(←訳:朝から気温も低いよ!)

 寒い戸外へ、
 厚いコートを着て、
 ゴム長靴をはいて、
 ひとりの少年が出掛けてゆきます。

 少年の名は、クルミ。

 いえ、本名じゃありません。
 目や髪の色がクルミ色をしているので、
 お母さんや叔母さん、
 同級生からも、
 クルミ、と呼ばれているのです。

「くるみくんッ、どちらへェおでかけェでスかッ?」
「ぐるがる?」(←訳:学校かな?)

 学校へ行って、
 その後は、
 お母さんが迎えに来てくれるまで、
 叔母さんの家で過ごす、のが
 クルミ少年の習慣です。

 けれども、
 叔母さんがお仕事で忙しい今日、
 う~ん、クルミ少年は
 どこで過ごしたものか……?

「あッ! そうだッ!」
「がるるるる!」(←訳:閃きました!)

 お母さんが思いついたのは、
 図書館。

 お母さんが迎えに行くのを、
 図書館で待っていればいい、と。

 言われた通り、
 学校の授業が終わって、
 クルミ少年はひとり、
 図書館へ向かいますが。

 朝方からの風はいっそう強まり、
 雪も激しさを増すばかり。

「どうしようゥ~…!」
「ぐるがる!」(←訳:不安だよ!)

 クルミくんと、図書館。

 そこで奏でられる
 不思議な旋律は、
 他の5つの物語の奥底でも
 確かに響いているようです。

 著者・佐々木さんのファンの方々はもちろん、
 ミステリアスなお話が好きな活字マニアさんにも
 おすすめの一冊です。
 クルミ少年を描いた愛らしい表紙画を目印に、
 本屋さんで、図書館で、
 ぜひ、探してみてくださいね~♪

 
 
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~ 《ゆめ》のアメ珠 ~

2020-10-10 23:06:34 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふォむむむゥ~…ねむいィ~でスゥ~…」
「がるる!ぐるるるる~…」(←訳:虎です!眠いよねえ~…)

 こんにちは、ネーさです。
 ああ、眠い……
 台風のせいなのでしょうか、
 生き物は気温が低くなると眠くなる、
 という説もあるそうですが、
 ついウトウトしがちな日の読書タイムは、
 こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪

  


 
      ―― ゆめぎんこう ――


 
 著者はコンドウアキさん、2020年10月に発行されました。
 月刊誌『MOE』2020年6月号の
 付録として制作された小さな絵本が、
 大好評を得て、ついに書籍化!
 付録版よりひとまわり大きくなって
 書店さんに並びました。

 という訳で、あらためての御紹介ですよ。

「わはッ♪ おいしそうゥ~♫」
「ぐるる……がる?」(←訳:これは……アメ?)

 《ゆめぎんこう》。

 銀行、とはいっても、
 《ゆめぎんこう》が扱うのは
 金利だとか貸付けだとか外貨とかではなく、
 《ゆめ》です。

 お客さまの《ゆめ》を買って、
 《ゆめ》のアメに変え、
 そのアメを売るところ、です。

「すッごいィ~のでスゥ!」
「がるるるるるぐるる!」(←訳:数え切れないアメが!)

 人気の《ゆめ》、
 不人気そうだけれど
 実はけっこう必要とされている意外な《ゆめ》などなど。
 
 お客さまの期待に応えるべく、
 今日も《ゆめぎんこう》店主のぺんぺん さんは、
 お仕事に励みます。

 と、そこへ。

「おでんわァでス!」
「ぐるるるるる!」(←訳:依頼人さんだ!)

 《ゆめ》を買い取って欲しい、
 というお客さんからの依頼を受け、
 ぺんぺんさんはお出掛けします。
 依頼人さんのお家へと。

 はたして、
 依頼人さんがぺんぺんさんに託した
 《ゆめ》とは……?

「ふァいッ! これいじょうゥはァ~!」
「がるるるぐる!」(←訳:ネタバレ厳禁!)

 ぺんぺんさんの、《ゆめぎんこう》。

 棚の上には、
 色とりどりの《ゆめ》のアメが
 虹のような光を宿して
 お客さまに選んでもらうのを
 静かに待っています。

 著者・コンドウさんの描く水彩画は美しく、
 私たち読み手も、
 《ゆめぎんこう》に飛び込みたくなりますね。

「くださいィなッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:ゆめのあめ!)

 書店さんに並んだばかりの《ゆめぎんこう》は、
 早くも大人気となって、
 重版が決定したそうです。
 
 人びとのこころに
 するるっと入り込んでくる《ゆめ》のアメの、
 優しくも甘やかなものがたりを、
 皆さま、ぜひ♪





   では、ここで週末恒例のオマケ画像も、じゃじゃん!
   
   『ユーラク』さんの
   《トースト専用ブラックサンダーこんがり雷神》!
   「ふァ?こんがりィ??」
   「がーるる??」(←訳:トースト??)
   知人さんからのいただき物なんですけど、
   ブラックサンダーの工場でしか販売していない
   レアな御品らしいです。
   「わふふッ!たのしみィ~!」
   「ぐるるるがる?」(←訳:どんな味かな?)
   美味しいもので元気を補給して、
   どうか皆さま、穏やかな休日を♫
   
 
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~ 最強の星のもとに ~

2020-10-09 23:31:08 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 そろそろォ、はろうィ~んッ♪」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!今年はお家で!)

 こんにちは、ネーさです。
 お家で過ごすハロウィーンに向けて、
 デパ地下やスーパーマーケットでは
 ハロウィーン用のお菓子がひしめいていますね。
 可愛いなぁ♪買っちゃおうかしら♫なぁんて
 あちこちのお店をチェックしつつ、
 さあ、読書タイムも抜かりなく。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

  


 
     ―― シャネル CHANEL ――



 著者は川島ルミ子さん、2020年7月に発行されました。
 『シャネルを変えた8人のレジェンドと生きている言葉』
 と副題が付されています。

 ココ・シャネルさんこと
 ガブリエル・ボヌール・シャネルさん(1883~1971)。

 フランスのモード史上でも唯一無二、
 没して半世紀を経た現在に到っても
 大きな影響力を持つクリエイターとして、
 広く知られている御方ですね。

「しゅッぱつてんはァ、ぼうしィ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:帽子から衣服へ!)

 1909年春、パリ17区に
 ココ・シャネルさんはお店を開きました。

 といっても、
 それはドレスや香水のお店ではなく、
 高級帽子店でした。

 このとき、ココ・シャネルさんは
 まだ25歳。
 財産はなく、
 ファッション界での実績もない彼女が、
 どうしていきなりパリに
 お店を構えることが出来たのかというと。

 そこには、或る大富豪さんの存在が。

「わおゥ! せんけいのォめいィ、ありィ!」
「がるぐる!」(←訳:慧眼だね!)

 ココ・シャネルさんのセンスを
 理解し、評価し、後押ししてくれた
 男女8人。

 この御本は、いわゆる
 “シャネルの生涯を辿る伝記本”ではありません。

 ココ・シャネルさんを主役としながらも、
 同じ時代を生き、
 彼女の人生を決定付けた人々に光を当てた
 “人物評伝集“というべきでしょうか。

 本文の、第1章に登場するのが
 フランスの大富豪、エティエンヌ・バルサンさん。

 第2章では、イギリス人実業家の
 アーサー・カペルさん。

 第3章では、フランス社交界の女王
 ミシア・セールさん。

 第4章では、作曲家ストラヴィンスキーさん。

 第5章では、ロシア貴族の
 ドミトリー・パブロヴィッチ大公。

 第6章では、詩人のピエール・ルヴェルディさん。

 第7章では、英国のウエストミンスター公爵。

 第8章では、花型イラストレーターの
 ポール・イリブさん。

「ふわわッ! ゆうめいじんッ!」
「ぐるるるるぅ!」(←訳:セレブリティ!)

 大富豪に大貴族、
 社交界の女王。

 いったいシャネルさんは
 どうやってそんな人物たちの知己を得たのか、
 知り合って以降
 どんな風に親しくなっていったのか、
 そして、
 彼/彼女たちから何を学び、
 自身のクリエイティビティを深化させていったのか、
 シャネルさんの“名言”を織り入れながら、
 著者・川島さんは綴ってゆきます。

 もうね、これが本当に面白くって、
 私ネーさ、一気読みでした!

「わかりィやすくてェ!」
「がるるぐるるるっる!」(←訳:しかもドラマチック!)

 ウエストミンスター公爵や
 ミシア・セールさんとのお話は
 聞き知ってはいたんですけれど、
 実業家カペルさんとの馴れ初めについては
 この御本で初めて知りました。

 シャネルさんの《最愛のひと》って、
 そうかぁ、カペルさんだったのね……。

「こいびとォ?」
「ぐっる?」(←訳:親友?)

 恋人であり、
 親友であり、
 同志でもあり、
 ソウルメイト。
 そのすべてであって、
 どれとも違う、
 かけがえのない《誰か》。

 まるで運命の星に魅入られたかのように
 シャネルさんが次々に《誰か》と出会ってゆく物語は、
 ノンフィクション好きな方々に、
 伝記好き&歴史好きな活字マニアさんにも
 おすすめです。
 どうかぜひ、一読してみてくださいね♪
 
 
 
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~ とびぬけて、《異色》! ~

2020-10-08 23:31:06 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 さむむッ! ふゆものォ、ださなくちゃッ!」
「がるる!ぐーるるっるがるー!」(←訳:虎です!ヒートテックどこー!)

 こんにちは、ネーさです。
 突然の寒さへの対抗アイテムは、
 ヒートテックやフリースジャケット、厚手のソックス。
 しっかり武装したら、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらのアンソロジー作品を、どうぞ~♪

  



        ―― ドクターM ――



 編者は関根亨さん、
 著者は収録順に、海堂尊さん、久坂部羊さん、
 近藤史恵さん、篠田節子さん、知念実希人さん、
 長岡弘樹さん、新津きよみさん、山田風太郎さん、
 2020年7月に発行されました。
 『医療ミステリーアンソロジー』と副題が付されています。

「たんていィさんはァ、おいしゃさんッ?」
「ぐるるるるがる!」(←訳:看護師さんかも!)

 題名からもお分かりのように、
 この御本は
 《医》にまつわる短編ミステリ8作品から構成されています。

 近年、上記の8人の著者さんの中で、
 医療ミステリのリーダー的存在、といえば、
 デビュー作『チーム・バチスタの栄光』が
 ベストセラーとなった海堂尊さん……ですが。

 ここは敢えて、
 山田風太郎さんの作品に
 スポットライトを!

「にんじゃッ!」
「がるるぐる!」(←訳:伊賀と甲賀!)

 そうよね、
 ニンジャマスターたちが縦横無尽に闘い合う
 《忍法帖》シリーズは山田さんの代表作ですし、
 時代物、ミステリ作品も
 得意としておられました。

 それにしても、
 ここに収録されている作品は、
 怪作というべきか、
 奇作というべきか……。

「いちばんッさいごッ!」
「ぐるるるがる!」(←訳:オオトリです!)

 『厨子(ずし)家の悪霊(あくれい)』――

 御本のトリを飾るこの作品の発表年は、
 1949年(昭和24年)。
 
 そして……ええ、もうスパッと言っちゃいましょう、
 なんとこの『厨子家の悪霊』は、
 コナン・ドイルさん著『バスカヴィル家の犬』への
 オマージュ作品?!?

「おおおッ!」
「がるるぅ!」

 しかも、そこに
 ”雪上の足跡“という、
 ディクスン・カーさんばりの
 密室要素や、
 “名家内部の疑心と偽装”という
 横溝正史さんか小栗虫太郎さんか的な要素も
 豪快に投入!

「ふわァ~…もうゥ、びッくりィでス!」
「ぐるるがるるぐるるるる!」(←訳:こんな作品があるなんて!)

 第二次世界大戦が終わってまだ間もない頃の、
 山形県の或る村で
 異様な事件が起きました。

 警察を困惑させ、
 当地随一の名家・厨子(ずし)家に影を落とす
 『厨子家の悪霊』とは、
 バスカヴィルの魔犬にも劣らない
 怖ろしい狂犬……なのでしょうか?

 はたして、悪霊の正体は。

「どこどこまでもォ~…!」
「がっるるるぐるる!」(←訳:びっくりは続くよ!)

 山田さんの作品には、
 現在ではNGとされる用語や描写も含まれていますが、
 まずは、なぜNGなのかを考えるためにも
 一読してみてくださいね。

 8人の作家さんそれぞれの医療ミステリと、
 編者・関根さんによる解説も併せて、
 ミステリ好きさんに、おすすめです。
 ぜひ、手に取ってみてくださいな♫
  
 

 
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~ 出口への道しるべ ~

2020-10-07 23:30:20 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふァ~…きんもくせいィがァ、ちッちゃうゥ~…!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!台風のせいだ!)

 こんにちは、ネーさです。
 ちょうど1年前でしたね、
 ラグビーW杯に日本中が沸いている最中に
 大型台風が襲来して、
 甚大な被害をもたらしたのは……
 今回は何の被害もありませんようにと願いつつ、
 さあ、読書タイムです。
 本日は、危急の場合に頼りたいこちらの御本を、どうぞ~♪

  



       ―― 疫病退散 ――



 著者は島田裕巳(しまだ・ひろみ)さん、
 2020年9月に発行されました。
 『日本の護符ベスト10』と副題が付されています。

「うむゥ? それッてェ、もしやッ??」
「ぐるるるがる?」(←訳:アマビエさま?)

 そうね、
 SNSでの小さなつぶやきから
 アッと言う間に日本中に、
 いえ、海外へも広まった
 《アマビエ》さま。

 その驚異的な拡散ぶりに、
 私たちはあらためて、
 《護符》というもの、
 21世紀の現在になっても
 如何に人びとが心細さを感じて
 《護符》を求めているのかを
 身に染みて知ることになりました。

 そして、この2020年という年に
 大注目を浴びたのは
 《アマビエ》さまでしたが、
 歴史を振り返れば……

「わおゥ! しらなかッたでス!」
「がるるるぐるるる?」(←訳:こんなにいろいろ?)

 『日本の護符ベスト10』として
 この御本で紹介されているのは、

 《角大師(つのだいし)》
 《牛頭天王(ごずてんのう)》
 《蘇民将来(そみんしょうらい)》
 《天刑星(てんけいせい)》
 《鍾馗(しょうき)》
 《虎狼狸(ころうり)》
 《アマビエ》
 《件(くだん)》
 《摩多羅神(またらじん)》
 《源為朝(みまもとのためとも)》。

 御本の表紙にもなっている《角大師》さまは、
 ええ、目にした記憶があります。

 《牛頭天王》さまは、
 泉鏡花さんの作品にも登場するわね。

 《蘇民将来》さまと《鍾馗》さまは
 お祭りでは人気者ですし、
 《虎狼狸》さま、《件》さま、《摩多羅神》さまは
 時代小説で描かれたりもしていて……。

「ふァいッ! ゆうめいィでスゥ~!」
「ぐるがるぐるる……?」(←訳:でもこのひとは……?)

 10の《護符》のうち、
 異例とも言えるのは、
 《源為朝》さま、
 いえ、為朝さん、と敢えて親しくお呼びしたい
 源氏の武将さんです。

 浮世絵では人気のキャラである為朝さんが、
 どういった経緯で《護符》になったのか、
 著者・島田さんは
 鮮やかに解き明かしてゆきます。

 苦難にも逆境にも決して膝を屈しない
 生命の力、
 孤島で生きる人々に
 生きる力を与えた為朝さんの“強さ”を。
 
「じじつとォ、でんせつゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:不思議な融合!)

 長いトンネルに出口が見えてくるのは、
 いつになるのか――

 『疱瘡(ほうそう)』退治に
 大いに力を発揮したという
 為朝さんの略伝をはじめ、
 大スターになってしまったのに
 まだまだ謎が多い《アマビエ》さまの物語、
 様々なバリエーションを生み出す
 《角大師》さま誕生秘話など、
 《護符》のエピソードは
 日本の歴史と直結しています。

 出口の光が見えてくる日を待ちながら、
 《アマビエ》さまファンの方々、
 歴史好きな活字マニアさんも、
 ぜひ、手に取ってみてくださいね♪

 
 
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― 東京ミュゼめぐり ―

2020-10-06 22:46:56 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 かせいィ、どこォでスかァ~??」
「がるる!ぐるるるるぅ!」(←訳:虎です!見えないよぅ!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日2020年10月6日は、火星大接近!
 で、夜空を見上げてみれば、
 ……雲が。
 仕方ありません、雲が切れるのを待ちながら、
 さあ、読書タイムと参りましょう。
 本日は、こちらのアートブックを、どうぞ~♪

  


 
    ―― 別冊太陽 東京と美術。 ――



 別冊太陽スペシャル2020年春号は、
 2020年5月に発行されました。
 『東京が集めてきた、最高の“美“のアーカイブ』と
 表紙に大きく書かれていますように、
 東京都内に拠点を構えるミュージアムが紹介されています。

「まずはァ、ここッ!」
「ぐーるるがるぐる!」(←訳:トーハクからだよ!)

 トーハクこと
 東京国立博物館。

 この御本では、
 トップバッターにして写真も解説文もたっぷり、
 という特等席を与えられています。

 国宝、重要文化財と美術品の収蔵数は、
 約11万7000点!
 文句なく日本最大級であり、
 本館・東洋館・法隆寺宝物館・平成館など
 展示施設もジャンルごとに多数!
 
 先日もちょっと触れましたが、
 本館正面エントランスの大階段は、
 ドラマ『半沢直樹』の重要なシーンに
 たびたび登場したことで
 すっかり有名になりましたね。

「てんじょうゥ、たかいィのでス!」
「がるるぐるる!」(←訳:重厚な石造り!)

 大階段以外にも、
 貴賓室へのドア、
 本館北側ロビーの照明や窓など、
 トーハクには”細部の美“がた~くさんひそんでいます。
 見逃さないでくださいね。

 そして、東京国立博物館に続く
 日本美術の美術館として挙げられているのは、

 根津美術館(港区南青山)
 山種美術館(渋谷区広尾)
 出光美術館(千代田区丸の内)など……。

「せいようゥ~びじゅつゥはァ?」
「ぐっるるがるぐる?」(←訳:やっぱりここかな?)

 ル・コルビュジエさんが設計し、
 世界文化遺産に登録されている
 国立西洋美術館は、
 ええ、建築見学も楽しめるミュージアムです。

 また、今年はふたつの美術館が
 “生まれ変わり”ました。

 ブリヂストン美術館から
 アーティゾン美術館へ(中央区京橋)。

 東郷青児美術館から
 SOMPO美術館へ(新宿区西新宿)。

「もねさんッ、ぴかそさんッ!」
「がっるるるるぐるる!」(←訳:ゴッホさんの名作も!)

 私ネーさとしましては、

 伊藤若冲さんの代表作品群を蔵する
 宮内庁三の丸尚蔵館(千代田区千代田)、

 葛飾北斎さんの作品展示を専門とする
 すみだ北斎美術館(墨田区亀沢)、

 それに、
 近代~現代の名作写真が集まる
 東京都写真美術館(目黒区三田)も
 推したいわ♫

「ふゥっ!
 とうきょうゥのォ、あッちにもォ、こッちにもォ~」
「ぐるがぅる!」(←訳:一流ミュゼ!)
「あしがァ、ぼうにィなりそうゥ~!」

 日本美術、西洋美術、近代美術、現代美術、
 浮世絵、民芸・工芸、服飾、
 写真、版画、絵本、など
 それぞれの美術館の
 特長や見どころを中心に編集された
 都市・東京のミュージアム・ガイドは
 眺めているだけでも
 心が浮き立ちます。

 この御本に掲載されていない美術館も
 たくさんあるんですけれど、
 この秋、東京旅行を予定しているアート好きさんは、
 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
 
 
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~ ほんのり甘くて、ほろりと苦くて ~

2020-10-05 23:24:06 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 いだいィなるゥ~ぱいおにあァ!」
「がるる!ぐーるるがる!」(←訳:虎です!モードの詩人!)

 こんにちは、ネーさです。
 アジアの美を世界に広めた先駆者・KENZOさん……
 あまりにもショックで、
 訃報を信じたくありません。
 今はただ賢三さんの素晴らしい業績を偲びつつ、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

  


 
 ―― ベスト・エッセイ THE BEST ESSAY 2020 ――



 編纂委員は、角田光代さん、林真理子さん、
 藤沢周さん、町田康さん、三浦しをん さん、
 2020年8月に発行されました。
 2019年に雑誌や新聞等に発表されたエッセイ作品の中から
 77篇を選出、収録した“ベスト”本です。

 実は、今日は別の作品を用意していたんですけれど、
 KENZOさんのニュースを聞いたら、
 どうしても御紹介したくなった作品があって……

「うむゥ?? どれェでスかァ??」
「ぐるるるがっるるる?」(←訳:たくさん載ってるよ?)

 それは、本文194ページの、

 『まばたきをするように』。

 著者は、辻村深月さんです。

「あッ、ありましたでス!」
「がるるる!」(←訳:これだね!)

   この秋、都内のある学校の学園祭で、
   私の著作が劇になり上演された。

 という一文から始まるエッセイは、
 “或る作家さんの学園祭訪問記”と申せましょうか。

「それはァ、おもしろそうゥでスゥ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:作者さんもドキドキ!)

 9月の日曜日、
 辻村さんと担当編集者さんは
 その学校を訪ねました。

 丁寧に迎え入れられ、
 講堂の席に案内されて、
 辻村さんが目にしたものは。

「ぜんりょくゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:全身で前進!)

 場面によって出演者を休ませる
 ペース配分など考えない。
 声の抑揚はぎこちないけど、
 そこがいい。
 小道具も凝っている。

 クライマックスでは、
 原作者の辻村さん御自身が涙してしまったほど。

「はくしゅゥ~!」
「ぐるっるる!」(←訳:良かったよ!)

 観劇後、
 辻村さんは自分が高校生だった日々を
 想い起こします。

 あの頃と、
 こうしている今と。

「むかしィ~だけどォ?」
「がるぐるるがるる?」(←訳:つい昨日のような?)

 辻村さんが見た若き学生さんの現在と未来に、
 私ネーさは、
 高田賢三さんの文化服装学院の学生時代、
 パリでのデザイナーのタマゴ時代から
 チャンスをつかんで
 大きな飛躍を遂げた時代のお話などを
 思い出しました。

 《過去》と《未来》、
 《現在》のかたち。
   
 甘くも苦くもある
 ひとの“思い”が刻まれた77篇、
 エッセイ好きな活字マニアさんに
 おすすめの一冊です。
 ぜひ、一読してみてくださいね。
 
 
 
 
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~ 夢址を歩む ~

2020-10-04 23:34:29 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 がんばれェ、きりんッ!」
「がるる!ぐるるるる~!」(←訳:虎です!踏ん張ろう~!)

 こんにちは、ネーさです。
 休止期間を経て再開された
 大河ドラマ『麒麟がくる』は、
 日曜夜の視聴率バトルで
 現在ちょこっと苦戦中……ということで、
 本日の読書タイムは、
 『麒麟』さんを応援すべく、
 歴史ノンフィクション作品を御紹介しますよ。
 さあ、こちらを、どうぞ~♪

  



      ―― 日本の山城を歩く ――



 編者は かゆみ歴史編集部の皆さん、
 監修は小和田哲男(おわだ・てつお)さん、
 2020年6月に発行されました。
 『隠された名城』と副題が付されています。

「ひめじィじょうゥ?」
「ぐるるるがる?」(←訳:名古屋城とか?)
「おおさかァじょうゥ?」

 ええ、そうですね、
 《お城》という単語からイメージされるのは、
 姫路城や、名古屋城、大阪城……といった、
 石垣の上に建物がそびえていて、
 天守閣も備えている《近世城郭》でしょうか。

 しかし、
 最近は事情が変わってきた、と
 監修者・小和田さんは
 御本冒頭の『はじめに』で解説しています。

   戦国期と近世の山城――
   土塁(どるい)や、堀、
   石垣しか残っていない山城に
   人々の関心が集まっている。

   山城に
   ようやく市民権が与えられた!

「てんしゅかくゥ、なくてもォ~」
「がるる~!」(←訳:大歓迎~!)

 高層建造物である天主(天守)と
 礎石建物、
 石垣を用いた《近世城郭》を
 誕生させたのは織田信長公であるとされています。

 それ以前の、
 古代山城(7~8世紀)、
 南北朝時代の山城(14世紀)、
 戦国時代の山城(15~16世紀)は、
 お城……というよりも、
 砦(とりで)に近い構造物でした。

 古代の山城の殆どは、
 役目を終えて無人になると
 いつしか土に埋もれ、
 姿を消してしまいますが……

「のこッてまスよゥ!」
「ぐるるるるがるるる!」(←訳:戦国時代の山城はね!)

 この御本で取り上げられているのは、
 戦国時代に築かれた山城20城。

 1章『山城を楽しむ』
 2章『大名の居城』
 3章『攻城戦の舞台』
 4章『発掘整備が進む城』
 5章『石造りの山城』
 
 と5つの章に分けて、
 日本各地の山城の、
 所在地・築城年・縄張図・復元イラストなどが
 掲載されています。

「あッ! ここはッ!」
「がるるる!」(←訳:ご近所だ!)

 そうなのよね、
 私たちも驚いたことに、
 ここ八王子の
 『滝山城』が載っています!

 八王子市民は『滝山城址(たきやまじょうし)』
 と呼んでいるあの土地が、
 これほどにも大規模な山城だったなんて、
 知りませんでした……!
 
 でも、こんなに立派なお城を、
 城主の北条氏は棄てちゃったのよね……

 で、新しく作ったお城に引っ越して、
 そうしたら秀吉さんの小田原攻めの余波を喰らって、
 あえなく落城……。

「うむむむゥ~…!」
「ぐるるるがる~…」(←訳:戦国の闇だね~…)

 ローカルなお城はともかく、
 全国の歴史マニアさんに
 ここ!行ってみたい!と思わせるのは、
 おそらく、本文54ページの……

 春日山城(かすがやまじょう)。

「ふァいッ! いッてみたいィ~でス!」
「がるるぐる!」(←訳:ここがあの!)

 上杉謙信公が、
 景勝さんが、直江兼続さんが、
 このお城に暮らしていたのね…って、
 復元イラストをガン見してしまいましたよ。
 広い、いえ、広大なスケールの山城だわ。

「さすがはァ、けんしんさんッ!」
「ぐるるがる~!」(←訳:眺望も良好~!)

 歴史好きな活字マニアさんのみならず、
 大河ドラマファンさんも
 時間を忘れて見入ってしまう
 《山城》入門書は、
 建築好きな方々にもおすすめですよ。
 ぜひ、一読してみてくださいね~♫
 
 
  
 
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~ 光を探せ ~

2020-10-03 23:29:14 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 いたりあァでェ、はじまりィましたでス!」
「がるる!ぐるるがるぅ!」(←訳:虎です!ジロが来たぁ!)

 こんにちは、ネーさです。
 《ツール・ド・フランス》と世界選手権が終わったと思ったら、
 《ジロ・ディ・イタリア》が今日から開幕となりました。
 欧州では新型コロナウィルス感染再拡大中とと聞きますが、
 選手さん&スタッフさんの無事を祈りつつ、
 さあ、読書タイムです。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  



    ―― アインシュタインの戦争 ――



 著者はマシュー・スタンレーさん、
 原著は2019年に、日本語版は2020年7月に発行されました。
 英語原題は『EINSTEIN'S WAR』、
 『相対論はいかにして国家主義に打ち克ったか』
 と日本語副題が付されています。

「たッ、たいへんッ!」
「ぐるる~!」(←訳:理系だ~!)

 そうね、
 週末の読書タイムはのんびりモードで行こう♫
 なぁんて考えていましたのに、
 どっしりヘヴィな大物さんが
 やって来ちゃいましたよ。

 《相対性理論》……
 ああ、私ネーさには
 とても太刀打ちできそうもない難敵です。

「そこはァ、だいじょぶゥ!」
「がるるるるるるぐる!」(←訳:理系でなくてもOK!)

 ええ、実はそうなんです。

 この御本の内容は、
 いうなれば、

 “アインシュタインさんと《相対性理論》が世に出るまで“。

 《相対性理論》に関する記述はありますが、
 著者・スタンレーさんが力を注いでいるのは、
 アルベルト・アインシュタインさん(1879~1955)と
 彼を取り巻く学者さんたち――
 つまり、
 《人間》です。

「いぎりすゥのォ、かがくしゃさんッ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:大陸の学者さん!)

 21世紀の現在からみれば、
 まことに不思議千万なのですが、
 19世紀~20世紀初めにかけて、
 英国の科学界には
 ↓こんな考え方が根付いていました。

   物理学のスーパースターといえば、
   アイザック・ニュートンさん!

   ニュートンさんが拓いた物理学の地平を、
   さらに推し進め、
   新たな世界への道筋を示してくれる天才は、
   ニュートンさんと同じく
   この英国から出現するにきまってる!

 なので、
 ドイツ生まれの無名の科学者さんなんて、
 相手にしてもらえない。

 加えて、
 時代が時代です。

「せんそうゥ!」
「がる!」(←訳:弾圧!)

 《相対性理論》の完成を目指しつつも、
 病気を抱え、
 夫婦の間には亀裂が生じ、と
 私生活では迷走気味のアインシュタインさん。

 そんなアインシュタインさんに手を差し伸べ、
 《相対性理論》の発表に
 助力を惜しまぬ英国人学者さんも
 存在しました。

 アーサー・スタンレー・エディントンさん(1882~1944)。

「いちりゅうのォ、かがくしゃさんッ!」
「ぐるるがるるぐるるるるる!」(←訳:20世紀最高の天文学者さん!)


 アインシュタインさんと《相対性理論》が
 いかにして
 世界へと船出していったか。
 
 大海へと漕ぎ出したものの、
 そこで彼らを待ち受けていた壁とは。

 文系さんのこころをくすぐり、
 理系さんの探求心をも刺激する
 《相対性理論》が歩んできた道の物語を、
 ぜひ、一読してみてくださいね~♪




   では、ここでオマケ画像も!
   
   『ロッテ』さんの
   《乳酸菌ショコラ》がリニューアルしましたよ。
   さっそくパクリ!
   「うむッ!おいしィ!」
   「がるぐるる!」(←訳:甘さ控えめ!)
   寒暖差がキツ~い10月初旬です。
   身体を冷やさぬようにして、
   皆さま、どうか穏やかな休日を♫
 

 
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~ 東京に、生きる ~

2020-10-02 22:24:40 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ゆれるゥ~すすきィ!」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!河原でゆさゆさ!)

 こんにちは、ネーさです。
 お月見の宴が過ぎても、
 近所の河川敷では
 ススキの穂が波のように揺れていますよ。
 これも秋の風物詩だなぁ~と眺望を楽しみながら、
 さあ、本日の読書タイムは、
 こちらの御本を、どうぞ~♪

  


 
      ―― 東京老舗の名建築 ――



 著者は二階さちえ さん、2020年6月に発行されました。
 ↑この題名と、表紙のお写真から、
 ええ、分かっちゃいますよね。

「とうきょうゥ、ッてェいうよりィ~…」
「ぐるるがるる!」(←訳:これはお江戸!)

 江戸の町景色とは
 こういうものだったろうか、と
 観る者の空想力を掻き立てる
 由緒ある東京の名建築。

 古い建築物なんて
 そこらじゅうにあるさ、というのは、
 ここ日本に於いては、
 言いたくても言えないセリフなのですが、
 何故ならば――

「もくぞうゥ、なのでス!」
「がるぐるるる!」(←訳:火に弱いんだ!)

 御本冒頭の『はじめに』で、
 著者・二階さんは分析しています。

  東京には
  江戸の味を今に伝える老舗飲食店が
  たくさんあるけれども、
  創業当時の姿を留めているお店は
  数少ない……。

  その理由は、3つ。
  
  一つ目は、関東大震災。
  1923年(大正12年)9月に起こった地震により、
  首都圏とその周辺の建物10万棟以上が
  倒壊したり、
  火災で焼失したのです。

  二つ目は、東京大空襲。
  1945年(昭和20年)の
  アメリカ軍による爆撃は
  東京区部だけでも60回以上も行われ、
  首都・東京の木造建築の多くが
  炎に呑み込まれてしまったのでした。

  そして三つ目は、
  1986年(昭和61年)から
  1991年(平成3年)にかけての
  バブル景気。
  都心の土地は法外な値段で売却され、
  新しいビルに建て替えられることに……。

「うううゥ! もッたいィないィ~!」
「ぐるがるぅ!」(←訳:残念だよう!)

 地震と、戦争と、バブル景気。
 3つの災難を乗り越えた建物は、
 少数ではありますが、
 存在します。

 表紙を飾る、
 『虎ノ門大坂屋砂場』さん。

 日本最古といわれる居酒屋、
 神田の『みますや』さん。

 江戸川乱歩さんも通った
 古書店街の天麩羅屋
 『はちまき』さん。

 モザイク壁画が
 暖色の照明に浮かび上がる
 『ビヤホールライオン銀座七丁目店』さん。

「うゥ~むゥ! どのォおみせもォ~」
「がるるぐる!」(←訳:お見事です!)

 地震や戦災に屈せず
 世紀を超えて生き残った建物は
 奇跡のような存在です。
 それにまた、
 建物を守り、
 維持してきた各お店の継承者さんたちも、
 奇跡的な存在でしょう。

 第1章では神田・根津、
 第2章では人形町・銀座・渋谷、
 第3章では浅草・森下、と
 東京の町に点在する
 名建築たちのあで姿を、
 皆さま、ぜひ、ご覧になってくださいね~♪

  
 
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