あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

奈良県中南部―いつの時代も重要な場所でした

2009-07-17 22:52:24 | かむなびの山々*五條市&天川村

 

 

              写真:比叡山「龍が池」でモリアオガエルの卵を発見!    

           逆光で見えにくいですが、たくさんあるよ。

 

 

 あいよっこの旅ログでは風景や植物の写真が多く、動物・鳥・昆虫などは残念ながら少ないです。大好きなのに、少ないわけは? そうです、自分の思い通りにはいかないからです。動くものは「探すこと・待つこと」が必要で、実はこれが苦手です。「ここで探してはたして本当にいるのか?じ~~っと待っていれば必ず来るのか?」とってもじれったくてできません。それほどイラッチではないと思うのですが・・・。

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 写真:堀家住宅の前にあるのは、柳ではなく、しだれ桜みたいです。

 

 

偶然鳥や昆虫たちが撮れると「やったあ~!」と(心の中で)小躍りしています。そんなわけで、<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:奈良県五條市;" Address="五條市">五條市</st1:MSNCTYST>とは関係ないのですが、710日に行った比叡山・横川(よかわ)の「龍が池」で見つけた「モリアオガエルの卵」(最初の写真)を見て!見て! 

 

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ときおり雨模様だったので泡の塊が崩れて、トロトロと下に落ちかかっているものもあります。水面近くの葦(?)をたばねて、産み付けているものもありました。でも見上げるほどの高さです。3~4m 上から池に落ちるのは相当衝撃も強いでしょうに。 

 

 

モリアオガエルは樹木に卵を植えつける習性が珍しいのですが、湖沼の上に小枝を張った樹木がある、という環境が少なくなり、繁殖地が天然記念物等に指定されているところが多いようです。

 

                                                                               写真:堀家住宅の隣にある味わいのある民家  

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さてお話を<st1:MSNCTYST w:st="on" AddressList="29:奈良県五條市;" Address="五條市">五條市</st1:MSNCTYST>に戻します。市内のF旅館に宿泊し、次の朝向かうのは南の方角です。梅の名産地「賀名生(あのう)梅林」はやはり梅の季節に来ることにして、道路横にある「賀名生の里歴史民族資料館」に車を停めました。

 

 

新しくりっぱな資料館を外から眺めて通り過ぎると、年代を感じさせるかやぶき屋根に、「皇居」という扁額(へんがく:横に長い額)がかかる堀家住居があります。 

 

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「こんなところに皇居?」という疑問はもっともです。なんとここが「南都」、つまり後醍醐天皇から4代続く天皇の皇居として使われた住居です。

 

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       写真:五輪塔を包み込むような見事なカエデ

 

延元元年(1336)足利尊氏に追われ吉野に向かった後醍醐天皇は、途中に立ち寄ったこの地の居心地が良くて、皇居としました。現在も住居として大切にされているため、内部の見学は年2回実施されますが、申し込みが必要です。<o:p></o:p>

 

 

 

堀家住宅の西側後方に登っていくと、後醍醐天皇の側近であり、公家方の代表でもあった北畠親房(きたばたけちかふさ)のお墓「五輪塔」がひっそりと立っています。(写真)その傍らには、南朝擁護のために命をかけた里の住人を祀る「二百十人塚」があります。<o:p></o:p>

 

 

 

塔の正面に立つと、まず目に飛び込んでくるのが前景にある10本のカエデ。息を呑むような形の良い大きな枝を伸ばしています。なかには樹齢200年の大樹もあり、きっと紅葉もすばらしいはず。<o:p></o:p>

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 R168の分水嶺でもある「天辻峠」、道の駅「吉野路大塔」を超えて、大塔温泉の手前を左に入ります。いっきに細い山道に突入しました。<o:p></o:p>


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