写真撮影はすべて2016/12/29
柏島ではマグロ・タイなどの養殖がさかん
昨夜は「ホテルベルリーフ大月」で、「ああ年の暮れに、四国の果ての温泉に入っているなあ」と妙に感慨深かったです。ここはリーズナブルで、お料理もグッドでした。
ホテルから柏島はすぐです。本島と柏島を結ぶトンネルを抜けると急に風が強くなりました。気温がそれほど低くなくても強風だと島って寒いのですね。湾内ではいけすが広がり、マグロ・タイなどの養殖がおこなわれています。
鳥たちが一斉に飛び立ち始めたので、「ええっ、なに?なに?」と見ていると、年配の女性が近寄ってきました。船で餌を撒いているそうで、「私もあの仕事をしていた。簡単そうに見えるけど、とてもしんどいよ」と話しました。
たしかによく見ると白い船を取り囲むように鳥たちが羽ばたいています。きっとこの美しい海で育った魚たちはおいしくて、いずれブランドになるかもしれませんね。ダイビングやシュノーケリングは島の反対側なのでしょうが、車が通れる道はなさそうで、風も強くて寒いので今回は行くのをあきらめましたぁ。
さてさて「四万十川といえば?」と聞くと「たしか日本一の清流でしょう?」と答える人は多いはず。おそらくあいよっこもそう言います。ところがWikiの「国土交通省:全国一級河川の水質現況」(いわゆる「清流ランキング」)ではな~んと122位!(平成21年度)、だから水質が特に良いわけではないのです。
お隣の「仁淀ブルー」で有名な仁淀川のランキングのほうがかなり上位なのですね。ま、ランキングといってもなにをどう調べるのか、にもよるし、年々違ってきますから・・・。
この四万十川の清流イメージは、昭和58年にNHK「NHK特集」で「日本最後の清流」と紹介したことによるといわれます。かなり昔なのに映像メディアの影響って強いのですね~。
ですが単に水質だけでなく、四万十川の素晴らしいのは、ダムが少ないことによる豊かな生態系、沈下橋などの生活文化がしっかり残る景観など、やはり日本を代表する魅力的河川であるのは間違いありません。
*** 明日に続く ***
トンネルを抜けると美しい景観が広がっている
白い船がえさを撒くと鳥の群れが・・・
「稲荷神社のアコウ」
江戸時代・承応元年(1652?)に八丈島から4本移植したという。
強風のために育ちが悪く横に伸びているが巨樹として残っている
樹齢300年?
赤い色がちょっと異国風な稲荷神社
「島はいつも風が強いよ~」と働き者の女性
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