写真は2013/2/3「黒島」<o:p></o:p>
写真:引き潮のときはリーフが出現する宮里海岸<o:p></o:p>
黒島二日目も夏日の良いお天気。「颯爽と自転車で・・・」と書いたものの、気温は上昇し、降り注ぐ太陽光に時折めまいがしそうです。とても日よけにならない帽子なので、太陽光線が気になるけど、木陰や建物など日差しを避けるものはまったくゼェロー♪ こりゃ、夏はきっと大変だわ。冬に来て良かった。
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写真:全長354mもある伊古桟橋<o:p></o:p>
外周道路にある「伊古桟橋(いこさんばし)」は、1925年に造られたかつての玄関口で、国の有形文化財に指定されています。まっすぐ長く伸びた桟橋からは、海の大パノラマを見ているような気分になります。
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東筋集落から「黒島灯台」に向かう道もまっすぐ伸びた一本道がいい感じです。両側には人口(200人あまり)の10倍いるという牛さんたちがの~んびり。近くには友達のシラサギも多くいます。
写真:牛とサギは仲良し<o:p></o:p>
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また小さい島なのに多いのが「御嶽(おん)」(※通常「うたき」と呼ぶ地域が多い)と呼ぶ聖地で、なんと12ヶ所以上あります。古来より島の暮らしが大変だったこと、そして人々の信仰と祈りの深さを感じます。
写真:小さな島の要所要所にある「御嶽(おん)」<o:p></o:p>
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昼過ぎにパーラーあーちゃんでかき氷を食べた後、「貝細工をしている家」に連れて行ってもらうことになりました。実は朝食の時に、(自称?)「黒島の杉良太郎」というおじさんから「家で貝細工をしているから、時間があったら寄ってみて」とお誘いを受けていたのです。
写真:黒島灯台の前は一面の珊瑚礁<o:p></o:p>
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てっきり「貝細工のお店」なのかと思ったら、奥様が趣味で作っているとのこと。ご夫婦は冬の3ヵ月を奥様の実家であるこの家で過ごし、良太郎さんは釣りが大好きなので充分楽しめますが、奥様は時間つぶしのために?自己流ではじめたそうです。
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貝拾いからはじまって洗ったり干したり、そして選んでデザインして製作するまで、すべて手作りのオリジナル作品です。「メルヘンの世界が大好き」と言われるように、とっても愛らしいです。あいよっこは一番簡単というペアのフクロウに挑戦しました。
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<o:p>写真:「メルヘンの世界が好き」という奥様の貝細工<o:p></o:p></o:p>
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良太郎さんの楽しい話は、民宿オーナー・あ~ちゃんのお父さんが「この島で唯一のウミンチュ」ということに及びました。
「ヤシガニが居る所はジメジメ・うっそうとしていて、ハブも多く危険がいっぱいだが、まったく怖がらないでどんどん行くのは彼だけ。『3度噛まれているので免疫ができているから大丈夫』と言っている」らしいです。
写真:あいよっこ作品「ダイエット前&後のフクロウ」
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ウミンチュの主な仕事は、夜岩かげで眠っている魚を、素潜りしてヤリで突くこと。「彼はこれまでに、オオダコのラブラブ現場を2度見たらしい。2匹は互いに垂直に立ち腕や脚をからませていたらしい。命の営みがとても神々しい感じでタコのカップルを捕れなかった、らしい」と話しました。
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そうして2時間があっというまに過ぎて、なんとか貝細工が完成! 自分では「可愛い&モダン」バージョンを作ったつもりだったけど、奥様からは「なんだか(あいよっこの)ダイエット前とダイエット後のフクロウみたいね~」と言われ、一同爆笑! ダイエット後のフクロウさんになるのはいつのことやら・・・・。<o:p></o:p>
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写真:中心部にある唯一のお店「たま商店」
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